女性がひとりになりたいときってどんなとき?どうすればいい?
ひとりになりたいなぁ…
子育て奮闘中だった頃、何度思ったかわかりません。
朝、起きた途端、子どもたちの声。
育児疲れ、ストレス…
「もういや!たまにはひとりになりたい!」毎日のように思っていました。(笑)
「ひとりになりたい」って、誰もが一度くらいは感じたことがありますよね。
そこで今回は、ひとりになりたいって気持ちを少し掘り下げてみました。
ひとりになりたい…
その気持ちに、寄り添ってみようと思います。
女性がひとりになりたい5つの理由
女性がひとりになりたいと感じてしまうときには、以下の5つのような理由が多いのではないでしょうか。
子育てに疲れた
子どもがうまれた瞬間から母親には24時間、365日おやすみがありません。
特に赤ちゃんが産まれたばかりのときは、3時間ごとの授乳があるので寝不足になりやすいですね。
寝不足で疲れがたまっているのに何をやっても泣き止まない、なんで泣いているのかわからないという日が続くのでママのストレスはMAXになってしまいます。
子どもが大きくなったら楽になるかと思っていたのに、大きくなっても子どもがいうことを聞いてくれなかったり、片付けた直後に部屋を散らかされたり…
子どもは大切な存在なのです。
でも、たまには子育てから解放されてひとりになりたいと、思ってしまいますね。
主婦としての自分が嫌になった
主婦の仕事っていろいろありますよね。
「掃除」「洗濯」「食事の用意」。
家にいると、ほんとちょっとした用事がたくさんあって、時間がいくらあっても足りません。
でも専業主婦の場合は、「家にいるんだからやるのが当たり前」、そんなふうに思われていることってありますよね。
外で働いているママの場合は、「どこの家でも、仕事しながら家のことだってしているんだから、家事をやるのは当たり前だろ」なんて言われてしまいますね。
我が家は毎回このセリフが元で喧嘩になります。
家事労働って報酬に換算すると月に26万円の価値があるんだそうです。
でも、実際は無給ですもんね。
家族が仕事から帰ってきたときに、温かいご飯があるのだって、洗濯された洋服があるのだってあたりまえじゃないのに、お給料が発生しないというだけでなんとなく自分の存在価値ってなんだろうって思ってしまうことってありませんか?
一生懸命やっても感謝もされず、あたりまえだと思われている日が続くと、たまには家事から解放されて「ひとりになりたい」と思ってしまいますよね。
ストレスがたまってきた
ストレスがたまっている状態というのは、自分にとって心地よくない状態が続いているということだと思うんですね。
「やりたくないことをやらなければいけない」「聞きたくないことを聞かされている」「自分には難しいと思うことをやらなければいけない」「自分が苦手な人と一緒にいなければいけない」など…
これらのことって、自分以外の誰かがいるからこのような状態が起こってしまうわけですね。
生活をしていくうえで、一切ストレスを感じずに生きていくのは難しいのです。
それはわかっているけれど…
嫌なことばかり続くと、ひとりになったら楽になれるのかなぁと思ってしまいます。
家族がうっとうしい
家族という存在は、損得勘定なしで自分の味方になってくれる大切な存在ですね。
ですが家族だからこそ甘えがあって、いいたいことを言い合えてしまうからこそ、家族の存在がうっとうしく感じることがあります。
家族で一緒に住んでいるから、完全にひとりきりになることが難しいという人が多いと思います。
そのため家族がうっとうしいと感じても、ひとりになれません。
だから余計に、ひとりきりになりたいと思ってしまいますね。
そもそもひとりが好き
そもそもひとりが好きという人もいますね。
そんな人が、いつも誰かと一緒に居るというのは、精神的にキツイのかもしれませんね。
ひとりになりたいと思ったときはどうしたらいいの?
「そもそもひとりが好きだからひとりになりたい」という人は別ですが、普段は誰かと一緒にいるのが好きな人が「ひとりになりたい」と思ってしまうときは、体が疲れていたり、落ち込んでしまったりしていることが多いです。
そんなときは、無理をせずに今の自分を思いきり癒すことを心がけてみてください。
頑張っている自分を褒めよう
「ひとりになりたいけどなれない」という人もいますよね?
そういうときは、とりあえず頑張っている自分を褒めてあげましょう。
誰かに褒められなくても、自分で自分を褒めてあげるだけで、なんとなく心が癒されますよ。
心の中で思ってもいいのですが、できれば声に出して褒めてあげることをおすすめします。
声に出して「私ってすごく頑張ってる。えらいなー」というと、自分のえらさが耳でも感じられるんです。
家族に聞かれそうで恥ずかしいときは、寝る前に布団の中で、「今日も1日頑張ったな。私って頑張っていてえらいな」と小さな声で褒めてみてくださいね。
ほんの少しでもひとりになれる時間を作ろう
なかなかひとりきりになれないという人は、1日のうち5分でも10分でもいいので、ひとりになれる時間を作ってみてください。
私の場合どうしてもひとりになりたいときは、車に乗って近くのコンビニに行って、少し遠回りをして家に帰っていました。
車の中でお気に入りの音楽をガンガンかけて、大声で歌いまくって、近所をひとまわりして帰ってくるだけでも少し気持ちがすっきりしました。
小さいお子さんがいる場合は、子ども置いて出かけるのはちょっと難しいですね。
そんなときはお子さんがお昼寝をしているときに、別の部屋でちょっとだけひとりになってみましょう。
自分の視界に誰も入らないというだけでも、気持ちが楽になれるので試してみてくださいね。
一人になりたいって伝えよう
誰かと一緒にいることが本当につらいときは、周りの人に「ひとりになりたい」と言葉で伝えてみましょう。
素直に自分の気持ちを伝えることで、周りの人にあなたの気持ちを理解してもらうことができます。
私の場合、家で高齢の母親の面倒を見ているので、なかなか家をあけることができません。
束縛感を感じて、それがものすごくストレスになることがあります。
でもどうしても行きたいコンサートがあって、主人に母のご飯の世話をお願いして、3日間泊まりででかけたことがあります。
今までの私は、最初から家をあけるのは無理だと決めつけて諦めていました。
でも、思い切って伝えてみたんです。
そうしたら、理解してくれて、「行っておいで」といってもらえたんです。
あなたも、自分でひとりになるのは無理だと諦めずに、パパや周りの人にお願いしてみてください。
自分では絶対無理だと思っていても、きちんと言葉で伝えてみると、意外と簡単にひとりの時間って作ることができますよ。
ひとりになりたいときは無理をしないで
ひとりになりたいと思ったときは、無理をしないで頑張ることを諦めることから始めてみましょう。
今のあなたは、今のままで十分頑張っています。これ以上無理をして頑張る必要はないんです。
「疲れた…ひとりになりたい」
そんな気持ちになっているときは、これ以上頑張り続けることは今すぐやめて、周りの人に素直に助けてもらってください。
男性がひとりになりたいというときの心理とは
突然彼から「今、ちょっとひとりになりたいんだ。少し時間をくれないかな」といわれてしまったら、あなたならどうしますか?
