専業主婦になるための方法

「働くの嫌だな、専業主婦になりたいな」って思っていませんか?

・結婚したら、仕事を辞めたい。
・子どもが生まれたら専業主婦になりたい。

こう考える人って、多いと思います。

私も子どもを出産して、2人の子どもが小学校に上がるまでは専業主婦をしていました。

子どもが小学生になったのをきっかけに一度は社会復帰しましたが、高齢の両親と同居するようになり、父が亡くなったのをきっかけに母の面倒を見ることになったので、今はまた専業主婦をしています。

仕事をしていたときは、専業主婦になりたいな~と思っていました。
でも、いざ専業主婦になってみると、しばらくしたらまた仕事をしたいな~と思うこともありました。

そこで専業主婦と兼業(けんぎょう)主婦の両方を経験したトモが、
専業主婦になるために、

  • 覚えていて欲しい事
  • 考えて欲しい事

などを紹介します。

専業主婦になりたいな~と思っている人はこの記事を参考にしてみてくださいね。

専業主婦になるためには夫の理解を得よう

専業主婦への第一歩は、夫の理解を得ることです。

我が家もそうだったのですが、子どもが生まれるまでは私にも稼いでほしいというのが、主人の本音だったみたいなんです。
私自身も仕事が嫌だったわけじゃないので、結婚後も働き続けました。

しばらくして妊娠していることがわかったのですが、妊娠がわかってから子どもがある程度大きくなるまでは専業主婦になりたいなという気持ちに変わりました。
今思うと、実家から離れて暮らしていたため、近くに頼れる人がいなかったので、誰かに子どもを預けられる環境がなかったというのも専業主婦になりたいと思った大きな理由だった気がします。

夫も妊娠がわかってからおなかにいるときから子どもがかわいくてしょうがなかったみたいで、私に働いてほしいという気持ちはなくなったようです。

我が家のように、妻が身軽な間は一緒に働いてほしいと思う夫は多いかもしれません。
そのため、夫婦円満な状態で専業主婦をめざすためには、まず夫の理解を得ることが大切です。

夫の理解を得るため大切なのは、夫の本音を知ることです。
口では専業主婦になってもいいよと言いながら、本音は仕事を続けてほしいときもあります。

仕事を辞めたことが原因で喧嘩にならないように、まずはお互いの本音を確かめ、以下のことも十分考えてから専業主婦になるようにしてくださいね。

ここでは今共働きをしている人向けに紹介します。
これから旦那を探す!という人は、「俺が稼ぐんだ!」という人を見つけてくださいね。

夫の収入だけでやりくりができるか考えよう

専業主婦になるということは、今まであった自分が稼いでいた収入がゼロになるということです。
専業主婦になる前に、夫の収入だけで生活することが可能なのか、夫の収入だけでやりくりができるのかを考えてみましょう。

今は自分も稼いでいるので、自分のお小遣いも自分の収入から得ることができていますよね?
でも専業主婦になるということは、それもなくなるということです。

自分が稼いだお金を、自分で自由に使うのは、あまり負い目を感じません。
でも専業主婦になってしまうと、夫が稼いだお金を自分のお小遣いとして使うことに、ためらいを感じてしまうこともあります。

そういう環境になってしまうことも含めて、

『夫の収入だけで生活をすることが可能なのか』
『大きな出費があったときのために、貯蓄をすることが可能なのか』

など、お金に関する生活プランをしっかり考えておきましょう。

急な出費が必要になったときに対応できる貯金があるか

共働きなら、夫の入院などで一時的に収入が減ったとしても、妻の収入で生活することができます。
でも夫の収入だけで暮らしていると、夫の収入がストップしてしまったり、急に大きな出費が必要になったときは、貯金などから補填しなくてはいけません。

貯蓄がゼロの状態で専業主婦になってしまうと、想定外の出費が必要になったときに生活ができなくなってしまうかもしれないんです。
専業主婦になりたい場合は、ある程度の貯蓄があると安心できますね。

将来の子どもの教育費など準備できるか

私が専業主婦になったときは夫の収入も多かったので、生活に困ることもありませんでしたし、子どもを連れていろいろなところに遊びに行く余裕もありました。
でも子どもが大きくなってくると、子どもに習い事をさせてあげたり、高校、大学の進学のために、私も働いたほうがいいのかな?と考えるようになりました。

子どもが小学生の頃は、そんなに教育費がかかるということはありません。
しかし高校や大学で私立の学校に通うことになると、かなりの教育費が必要になります。

将来、子どもが欲しいと考えている場合は、子どもの教育費を準備できるかということを考えておく必要があります。

専業主婦は楽しい?専業主婦のメリット・デメリット

家事をしながら、外で働くというのは簡単なことではありません。
私も共働きをしていたときは、

「専業主婦になってずっと家にいられたら楽なのにな~」

とたまに思いました。

でもいざ仕事を辞めて家庭に入ると、

「仕事をしたいな~何かやりがいのあることをしたいな~」

という気持ちが沸き上がってきました。

もちろん経済的なこともありますが、社会人として何か結果を得たいという気持ちもあったと思います。
そこで私が経験した、専業主婦のメリット・デメリットをご紹介したいと思います。

