児童手当とは?総額いくらもらえる?

子どもを一人前に育てるのに、家一軒建てるくらいの費用が必要。
そんなことを聞いてしまうと

「本当に最後まで育てられるのかな」と、とても不安に感じます。

そんな時に、本当に助かるのが児童手当です。

児童手当とは?

【画像】生計を一にする家族

そもそも児童手当とは何なのか?
簡単に説明したいと思います。

児童手当は、児童手当法という法律で支給されることになっていて、最初に次のように書かれています。

父母その他の保護者が子育てについての第一義的責任を有するという基本的認識の下に、児童を養育している者に児童手当を支給することにより、家庭等における生活の安定に寄与するとともに、次代の社会を担う児童の健やかな成長に資することを目的とする。

児童手当法 第一条

ようするに、児童手当は

  • 家庭の生活の安定
  • 児童の健やかな成長

のために支給される手当、ということ。
だから、そのために使いなさい、ということなんですね。

子ども手当と児童手当

【画像】疑問

「子ども手当って昔あったよね?」

児童手当は、2010年から2012年まで民主党によって『子ども手当』という制度に変更されていました。
ただ子どもがいる世帯に、手当を支給するという意味では『子ども手当』と『児童手当』は同じものです。

元々児童手当は1972年に、3人目で5歳未満の子どもがいる家庭に3,000円支給でスタートしました。
それから支給金額が上がったり、3人目だけでなく、第2子、第1子にも支給対象を広げたりと、頻繁に改正されています。

そして今後も何らかの改正が入るのは確実です。
支給額のアップや、支給対象の拡大を期待してしまいますが、
その逆になる可能性も低くはありません。
突然支給されなくなるかもしれないんです。

そんなことにならないように、政治家さんには頑張って欲しいものですね。

児童手当の財源は会社?

児童手当で支給されるお金は、どこから集められているのか?
ひとつは税金です。
所得税や住民税などで納めた税金の一部が、使われているわけですね。

そしてもう一つが、『子ども・子育て拠出金』
事業主が、子どもがいる・いない関係なく、社会保険に加入している社員全員のお給料に応じて負担することになっています。
金額としては、平成30年で従業員の標準報酬月額の0.29%。
月給30万円の人がいると、870円負担。
少ないけど、ちりも積もって山となるわけですね。
ありがたいことです。

児童手当の金額はいくらもらえる?

【画像】収入

最初に気になるのは、児童手当はいくらもらえるのかということですね。
支給額や支給する条件などを調査してみました。

児童手当の支給額

児童手当の支給額を一覧にすると、次のようになります。

児童手当の支給金額
子供の年齢一人当たりの支給額
0歳~3歳15,000円
3歳~小学校修了前10,000円
3人以上15,000円
中学生10,000円

3歳までの児童手当支給額

【画像】

生まれた翌月から3歳になる月まで一人につき、1万5000円支給されます。
では3歳になるまでに、もらえる金額は

8月に生まれた場合)

0歳…9月から7月の11カ月間
【計:16万5000円】

1歳…8月から7月の12カ月間
【計:18万円】

2歳…8月から7月の12カ月間
【計:18万円】

3歳…8月の1カ月間
【計:1万5000円】

合計:36カ月間『54万円』

ひと月で考えると、ちょっと少なく感じますが、合計すると高額ですね。

でも、もし申請がひと月遅れると、1万5000円も損してしまうんです。
手続きはすぐに行ってくださいね。

児童手当の手続きについては、後程詳しく説明します。

3歳から中学生までの児童手当支給額

【画像】3歳から中学生

子どもの年齢が3歳になると、5000円減額されて児童手当の支給額が1万円になります。
この1万円は、15歳になってから3月31日まで支給されます。
中学校を卒業するまでですね。

では、この期間に総額いくらもらえるのか?
実は生まれ月によって大きな差が出てしまうんです。

4月生まれの子は15歳になってから、翌年の3月まで11か月分支給してもらえます。
しかし3月生まれの子は、15歳になった時点で終わり。
その差は11万円もあります。

でも4月生まれの子は、それだけ長い期間育児してきたわけですから・・・
どちらが損かトクか、という話でもないような気がしますね。

二人目、三人目の支給額

【画像】兄弟

子どもが二人目、三人目と増えた場合、児童手当の支給額は変わるのでしょうか?
二人目は同じです。変わりません。

でも三人目からは、3歳から小学校卒業まで1万5000円に増額されるんです。
二人目までは1万円なので、5000円アップですね。

ただし子供の人数は、18歳になってから3月31までの子供のみカウントされます。
つまり高校生です。
高校を卒業する年齢になると、人数に含まれないので注意してください。

例1)17歳、7歳、4歳の3人兄弟の場合

17歳…一人目 0円
7歳…二人目1万円
5歳…三人目1万5000円

例2)19歳、7歳、4歳の3人兄弟の場合

19歳… 0円
7歳…一人目1万円
5歳…二人目1万円

ちなみに、18歳以下の子どもをカウントするには、現況届にその子どもの氏名を記入しておく必要があります。

「一人目の子どもは、もうもらえないからいいや」

と思って記載しないのはNGですよ!