「私のこと嫌いになったの??」と不安になるという人が多いんじゃないかと思うんです。
女性の場合、悩みがあるときって、仲のいい友達に話しを聞いてもらいたいっていう気持ちになる人が多いですよね。
でもこの行動は答えが欲しいわけではなくて、「人に話をしながら、自分の考えを整理しているだけ」なんだそうです。
たとえば、友達に悩みに相談をして答えをもらったときに「それは違うんだよな」って感じたことってありますよね。
これは自分の中では解決方法が決まっていて、でもはっきりしていないから、頭の中を整理するために人に話を聞いてもらっているんです。
そして「それで合ってるよ」って言ってもらい、背中を押してほしいという心理が働いているのです。
男性の場合、女性のこの行動と同じ意味を持つのが「ひとりになる」ということなんですね。
女性の立場から見ると、落ち込んでいるときにひとりになったら、なおさら落ち込みそうですよね。
でも談税の場合、一人になるという行動はネガティブなものではないのです。
むしろ、前向きに問題を解決するために必要な時間なんです。
ひとりになりたい期間はどれくらいあげればいいの?
問題を解決するという理由でひとりになりたいといわれた場合は、あなたのことを嫌いになったわけではないので心配はいりません。
ですが好きな人ができてしまい、連絡を取らない期間をきっかけに別れを切り出したいというケースもあります。
そのため、期限を決めずに冷却期間をとってしまうのは危険です。
ひとりになりたいといわれたときの適切な冷却期間は人によって異なります。
大切なことは、適切な時間を見極めることではなくて、期限を決めずに冷却期間を作ってしまわないようにすることです。
もしも彼から「ひとりになりたい」といわれてしまった場合は、理由などを問い詰めずにまずは彼の気持ちを尊重してあげましょう。
そのうえで、「どれくらいの期間、あければいい?」と聞いてあげてください。
あなたのことが嫌いになったわけではないのであれば、素直に期間を区切ってくるでしょう。
曖昧な返事をする場合は、彼の心があなたから離れている可能性もあります。
この場合、あせらずにあなたが期限を決めましょう。
約束の期間、時間をおいたらあらためてお互いの気持ちを確認するようにしてください。
彼氏に別れたい・夫に離婚したいといわれたときはどうすればいい?
あなたから気持ちが離れてしまって、「別れたい」「離婚したい」といわれてしまうこともあります。
このような場合はどのようにしたらいいのでしょうか。
たまたま彼や夫の周りで嫌なことがあり、本心ではなくその場の勢いで別れを切り出している可能性もあります。
適度な冷却期間を置くことで、逆にあなたの存在が大切だったと気が付くこともあります。
まずは、期限を決めて冷却期間を作ってみましょう。
あなたに対して不満があるのであれば、素直に謝るのも効果的です。
他に好きな人ができて、別れを切り出されてしまった場合はどうしたらいいのでしょうか。
彼や夫が一方的に相手に対して好意を抱いているだけなのであれば、諦めるのはまだ早いです。
少し冷却期間を置いて、あなたが本当に必要ではなくなってしまったのかを確認してみましょう。
このときに、彼や夫を責めたり、相手の女性のことを聞きだしたり、責めたりしてはいけません。
冷却期間を置く前に、彼や夫に対して具体的なエピソードを絡めて感謝の気持ちを伝えましょう。
そして、特定の期限を指定して、私は本当に必要がなくなってしまったのかもう一度だけ考えてほしいとだけ伝えておきましょう。
このとき、別れたくないとあまり言い過ぎないことが大切です。
しつこく追いかけられると相手は逃げたくなります。
しかし、あっさり納得されると逆に追いかけたくなるという可能性も、まだ残っています。
まとめ
「ひとりになりたい」と思うことは誰にでもあります。
状況によっては、ひとりの時間を作るのが難しいかもしれません。
ですが、周りの人に自分の気持ちを伝えれば、あなたの気持ちを理解してもらうことは可能です。
最初から諦めずにほんの少しでもいいので「ひとりの時間」を確保してみましょう。
ひとりの時間を確保することで、ほっとしたり、自分と素直に向き合うことで気持ちが落ち着いてきます。
まわりがうっとうしい、疲れたと感じたときは、無理をせずに自分を癒すことを優先させてみてくださいね。