家事と仕事の両立をしなくてもいい

専業主婦の最大のメリットは、家事と仕事の両立をしなくてもよくなったことです。

家事と仕事の両立は大変でした。
兼業主婦だったときは、仕事で疲れて帰ってきてから、お風呂の掃除、食事の用意、後片付けをしなくてはいけなかったですし、普段なかなか掃除をしっかりやる時間がなかったので、休みにまとめてやったりしていました。

休みの日くらいゆっくりしたいな~と思っていても、休みの日にしか家事をゆっくりやることもできなかったので、家事が面倒だなと思うことがありました。

専業主婦になってからは、こまめに家事をやることができたので、汚れをためる前に掃除ができたり、洗濯も天気を見ながらいつでもできたので本当に楽になりました。

食事も、今まではあまり時間をかけずに作ることが多かったのですが、時間をかけて料理をできるようになったのも専業主婦になってよかったと思う点の1つです。

遊びに行く予定を気軽に立てることができる

専業主婦のメリットとしていいな~と思えたのは、遊びに行く予定を気軽にたてられるようになったことです。

今までは仕事が休めるか気にしながら、遊ぶ予定を立てていました。
でも専業主婦になってからは、一緒に遊ぶ相手の予定に合わせることができます。

コンサートなどに行きたいと思ったとき、自分が行きたいと思うところにいつでも応募できるようになりました。

仕事のことを考えずに遊ぶ予定が立てられるようになったのは、うれしかったです。

天気を気にせずいつでも洗濯ができる

何気ないことなのですが、天気を気にせず洗濯ができるのも専業主婦になってから楽だな~と思えた点です。

部屋の中に洗濯物を干せるスペースが少なかったので、天気があまりよくないときは洗濯をためてしまうことが多かったんですね。
でも家にいれば、雨が降ったらすぐに取り込むことができます。

曇りの日でも躊躇なく洗濯ができるようになったので、主婦としてのストレスが1つ減りました。

平日にしかできない用事がいつでも行ける

仕事をしていると、平日にしかできない用事ってなかなか予定が立たなかったりしますよね。
でも専業主婦になると、銀行や役場など平日にしかいけない用事もいつでも行けるようになります。

ただし、家族からも頼まれるようになるので、たまに面倒なこともあります(笑)

自分の収入がないのでお小遣いが自由に使えない

専業主婦になったデメリットの1つにお小遣いが自由に使えなくなったことがあります。

欲しいものや必要なものを買って、すごく嫌味をいわれたということではないんです。
でも自分で稼いでいないという負い目で、自分のためにお金を使うことに躊躇するようになってしまいました。

欲しいものを欲しいときに自由に買えないと思うようになってしまったので、自分のお小遣いがないということが、専業主婦になったからこそ感じるストレスの原因の1つですね。

家事に完璧さを求められる

兼業主婦で家事をしていたときは、多少食事に手を抜いてもあまり文句をいわれることがなかったんです。
でも専業主婦になってからは、家にいるんだから家事をきちんとやるのが当たり前と思われるようになってしまったんですね。

食事、掃除、洗濯はきちんとやって当たり前と思われるようになったのが、とてもストレスになりました。

仕事をしたくなったときにブランクが不利になる

子どもが大きくなると教育費が必要になったので働こうと思った、というお話をしましたが、就職するにあたって、専業主婦をしていた期間のブランクがネックになりました。

面接まではたどり着くのですが、「しばらくお仕事していなかったですよね」といわれてしまうんですね。

そんなことが続いたので、このまま何もしなければ再就職は難しいと思うようになりました。
そこで、これからは仕事にはパソコンが必須だと思い、パソコン教室に通い始めまたんです。
そして、パソコンの基礎を学んでパソコンに関する資格をいくつか取得しました。

私の場合、自分が通っていたパソコン教室でスタッフを募集していたので応募をしたらすぐに採用してもらうことができました。
でもパソコン教室に通うまでは、専業主婦期間が長ければ長いほど、不利になることを実感しました。

将来、社会復帰したいと思ったときに、専業主婦の期間が長ければ長いほど就職に不利になることがあるということも理解しておく必要があるのかなと思います。

専業主婦をしながら稼いでみよう

専業主婦になってよかったと思うことも、楽しいこともありましたが、一番ストレスになったのは金銭的なことでした。
家族に気兼ねなく自由に使えるお金がないというのは、想像以上に私にとってストレスになりました。

そこでおすすめしたいのが、専業主婦でもしっかり稼いでみようということです。
今私は、毎日自宅で家事をしながら生活をしていますが、在宅ワーカーとしてお金も稼いでいます。

