パソコンの資格があると転職に有利?元パソコン教室のインストラクターがお答えします!

就職や転職を考えている。
会社でもっと認められたい。

そんなとき、パソコンの資格が欲しいと思うことありませんか?

こんにちは、元パソコン教室のインストラクターのトモです。

もうかなり前の話ですが、
私が転職活動をしていたら、

ハローワークの職員が他の就職希望の方に

「パソコンが使えないと転職は難しいですよ」

といっているのを聞いたことがあります。

その当時の私はパソコンの使い方を知らなかったので、とても不安になったのを今でもよく覚えています。

それから十数年たちましたが、今はさらに、パソコンが使えないと転職が厳しくなってきていますね。

そんな時代だからこそパソコンの資格をとって、転職や就職・会社での立場を有利にしたいという人が増えてきているのだと思います。

でも本当に、資格があると有利なんでしょうか?

頑張ってとっても、それが無駄になってしまったら大損ですよね。

そこで、本当にパソコンの資格があると有利なのか?
資格って取るべきなのか?

ということを中心に、元パソコン教室のインストラクターだったトモが、パソコンの資格と転職の関係について詳しくご紹介します。

パソコンの資格があると転職に本当に有利なのか

昔はパソコンを使うのは、事務職ぐらいでした。
でも今は、それ以外の部署でも当たり前にパソコンが使われるようになりましたね。

そのため、パソコンをほとんど使わないという部署でも、まったく使えないとなると転職に不利になることがあります。

では逆に、パソコンの資格を持っていると本当に転職に有利になることはあるのでしょうか。

事務の仕事をする場合、パソコンは不可欠です。
でも、今は書類を作成するだけではなく、商品や製品などの管理、自分の勤怠管理もパソコンで行っていることがあります。

パソコンは詳しくなくても、簡単な文字入力程度は必要になってくるんですね。

そんな時に資格をもっていれば、自己申告でなく、客観的な事実としてパソコンを使えることを証明することができます。

ただし多くの会社で希望しているのは、資格があることではなくて、業務に支障がない程度にパソコンを使えるかということです。
もちろん高度な知識を持っている人を求めているケースもあります。

それによってパソコンの資格が有利になる場合と、特に資格はなくても自己申告で問題ない場合があります。

自分が転職をしたいと思っている会社や部署で、どの程度のパソコンの能力が求められているかを、ある程度把握しておく必要があるんですね。

パソコンの資格取得をすすめる理由とは

『パソコンは使えますか?』

転職や就職などで、よく質問される言葉ですね。

でも、ひとくちにパソコンが使えるといっても、そのスキルには大きな幅があります。

●パソコンのスキル例

  • インターネットで調べものができる
  • メールが使える
  • 関数を駆使してエクセルを自由に使いこなせる
  • ホームページが作れて、更新ができる
  • プログラムができる
  • などなど…

実は『パソコンは使えますか?』と質問をする人はパソコンに詳しくありません。
パソコンを普段から使っている人は、『パソコンはどれくらい使えますか?』とか『〇〇はできますか?』と質問しますからね。

そして、パソコンに詳しくない人に、『〇〇ができる』と答えても、あまり伝わらないことが多いんです。
でも『〇〇の資格を持っています』と答えることができれば、他の人とはどこか違うなと思ってもらえます。

パソコンの資格を取得するメリットは、ここにあるんですね。

もちろんパソコンに詳しい面接官にも、資格を持っていることを伝えることで、他の人よりもアピールできますよ。

パソコンが使えるってどの程度使えればいいの?

パソコンがどの程度使えればいいのかという点については、会社がどの程度のレベルを求めているかによって全く違います。

たとえば派遣会社に登録すると、そのレベルを知るために、パソコンについてのスキルを自己申告するスキルシートというものを書くことがあります。
word、Excel、Power point、Accessといったソフトの種類別に、自分が使いこなせる機能を『使えないまたは自信がない』『ある程度使える』『問題なく使える』などの段階で書くようになっています。

派遣会社はそのスキルシートを見て、企業の求めるスキルを持っている人に仕事を紹介しているんですね。

ハローワークや求人誌などでも、企業が求めるパソコンスキルを詳しく掲載するようになってきています。

●パソコンができる人の求人募集例

  • 文字の入力ができる人
  • プログラムの開発ができる人
  • WEBページの作成・管理ができる人

そして、『WordやExcelが使える人』という感じですね。
プログラムやWEBページ関連については特殊なので、パソコンを使えるか?という質問は、WordやExcelが使える人かどうかというレベルのことが多いです。

しかしExcelは機能がたくさんあるため、単純に『使えるか?』という質問では対応しきれなくなっています。
そのため、求人で、『エクセルの〇〇の機能が使える人』という記載をされていることが増えてきました。

