児童手当の申請書の書き方

【画像】記入

児童手当の申請書の記入は、それほど難しくはありません。
ですが何点か、意味を知らないと書けない項目があります。

ここでは、そんな書いていて手が止まる点を中心に、記入方法を紹介していきます。
なお申請書の様式は、各自治体で異なります。
ですが記入内容ははぼ同じなので、ここで紹介した記入例を参考にしてみてください。

児童手当・特例給付 認定請求書

【画像】児童手当認定請求書

一人目の子どもが生まれた時や、他の地域から転入してきた時に提出する書類です。

(1)請求者

児童手当の受給者の氏名や住所を記入します。
共働きの場合、受給者は所得が多い方です。
用紙に法人等の記述がありますが、無視して構いません。

・被用者

職業欄の『被用者』とは、会社の健康保険に加入している人です。
【画像】児童手当認定請求書 職業欄

『被用者』の扶養で保険に入っている人は、『被用者』ではありません。
ちなみに被用者かどうか確認するために、該当(がいとう)する人は、健康保険証を提示する必要があります。

・銀行口座

銀行口座の名義は、請求者のみです。
子どもや配偶者のものは、使用できません。
またゆうちょやネット銀行の取り扱いは、自治体によって異なるようです。
こちらは、直接確認してみてください。

・前住所

記入欄がない場合もあります。
地域外から引っ越してきた場合の申請時に記入します。

・1月1時点の住所

6月から12月までの支給分は、今年の1月1日時点の住所。
1月から5月までの支給分は、去年の1月1日時点の住所を記入します。

【画像】認定請求書1/1時点の住所

ここで記入した住所と、今住んでいる住所が異なる場合は、所得証明書が必要になります。
詳しくは関連記事1月1日に他の地域に住んでいたら、所得証明書が必要をチェックしてみてください。

(2)請求者

請求者の配偶者の有無で、『有』に丸印を付けた場合に記入します。

(3)養育している児童

18歳になってから3月31日までの、子供の氏名を全員分、記入します。

・同居・別居の別

子どもと同居している場合は、『同』。
別居している場合は『別』に丸印を記入します。

なお『別』にチェックをした場合は、『別居監護申立書』を添付する必要があります。
さらに子どもが市町村外に住んでいる場合は、子どもの住民票も添付します。
※住民票を移動していない場合については、担当部署に確認しましょう。

・監護の有無

監護とは子どもを養育しているかどうか、という意味です。
同居・別居問わず、養育しているなら『有』に丸印を記入しましょう。
ちなみに『無』にチェックした場合は、児童手当が支給されません。

・生計関係

請求者が父母の時は『同一』。
その他に未成年後見人や父母指定者も『同一』に丸印を記入します。
この他で、子どもの生計を維持している場合は『維持』にチェックします。

(4)加入している年金等

請求者が加入している年金に、丸印を記入します。

児童手当・特例給付 現況届

現況届に記入する内容は、認定請求書と同じです。

まとめ

児童手当は申請しないと受け取ることができません。

もし不明な点があったら、積極的に住んでいる地域の役所に問い合わせることが大事です。

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