電気代のちょっとした節約方法 暖房器具編
寒くなってくると、暖房器具が手放せなくなります。
そこで気になるのが暖房器具の電気代。
できるだけ節約したいものですね。
そこで今回は、暖房器具のちょっとした節約方法をお伝えします。
石油ファンヒーター
石油ファンヒーターの1ヶ月の電気代は
1時間平均100Wで稼働、1日8時間稼働させると約648円になります。
しかし、石油ファンヒーターは純粋に電気代のみではありません。
燃料の灯油代がかかります。
1日8時間で稼働させると、一ヶ月に必要な灯油は約45リットルです。
1リットルが100円で計算しても4,500円は灯油代がかかります。
電気代648円と合計すると5,148円になります。
暖房エアコンの電気代は一ヶ月あたり
平均で1時間1,010wで稼働、1日8時間稼働させると約6,545円になります。
石油ファンヒーターの方が、1,500円ほどお得ですね。
節約するコツ
*ファンヒーターは割とすぐ温まるので、広いリビングよりは、狭い部屋や空間を温めたい時だけ使うようにすると稼働時間を抑えられ、節約になります。
電気ストーブ(カーボンヒーター)
カーボンヒーターは
1時間あたり強運転で24円、弱運転で12円ほどです。
参考電力商品:YAMAZEN:遠赤外線カーボンヒーターDC-S098
節約するコツ
*カーボンヒーターは、自分がいる場所だけを温めたい時だけ使用すると節約になります。
オイルヒーター
オイルヒーターは1時間あたり
10畳で設定温度が19℃=12.6円
8畳で設定温度が17℃=8.3円
6畳で設定温度が15℃=6円
参考電力商品:デロンギオイルヒーター
節約するコツ
*窓際や廊下側のドア付近など、冷気の入りやすい場所へ置いて空気を循環させましょう。
低めの設定温度でも部屋がムラなく温まり節約になります。
*電源をOFFにしても、部屋の温かさは持続する傾向にあります。
「切」タイマーを使って早めに電源を切る設定すると、節約効果が更に期待できます。
こたつ
こたつの電気代は、エアコンや石油ファンヒーター比べて安めです。
1時間あたり、強運転で4.3円、弱運転で2.2円ほどです。
参考電力商品:YAMAZEN:リビングテーブルこたつGIN-1070
節約するコツ
*メインで使っている暖房器具をつけるほどでもない。またはメインの暖房温度をあげたくない。
でも手足や体を温めたい時だけ使用するのが節約方法になります。
ホットカーペット
ホットカーペットは
2畳用であれば「高」設定で9円、「中」設定で6.2円。
3畳用であれば「高」設定で12.7円、「中」設定で9円ほど。
面積が大きくなるほど電気代も高くなってくるので、部屋の大きさではなくて、普段使用する範囲で選んだ方が節約になります。
節約するコツ
*本当に必要な面積のホットカーペットを購入する
*温める面積を切り替えられるタイプのホットカーペットで自分のいる面だけを温めて使用する
暖房器具は適材適所があります。暖房器具の特徴を捉えて、設置してみるのも節約効果がアップします。
電気温水器の電気代節約術
電気温水器は簡単に言うと、電気の熱でお湯を作る給湯器のことです。
主に電気代の安くなる深夜帯に電気でお湯を沸かし、タンク内部にあるヒーターでお湯を溜めていくのが電気温水器の仕組みです。
給湯器のメーカーや機種、電力会社の契約プランで金額はそれぞれ。
東芝のホームページにこんな質問がありました。
「電気温水器の電気代はどれくらいかかりますか?」
と言う質問に対し、対木のような回答がありました。
”お湯の使い方にもよりますが、460Lタイプで、4,500円が目安です。
またお湯の使用量は一般に冬より夏が少なくなるので、冬場の1/2程度になります。”
節約のコツ
*自動保温機能を使ない
・お風呂を使用していない時でも追い炊きが行われてしまいます。自動保温機能を使わず、短時間で家族の入浴を済ませてしまいましょう。
*使用していない時は電源を切る
・電源が入っている状態では、自動保温機能も稼働して、電気代が常にかかっています。
お湯が不要な時間帯は電源を消して、お湯を使う時だけ追い炊き機能を使用をした方が節約になります。
*一日に必要なお湯を把握する
・設定量が少なすぎると、電気代の割高な時間に沸かし足しをしなければなりません。反対に多すぎると保温機能が働くので無駄な電力を使います。どれくらいお湯を使うのか把握しておくのも節約のコツですね。
*設定温度を季節ごとに見直す
・通年で同じ温度ではなく、夏場は低めの温度に設定しておくなど、工夫しましょう。
まとめ
今回は、暖房器具の電気代節約についてお伝えしました。
暖房器具を使わないのが一番の節約ですが、それでは風邪をひいてしまいます。
無理をしないで、できるところだけ節約してみてくださいね。