どの程度パソコンを使えればいいのか知るには、求人票や求人誌にこのような記載がないかを確認するといいですよ。

記載がない場合は、直接会社に確認してみてくださいね。

パソコンスキルがあっても入社してから勉強は必要

先ほど書きましたが、会社が求めているパソコンのスキルは、会社によってまったく異なります。

私の場合、仕事上マイクロソフトオフィススペシャリストの2012バージョンはマスターを取得して、そのあと2013バージョンのwordとExcelはエキスパートをとりました。
他にはパソコン検定は準2級を取得しています。

だからそれなりに自信があったのですが…
派遣で事務の仕事をしたときに、自分のスキルが足りていないと痛感したことがあります。

私がいたのは、Excelを普段から使う部署でした。
みんな毎日使っているためか、私より数倍も使いこなしているんです。
私が名前だけは知っているという機能を普通に使っていたので、最初から使い方を調べたりと、正直なところ周りについていくだけで精一杯でした。

会社によっては、また勉強しなおすことも必要だということを、覚えておくといいと思います。

パソコン資格はどの機能が使えるか証明することができる

パソコンの資格があると便利なのは、パソコンのどの機能を使えるかを客観的に証明することができることです。

パソコンの資格によってどの機能についての試験なのかがある程度決まっているので、資格がその機能を使える証明になるんです。
面接官が試験の内容を把握している人であれば、比較的簡単にパソコンのスキルを伝えることができるので、資格があると転職に有利になることがありますよ。

転職のためにおすすめのパソコン資格

では、具体的にはどんな資格を取ると転職に有利になるのでしょうか。
会社でパソコンのスキルを求める場合は、パソコンの知識よりも効率的にパソコンが使えることを求められる場合が多いです。

そのため、元パソコンインストラクターの私がおすすめしたいのは、以下の2つの資格です。

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

マイクロソフトオフィススペシャリストは、通称MOS試験と呼ばれることがあります。
Microsoft Officeというものをご存知でしょうか。
仕事で使いそうな、パソコンソフトをソフトをひとまとめにしたものです。

●Microsoft Officeに入っているソフト

  • 文章作成ソフト-Word(ワード)
  • 表計算ソフト-Excel(エクセル)
  • プレゼンテーションソフト-PowerPoint(パワーポイント)
  • メールソフト-Outlook(アウトルック)
  • データベースソフト-Access(アクセス)
  • など

MOS試験はMicrosoft Officeの中のソフト別に用意されていて、それぞれのソフトを使うことができるかを証明する資格です。

【画像】MOS
http://mos.odyssey-com.co.jp/index.html

試験はそれぞれソフトを実際に起動して、問題の指示に合う操作を行う形で行われます。
全部の資格を取得するためには、それぞれ別の試験として受験する必要があります。
また、WordとExcelはスペシャリストレベルとエキスパートレベルの2種類があり、求められる操作範囲が異なるので、別の試験になっています。

MOS試験は世界共通なので、日本以外の国でも通用する資格です。
パソコンが使えるかを証明する資格として一番ポピュラーな資格だといえます。

ICTプロフィシエンシー検定(P検)

ICTプロフィシエンシー検定は、以前はパソコン検定と呼ばれていた資格です。
パソコン検定は、WordやExcelのスキルを証明するというよりも、浅く広くパソコンの知識を証明する資格です。

【画像】P検
https://www.pken.com/

試験内容は、次のような技能に関する問題が文章で出題されます。

●P検で試される技能

  • タイピング
  • パソコンの基礎知識
  • WordやExcelといったofficeの知識

回答方法は、パソコンでマークシートのような形式で、正しいものを選択する形で行われます。

タイピング速度や情報モラルといった知識も必要になります。

深い知識は必要ありませんが、一般的なパソコンの基礎知識も勉強する必要があります。
ひととおりパソコンの知識があるということを証明できるという点でおすすめの資格です。

実際の試験内容を知りたい人は、下のリンク先で模擬試験をダウンロードすることができますので、見てみてくださいね。
P検無料模擬試験

パソコンの資格はどうやって取得するべき?

では実際にパソコンの資格をとるには、どうすればいいのでしょうか?