通勤時間はゼロですし、時間を自分でコントロールできるので、ストレスもないし、自分で稼いで自分のためにお金を使うこともできるしで、今の生活が今までで一番幸せです。

高齢の母の面倒を見ているので大変なこともありますが、家事だけではなく仕事もあるので、仕事が逆にストレス解消になっていたりします。

自分で稼いだお金は生活費に充ててもいますが、自分のお小遣いにしている部分もあります。
適度に仕事もしているので自分の収入もありますし、家事の時間も十分に取れているので、専業主婦のストレスが解消できるようになりました。
専業主婦もして、かつ自分のお小遣いは確保するというスタイルはかなりおすすめです。

在宅で稼ぐ方法を見つけよう

今はパソコンだけではなく、スマホの普及によっていつでもインターネットに接続できるようになりました。
インターネットの普及によって、外に仕事に行かなくても在宅で稼ぐ方法が広がりましたね。

家にいながら起業をしたり、広告収入を得たり、インターネット回線を使って仕事の納品も簡単にできるようになりました。

在宅で稼ぐとひとことでいっても、今は本当にたくさんの手段があります。
自分に合う手段を探してみましょう。

お小遣いサイトで稼ぐ

お小遣いサイトといって、アンケートに答えたり、ゲームをすることで、ポイントをためてそれを現金に換えることができるサイトがあります。
ある程度稼ぐためには、まめにログインをしてアンケートに答えるなどの必要がありますが、誰でも簡単にお金を稼ぐことができます。

クラウドソーシングで稼ぐ

クラウドソーシングとは、インターネットの回線を利用して不特定多数の企業や人から仕事を受注して、そのままインターネットで納品するスタイルのことをいいます。

私が実際に収入を得ている方法がこのクラウドソーシングです。
クラウドソーシングは、仕事を発注する人と仕事を受注する人がいて成り立っています。

クラウドソーシングで収入を得る主な方法は、仕事を発注する人と受注する人を仲介してくれるサイトがあるので、まずはそこに会員登録をします。

会員登録をすると、誰かに仕事を発注したい人は、受注してくれる人を探すことができますし、仕事をしたい人は発注している人を探すことができます。

自分の生活スタイルやどれくらいの収入が得たいのかによって、仕事の量を調整することができますし、納期さえしっかり守れば、生活している時間帯のどこで、どれくらいの時間作業に充てるかを自分でコントロールすることができます。

仕事は常に自分で探す必要がありますが、家にいながら収入も得ることができるので、専業主婦のいいところと、仕事をして収入を得るという両方のいいところを取る生活をすることが可能になります。

ブログを運営して稼ぐ

ブログを運営している人はたくさんいますが、自分のブログに企業の広告を表示させることで収入を得ることができるようになります。
このようなやり方をアフィリエイトといいます。

アフィリエイトには、広告収入だけではなくて、自分のブログで商品を紹介して、自分のブログから商品を購入してもらうと報酬が入るなどさまざまなしくみがあります。

アフィリエイトで収入を得る場合、すぐに結果が出ない場合もありますし、長期で運営してもなかなか収入につながらないこともありますが、やり方次第では1か月に100万円以上の報酬を得ている人もいます。

直接仕事を請け負うのではなく、こういった形で報酬を得ることも可能です。

将来仕事がしたくなったときのために自分を磨いておこう

今は仕事をしたくない、専業主婦になりたいと思っているかもしれませんが、将来もう一度仕事がしたいと思う日が来るかもしれません。
実際に、私も子どもたちが2人とも小学生になるまでは専業主婦をしていましたが、子どもたちが学校にいる時間が長くなってきたときにもう一度仕事がしたいな~と思うようになりました。

専業主婦が長かったので、再就職は簡単ではありませんでしたし、仕事と育児と家事のかけもちは簡単ではありませんでしたが、仕事をしている充実感と達成感を味わうことができました。そして、年月を重ね、今また専業主婦として家にいられるのは、一度社会復帰をしてそのときに仕事をやり切ったという満足感を味わったからだと思っています。

今は専業主婦になりたい、専業主婦でいたいと思っている人も、いざ専業主婦になってみると、やっぱり仕事がしたいと思う日が来るかもしれません。

そのときのために、家にいても将来の自分のために自分磨きをしておくことをおすすめします。
家にいるからこそできる勉強をしたり、自分の趣味を極めたり、ボランティアに参加したりするなどの経験は、将来の自分のために役立つ日が必ず来ます。

専業主婦で時間が取れるようになったときは、ぜひ自分磨きも忘れないようにしてみてくださいね。

まとめ

専業主婦と兼業(けんぎょう)主婦に両方の経験から、私が感じたことや、専業主婦のメリットやデメリット、また専業主婦をしながら収入を得る方法などについてご紹介しましたがいかがでしたか。

隣の芝生は青く見えるもので、兼業主婦をしていると専業主婦にあこがれて、専業主婦をしていると、外で仕事をしたいと思うことがあります。
人生は一度きりなので、自分がしたい人生を選ぶことは大切です。

専業主婦の道を選んでも、兼業主婦の道を選んでも、自分に後悔のないような決断をしてみてくださいね。

 

 

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