ボーナスの使い道!世間一般的にどう使われているのか気になったので調べてみました
我が家は主人がボーナスを年2回もらっているのですが、主人が管理しています。
毎回のボーナスで車の税金関係、毎月の家賃を少しでも軽くするために残しているといった感じで、残りは貯金しているそうです。他人ごとですね(笑)
そんな我が家、あまり家族がボーナスの恩恵を受けていないのです(涙)
貯金として残るので、将来的には恩恵を受けると思いますが…
だから私は、世間でのボーナスの使い道がとても気になりました。
そこで今回は、一般的なボーナスの使い道について調べてみました!
ボーナスの使い道がわからない人も、ボーナスがすぐになくなって困っている人もぜひ参考にしてくださいね。
ボーナスの使い道
まず、ボーナスを支給される人全体で、どんな使い道をしているのか気になったので調べてみることにしました。すると、次のような結果になっていました。
ボーナスの使い道ランキング
ボーナスの使い道ランキングは様々な調査会社が行なっているものやアンケートなどがあります。
ここでは、インターネットアンケート調査に強い、マクロミルを参考 にさせてもらいます。
2019年の夏はボーナスをどう使うか調査していました。
調査対象は民間企業の正社員1,000人。さらにその中で、ボーナスの支給が見込めると回答した人です。
ボーナスの支給が見込める人は、約84パーセントでしたので、840人の回答と単純に考えました。
それでは上位5位から見ていきましょう。
※()内は前年度2018年の同時期調査 と比較
第5位・・・子供の教育費17%(17%、5位)
第4位・・・ローン返済24%(21%、4位)
第3位・・・外食25%(22%、3位)
第2位・・・旅行29%(28%、第2位)
第1位・・・貯金70%(73%、第1位)
前年と比較しましたが、あまり変わりがありませんね。
1位と2位の差が歴然です。
群を抜いて、堅実に貯金をしている人が多いですね。
貯金をする理由は
・安心感を得る
・老後のため
・病気や失業に備える
その他に、近い将来でレジャーや旅行のための貯金、子供の教育費としてなど、様々ありました。
他のアンケート調査の結果を調べて見ても調査人数などは異なりますが、やはり貯金が半数以上を占めている結果になっていました。
個人的な感想として、貯金できるのが羨ましいです(笑)
ボーナスの使い道は独身・家族・世代でどう異なる?
先ほどは、世間一般でのボーナスの使い道をご紹介しました。
次に独身や家族と言うように、ボーナスを支給されている人の条件を絞った場合の使い道ご紹介したいと思います。
私が色々なボーナスの使い道のアンケートなどを見て、こんな使われ方が一般的に多かったというものをお伝えしますね。
独身の場合のボーナスの使い道
まだ、家庭を持たない独身の場合「自分のことにお金をかけられていいな」と思うママやパパさんも多いのではないでしょうか。
私も独身の頃は自由気ままに使っていました(あの頃に戻りたい・・・)
独身男性の場合
*貯金
独身の場合も堅実な方が多いですね。特にボーナスの使い道として目的がない場合は、とりあえず貯金をしておく人が多いです。
もちろん、目的があって貯金をする場合もありますよね。
その場合は、結婚資金、高価な買い物をするための貯金という目的が多数でした。
*生活費の補填やローン返済
自由に使えていいなと思いましたが、自由であるがゆえ独身のうちにマンション、車やバイクなど、趣味に当てることもできます。自由に購入できてしまうので、そのローン返済に当てる人が多いのですね。
*スーツや靴、腕時計などの高級品
普段の給料ではなかなか手に入らないアイテムですね。
オーダースーツやオーダーシューズ、それから高級腕時計など、仕事へのモチベーションが上がるアイテムを購入する人も多いです。これから仕事にも箔のつく時期に自分への投資とも考えられますね。
*PCなどの電子機器
PCやタブレットは値段こそピンキリです。スキルアップや副業の目的で、よりハイスペックな商品を求めるために購入する人もいるようでした。
家電量販店でも、電子機器がよく売れるのはボーナス時期だということなので、納得です。
*ギャンブルや飲み会
自由に使えるお金があれば、時間も自由に使えるといったところでしょうか。
ひとときの使い道ですね。
ボーナスの時だけ、投資金額を決めてパチンコや競馬などをする人もいました。普段からやっている人は投資金額をアップして楽しむ人もいるのでしょうね。
また、学生時代の友人と飲みにい行ったり、会社の人との飲みに行ったりなども、普段よりお店のランク上げ、高価なお店で楽しい時間を過ごす人もいます。
独身女性の場合
*貯金
独身男性と同様に、堅実に貯金へ回す人が多いです。女性の場合は、結婚への意識も男性より高いので、結婚資金として貯金をする目的が多数でした。残ったボーナスは自分へのご褒美として使うことが多いようですね。
*旅行
旅行は全体のランキング2位に入っていました。独身女性には人気です。
韓国、台湾、シンガポールなどアジア圏でボーナスの範囲内で収まる場所が人気なようです。
私たち女性は、楽しい計画を立てるのは大好きですよね。お盆休みも近いことから、ボーナス前から早めに計画を立てて旅行を楽しむ独身女性は多いのでしょうね。
*女子力アップ磨き
普段のお給料ではなかなか行けないエステや脱毛サロン、また百貨店の高価なメイクアップ用品購入に当てることが多いようです。
エステや脱毛はホームケア商品なども購入すると数十万ほどする場合もありますから、月々ローンを組んで苦しい思いをするなら一括で支払おうと考える人が多いです。
コスメに関しても、月々の生活費で買うのが苦しい人は、ボーナスの時期にまとめ買いをする人が多数いました。
独身女性は、外での出会いもたくさんあります。魅力的な女性になるための自分磨きは大切ですよね!