今どれくらいパソコンを使えるかによって勉強方法が異なりますので、段階に応じた対応についてご説明していきますね。

パソコンを持っていない人

パソコンを持っていなくて、できれば購入したくないという人は、パソコン教室に通うしかありません。
実際にパソコンを操作しないと覚えられないですからね。

でもできれば購入をおススメします。

パソコンは使えば使うほど、知識が増え、スキルが向上します。
それには家で普段から使うのが一番いいんですね。

またパソコンがあると、在宅ワークで収入をえることができます。
副業など仕事選びの選択肢を増やすことができるので、パソコンに使った費用を回収することも可能ですよ。

在宅ワークについては、こちらの最後の方に簡単に紹介しているのでチェックしてみてくださいね。
家で気軽に出来る内職をリサーチ

ワードやエクセルがほとんど使えないときは教室に通うのがおすすめ

ほとんどインターネットくらいで、ワードやエクセルはほとんど使ったことがない、またはほとんど使えないという人は、パソコン教室に通うことをおすすめします。
独学で資格を取るのが難しいからというのが理由ではありません

実は資格を取るだけならどんな人でも、たとえほとんどスキルがなかったとしても試験対策の勉強さえきちんとすれば、独学でも取得することは可能です。
でも資格を持っていても効率的に書類を作ったり、操作ができなければ何の意味もないんですね。

MOS試験というのは、画面上に作成された書類が表示されて、その書類を指示通りに変更・修正するというのが試験内容です。
極端なことをいってしまうと、試験に合格しても、白紙の状態から書類を作ることができない可能性があるんですね。

しかし資格を持っていることで、パソコンに詳しい、パソコンの操作は完璧と見られてしまうことがあります。
すると最初から難しい仕事をまかされてしまうことがあります。
周りのレベルについていくのに必死だった私のように、追い詰められてしまう可能性があるんですね。

独学でワードやエクセルを勉強しようとしても、何をどう勉強したら、書類などを困らずに作成できるようになるかがわからない人が多いです。
ですので、まずはワードやエクセルの基礎はパソコン教室で勉強して、簡単な書類であれば白紙の状態から作成できるようになってから試験勉強をすることをおすすめします。

基礎知識さえ身につけてしまえば、試験対策はパソコン教室で勉強しても、独学で勉強しても大丈夫ですよ。

ワードやエクセルがある程度使えるなら独学でも資格は取れる

複雑な機能を駆使して書類を作ることはできなくても、誰かが作った書類のマネをして白紙の状態から一人で書類を作成できる程度のスキルがあれば、独学でも資格を取得することは可能です。

試験に合格するには、一つの目的に対して、複数の方法があることを知っておかないといけません。

たとえばパソコンには、コピーと貼りつけ(ペースト)という機能がありますね。

コピーと貼りつけを実行する方法はいくつかあります。

●ワードやエクセルでコピペする方法

  • 『ホームタブの中にあるコピーと貼りつけを使う』
  • 『右クリックをしてメニューを表示させる』
  • 『ショートカットキーを使う』

業務としてなら、どれか1つを知っていればコピーと貼りつけを行うことはできます。

でも試験問題として

「ショートカットキーを利用してください」

という指示があった場合は、それ以外の方法は不正解になります。

コピーと貼りつけについて全く知らない状態から、3つを覚えるのは難しいです。
でも一つ知っていて、「その他のあるんだ!」と思いながら覚えるなら、簡単な気がしませんか?

このように独学で勉強するなら、まずは最低限の知識、たとえば一から簡単な書類を作るなどができてから、試験範囲になっている機能を操作できるように学習してくださいね。

それが一番の近道ですよ。

独学で資格を取得するためのおすすめの勉強法

独学で資格を取得する場合、個人的におすすめなのはFOM出版のテキスト教材です。

FOM出版のテキストは、テキストの内容も言葉がわかりやすく初心者でも理解しやすいです。
また学習でポイントになる点や同じ機能で別の操作方法がある場合も丁寧に説明があるので、パソコンのスキルに自信がない人にもおすすめできます。

付属のCD-ROMに入っている模擬試験も本番と同じ形式で出題されます。
この模擬試験を繰り返し行うことで、戸惑わずに本番の試験を受けることができます。

比較的低価格なので、一度チャレンジしてみてくださいね。

資格がとれても安心してはダメ!資格があっても使えなければ意味がない

今まで説明したように、パソコンの資格は必要な書類を作れることを試すものではなくて、

  • ワードやエクセルの機能を理解しているか
  • パソコンの基礎知識があるか

を問う試験です。

つまり知識がありますよ、ということを証明するだけのものなんです。

資格があれば仕事もバッチリですよね!
そんなことはありません…

知識があっても、実際に使いこなせなければ意味がないんです。

先ほどのコピーと貼りつけという機能を例にとると、この機能は同じ文章を簡単に複製できるものです。
でも機能を知っていても、毎回同じ単語や文章をキーボードでタイプしていたら意味がありませんよね。

実際の職場では、こんなケースがあります。

Excelをよく使う会社の場合、計算式がたくさん入ったシートをみんなで共有することがあります。

以前私が事務員をしていた会社で、営業をしている人に

「いつも使っているエクセルの書類がおかしいんだけど、見てくれない?」

といわれたことがありました。
私がExcelについて詳しいと思われていたので、相談してきたんですね

実際Excelの計算式については、一通り知識として持っていました。
でも他の人が作ったものをなおした経験がなかったので、その日一日Excelを見ているだけで終わってしまいました。