子どもが高校生になると児童手当から扶養控除へ

【画像】高校生

16歳をこえて児童手当が支給されなくなったら、次は扶養控除を申請しましょう。
サラリーマンの場合は、会社に『扶養控除等申請書』を提出すればOKです。
自営業の人は、確定申告で控除しましょう。

ちなみに住民税の扶養控除が33万円、所得税の扶養控除が38万円です。
(19歳以上23歳未満は各45万円、63万円。)
控除は減税という形で生活費が増えます。
では扶養控除でいくら生活費が増えるかというと

課税所得が150万円程度、給与での年収が280万円程度だと約5万円
課税所得が300万円程度、給与での年収が480万円程度だと約6万円
課税所得が500万円程度、給与での年収が730万円程度だと約8万円

所得が低いと恩恵があまりないですね。
ですがもらえるものは、もらっておきましょう。

なお扶養控除については、当サイトの別記事で紹介しているのでチェックしてみてくださいね。
税金や社会保険の扶養の意味についてまとめ

減額!?児童手当の特例給付とは

【画像】支給額ゼロ

ここまで児童手当の支給額を書いてきました。
ですが、ある一定金額以上の収入がある人は、児童手当が支給されません

しかし特例として、5,000円支給してもらえるんです!
実質的には減額ですね。
児童手当と特例給付を比較すると、0歳から中学卒業までの支給額は約100万円の差が出ます。

この特例給付については、児童手当の金額が減額される所得制限とはで詳しく紹介しているので、気になる方はそちらを見てくださいね。

児童手当の総額はいくらもらえる?

児童手当は総額いくらもらえるのか?
計算してみました。

その結果がこちら↓

児童手当の総支給金額
生まれ月月数支給額3人目以降特例給付
4月 191か月 209万円 268.5万円 95.5万円
5月 190か月 208万円 267万円 95万円
6月 189か月 207万円 265.5万円 94.5万円
7月 188か月 206万円 264万円 94万円
8月 187か月 205万円 262.5万円 93.5万円
9月 186か月 204万円 261万円 93万円
10月 185か月 203万円 259.5万円 92.5万円
11月 184か月 202万円 258万円 92万円
12月 183か月 201万円 256.5万円 91.5万円
1月 182か月 200万円 255万円 91万円
2月 181か月 199万円 253.5万円 90.5万円
3月 180か月 198万円 252万円 90万円
3月生まれと4月生まれの差11万円16.5万円5.5万円

約200万円もらえることがわかりました!
子どもを育てるのは意外とお金がかかって大変ですが、これで少しは楽になるのではないでしょうか。

児童手当の支給日

【画像】支給日

毎月決まった額が支給されることになっている児童手当ですが、
実は毎月支給されません

どういうことなんでしょうか!?

児童手当の支給月は3回

実は児童手当は、年に3回、4か月分まとめて支給されます。

2月・3月・4月・5月分…6月振り込み
6月・7月・8月・9月分…10月振り込み
10月・11月・12月・1月分…2月振り込み

まとめてなので、4万円から6万円も振り込まれます。
個人的には、毎月振り込まれると知らないうちに使っていそうですが、ある程度大きな金額なので、計画的に使おうって気持ちになりました。

児童手当の支給日は10日・15日

では支給されるのは何日かというと、自治体によって異なります。

私が住んでいる市では10日振り込みでしたが、15日の地域もあるようです。
児童手当の申請時に担当者に聞いたり、ネットで検索してみてくださいね。

児童手当の金額が減額される所得制限とは

【画像】所得制限

所得が多い家庭は、児童手当が給付されません。
詳しくは、次の記事をチェックしてみてください。

まとめ

いかがでしたか?
児童手当は生まれた時から中学卒業まで支給されて、金額は200万円以上になります。

ぜひ、子どものためになる使い道をかんがえてみてください。

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