*憧れのブランド品購入
ルイ・ヴィトンやエルメス、プラダなど、海外のハイブランド品。お目当の商品をボーナスで購入するために仕事を頑張る独身女性もまた多いですね。
ブランド志向の独身女性には、自分へのご褒美として最高ですね!
*スキルアッップ
堅実に貯金をする独身女性は、将来もっと収入を増やせるように、スキルアップにつながることにボーナスを当てるという人も。
例えば資格取得のためにスクールや教室に通ったり、教材を購入したりという人も多いようです。
また近年は、投資が人気だそうです。投資スクールなどに通って財テク術を身に付け、投資で貯金を増やす独身女性も多いそうです。
家族の場合のボーナスの使い道
家族の場合はボーナスの使い道はどうなのでしょうか?家族といっても、ボーナスをもらっている人はパパだけに限らない場合もあります。
ここでは、家族のパターン別にボーナスの使い道をお伝えします。
専業主婦家庭の場
合
まず子供がいる専業主婦の場合は、一般的に家族みんなで楽しめることに使う人が圧倒的でした。
夏休みのレジャーや旅行の予定に当てたり、子供やパパの衣服類を購入などが多数。あとは貯金に回すという家庭が多かったです。
しかしボーナスのやりくりや管理は家庭によって異なってきますよね。
ボーナスは
・全てママに預けられる
・一部を預けられる
・全てパパが管理
「パパのボーナスが出てもママには無関係」という家庭では、パパが外食に誘ってくれたり、旅行の計画をしてくれたりと、普段できないことをしてくれることでボーナスへの恩恵を感じるという主婦の方の意見もありました。
一部を預けられるママさんは、少しはプチ贅沢として自分のことに使うというママさんの意見がありましたよ。
一方、子供がいない専業主婦の家庭では国内旅行や温泉、お互いが欲しいと思っていた商品の購入などに当てるそうです。
しかし将来子供を考えている夫婦は、大胆にボーナスを使うわけではなく、しっかり貯金にも備えます。
共働き夫婦ほど経済的に余裕はないので、プチ贅沢のためにボーナスを使ったあとは、将来のために貯金をしようという傾向にあると言えますね。
子供あり、共働きの場合
ここでは子供がいる家庭でパパもママもボーナスが支給されるにケースに絞ってみます。
パパがママにボーナスを全額を渡して管理をママにお願いするケースが多いようです。
子供がいるママの目線としては、子供の教育費(私立学校入学や塾など)として貯金をする意見が多かったです。将来の子供への備えですね。
そのため、ママ自身のボーナスも家計に入れる家庭が多数です。
二人のボーナスを合算して、教育費の貯金額を決める。
残った分は家族の楽しみとしてレジャーや実家への帰省費に使うことが多い傾向でした。
この使い道は、上の専業主婦の家庭と同じ使い方ですね。
子供がいると、やはり楽しみなイベントは外せないですよね!