この例は少し極端ですが、もっと簡単なことでも、一度もやったことがないと非常に時間がかかります。

私の場合は、なんとか営業さんの要望に応えることができました。

でも資格を持っていたとしても、求められていることができなかったら、資格は意味がないものになってしまう可能性もあるんです。

資格を取得したあとにパソコンのスキルをあげる方法

パソコンが使える人になってもらうために、私がパソコン教室で生徒さんに実践していたことがあります。

独学で試験勉強を始める前に、一から書類を作れるようになろうと書きましたが、それと同じです。

出来上がった書類を印刷した状態で渡して、それと同じ書類を一から作成してもらうんです。
同じ見た目にする方法はいくつかあるので、出来上がった書類が渡したものとほぼ同じになっていれば合格です。

フォントの種類や色は見た目だけで判断するのは難しい場合もあるので、そのあたりは多少違っていてもOKということにしていました。
この練習方法は、生徒さんにとても評判がよかったです。

書類が自分でできるようになるとうれしいですし、自信にもなります。
何度も繰り返すことで、完成までの速度もあがってきます。

1枚終わると他にももっとやってみたいという生徒さんが続出して、例題の書類作りに追われてうれしい悲鳴をあげていました。

実際にこの方法で練習した生徒さんは、めきめきパソコンが上達しました。
例題の書類を見つける方法は、インターネットなどで書類のひな型をダウンロードするサイトがあるのでそれを印刷してもいいと思いますし、子どもが学校でもらってきた書類のマネをして作ってみてもいいと思います。

印刷されたものはどんな機能を使っているかがわからないので、それを考えながら書類を作成するとパソコンの上達が早いのでおすすめですよ。

会社が重視するのは資格ではなく即戦力

会社が重視するのは資格を持っているかではなくて、会社で即戦力になってくれるかということです。
今までご紹介したように、『パソコンは使えますか?』という質問をされたときに、資格を持っていると簡単に相手にパソコンのスキルを伝えることができます。

でも、資格を持っていれば転職に有利になるかというと、必ずしもそうとはいえません。
なぜなら、資格を持っていても必要なときに必要な操作をスムーズに行うことができなければ、仕事に支障が出てしまうこともあるからです。
こちらも一度紹介していますね。

面接官としての経験からお話すると、履歴書の資格欄が何もない人よりは、何か資格を持っていた方が評価が高くなります。
物事に対して努力できる人だと思ってもらえるんですね。

『お願いした仕事がわからなくても、逃げ出さないで、努力して克服してくれるかもしれない。』
この点を、重視している会社も意外と多いですね。

パソコンのスキルをアピールしたいなら面接の書類はパソコンで作成する

履歴書の場合は手書きがよいといわれることがあるので、パソコンで作成するのはあまりおすすめできません。
ですが、応募の書類をパソコンで作成することをおすすめします。
たとえば職務経歴書などですね。

職務経歴書については、こちらで紹介しているのでチェックしてみてください。
パートでも有効な職務経歴書の書き方

私が面接をしていたのは、パソコン教室で働いてもらえるスタッフでした。
そのためパソコンのスキルがあることが絶対条件だったんですね。

そして応募書類がパソコンで作られていた場合は、書類の仕上がりもチェックしていました。
読みやすい書類になっているか、見た目やレイアウトはどうかなど細かいところまでチェックです。
それだけで、どれくらいのスキルがあるか判断できたんですね。

高いパソコンのスキルが必要な職場の場合は、応募書類でアピールすることが可能です。
ゴテゴテに凝った書類は逆に印象を悪くしてしまうこともありますが、シンプルでかつ読みやすい書類は好感度が高いですよ。

まとめ

パソコンの資格が転職に有利かという点については、必ずしもそうとは限らないといえます。
でも資格があれば、パソコンが使えることを証明する手段として使うことができます。
そのためパソコンが使える人がほしいという会社に応募する場合は、資格があると有利だといえますね。

ただし、資格があったとしてもパソコンを使いこなせなければ何の意味もありません。
普段、ワードやエクセルはほとんど使うことがないという人の場合は、印刷した書類のマネをして白紙の状態から実際に書類をたくさん作成し、スキルもしっかりあげておくことをおすすめします。

そのことをふまえて、パソコン資格をとるかどうか判断してみてくださいね。

なおパソコンスキルがあると、在宅ワークなどで収入を得ることができます。
在宅ワークについては、こちらの最後の方に簡単に紹介しているのでチェックしてみてくださいね。
家で気軽に出来る内職をリサーチ

またパソコン資格をとって、事務職に転職したいという方もいるかもしれません。
事務職への転職について、こちらに記事として紹介しているのでチェックしてみてください。
事務職への転職を成功させるに-事務職の現実と必要なスキルについて

 

 

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