財布が一緒でない家庭の場合は、二人でそれぞれ貯金額を決めて、残った分は家族の楽しみのために使おうというルールを決めている家庭もありました。
教育費としての貯金、楽しみとして使うお金と明確に分かれていますね。
子供を持たない共働き夫婦の場合
子供がまだいない、または子供を持たないと選択した夫婦は、お金にも余裕が生まれることが多いですよね。
そのため、その時その時で楽しめることを二人ですることが多いようです。
例えば、高級なディナーへ行ってみたり、海外旅行に行ってみたりなどが多数でした。
経済的に余裕があるので、今楽しめることを追求し、充実した生活のためにボーナスを使うことが多い印象でした。
年代別でみるボーナスの使い道
何でも使える?!20代
20代は、まだ独身の人や結婚をしていても夫婦だけという年代が多いのではないかなと思います。
独身の場合の使い道で紹介した使い方や、自分の趣味などに思う存分使う人が多かったです。
それ以外では、服やアクセサリーなどのファッション関係、それから両親へのプレゼントに使うという意見もありました。
しかし、ボーナスを全部を使い切るという方はあまり見受けられず、一部を好きなことに使った後は、漠然と貯金をしておくという人が多いようです。
貯金額を決めてから好きなことに使うのではなく、好きなことに使った後に貯金となるので、明確な貯金額がないのが特徴的でした。
一人暮らしの場合は、生活の為にという部分が垣間見られます。毎月の家賃の補填で残しておいたり、家電製品を買い足したりという使い道がありました。
家庭を持って夢もある30代
30代に入ると、結婚をして家庭を持つ人も多くなりますね。
30代だと、まだ子供が小さい場合が多いと思います。
子供が小さいうちは、旅行やレジャーでいろいろな体験をして欲しいという考え方の人が多いため、家族で楽しむことにボーナスを使う家庭が多いようです。
また、家族が増えるとマイホームやマイカー購入も目標に入ってくる年代とも言えます。
子供との思い出作りのための使い方をしながら、人生の買い物のための貯金にも備える家庭が多いでしょう。
子供にまだお金がかからない時期に貯金をしておこうという意識になる年代と言えます。
安定してるが制限も多い40〜50代
子供が大きくなって、マイホームも購入。ボーナスの額も20代から比べたら多くなって、安定した生活をしている年代とも言えます。
しかしその分、住宅ローンや固定資産税など、家を維持するためにボーナスが当てられる家庭も多いです。
また、子供の学費のために貯金を意識していく家庭も多いと言えます。特に私立高校や大学は学費が高いので、ボーナスを学費に当てることが必須にもなってくるのではないでしょうか。
そして50代ともなると、自分が歳をとるように自分の両親も歳をとってきます。
そうすると今度は介護のためにまとまったお金が必要になってくるケースも出てきます。
この年代は、ローン返済、学費、介護費用が主なボーナスの使い道になってきます。
ボーナスの額次第では、この3点にプラス貯金に回せる家庭も出てくるのかもしれません。
使い道がわからない!そんな時のボーナスの使い道は?
貯金あれば憂いなし!目標を決めよう
あなたは、ボーナスをすぐに使ってしまうタイプでしょうか?
それとも全額貯金するタイプでしょうか?
ボーナスの使い道は人それぞれで、また使い道も一つではないはずです。
ライフスタイルやライフステージで使い方も変化もしていきます。
ボーナスの考え方をこう変えてみるのはどうでしょう?
「いつも支給される当たり前のお金」ではなく、ボーナスはあくまで臨時収入。
生活費の足しと考えるより、将来のための貯金をする。
どんな人生でも、まとまったお金が必要になってくることがあります。
例えば結婚、出産、夢のマイカーやマイホーム購入。それから何か自分で持っている夢を叶えるため。
そんなの全く考えていない場合でも、自分の病気や怪我で入院するかもしれないですし、自分の老後だってあります。
だから、「将来何があってもいいように貯金をしておく」のは大切な考え方です。お金はあるに越したことはないです。
かと言って、全てを貯金に回しては楽しみな面が隠れてしまいます。
自分へのご褒美、投資、友人との交際、またはストレス解消など自分の生活を充実させるという面でボーナスを何に当てるのかを考えてみましょう。
「半分は貯金。残りは好きなことに使う」
というように、まずは貯金の目標を決めてから、残りの使い道を検討することをオススメします。
まとめ
いかがでしたか?
ボーナスの使い道は年齢や生活環境などで変化していきますね。
ボーナス自体、自分が頑張って働いたご褒美です。
ボーナスで普段できないことに使うのも、ご褒美をあげるのもいいでしょう。
しかし、将来を見据えた貯金も大切なことがお分りいただけましたでしょうか。
でもあまり「貯金、貯金!」と切り詰めても生活が楽しくなくなります。
貯金の目標と楽しみに使うこと
メリハリをつけながらボーナスを有効活用してくださいね!