チャイルドシートの使用義務って何歳まで?

子どもを車に乗せるときに必要なのがチャイルドシートですね。

チャイルドシートの使用が義務付けられたのは、平成12年4月1日からです。
チャイルドシートの使用が義務付けられてから20年近く経っているので、現在販売されている車の中には、はじめからチャイルドシートの取り付け具が設置されているものもあります。

突然の急ブレーキや事故が起こってしまったときに、大切なお子さんを守るためのチャイルドシート。
チャイルドシートはいつからいつまで必要なのか、また設置に関するさまざまな疑問についてご紹介します。

チャイルドシートは何歳まで使用義務があるの?

チャイルドシートの使用義務があるのは、6歳未満の幼児です。
つまり、満6歳のお誕生日の前日まで使用義務があるということですね。

チャイルドシートの使用義務期間

チャイルドシートの使用義務があるのは、前の項目で紹介したように6歳未満の幼児です。
6歳未満が対象なので、病院から退院して自宅に戻るときの生まれたばかりの赤ちゃんも対象です。
生まれたばかりの0歳児の赤ちゃんから、6歳のお誕生日の前日までがチャイルドシートの使用義務期間になります。

新生児もチャイルドシートの使用義務がある

生まれたばかりの赤ちゃんにも使用義務があるというご説明をしました。
退院してから自宅に戻るときに、赤ちゃんを乗せるクーファンの使用を考えている人もいるかもしれませんね。
ですが、新生児の赤ちゃんを寝かせることができるクーファンは、かごを固定することができないため、チャイルドシートの代わりにはなりません。


※クーファンはチャイルドシートの代わりにはなりません!

病院から自宅に戻るときに車での移動を考えている場合は、新生児から使えるチャイルドシートを準備しておきましょう。

新生児の赤ちゃんが使えるチャイルドシートには、このようなタイプのものがあります。


アップリカ ISOFIX固定 回転式ISOFIXベッド型チャイルドシート フラディアグロウ360°セーフティー プレミアム

このようなチャイルドシートであれば、新生児の赤ちゃんを寝かせた状態で使用することができます。
また、形状を変化させることができるので、新生児から4歳くらいまで使用することが可能です。

新生児から4歳児まで使えるこのようなタイプのチャイルドシートは、お値段が高いものも多いです。
使用する期間が短い場合や、使う機会があまりないという人はレンタルしてもいいですね。

チャイルドシートの使用が免除されるケースとは

基本的には、6歳未満の幼児が車に乗る場合は、チャイルドシートの着用が義務付けられています。
ですが、以下の場合に限り、道路交通法により使用義務が免除されています。

1.座席の構造上、チャイルドシートを固定できないとき

2.定員内の乗車で、乗車人数が多く、チャイルドシートを設置してしまうと全員が車に乗れなくなってしまうとき

3.幼児が負傷しているなど、チャイルドシートを使用してしまうと療養上、または健康保持上適当ではないとき

4.著しい肥満やそのた幼児の身体状態により、チャイルドシートを正しく使用できないとき

5.チャイルドシートをしたままでは、授乳等幼児の世話ができないとき

6.バス、タクシーなどに幼児を乗車させるとき

7.国土交通省の認可を受けた有償で貸し出すことができる自家用車を所有していて、かつ所有者本人がその車に幼児を乗せるとき

8.応急救護のため医療機関、官公署へ緊急に搬送するときに幼児を乗せる場合(例:救急車による搬送時、迷子の子どもを警察署に送るときなど)

チャイルドシートってどんな形状のものを使ってもいいの?

チャイルドシートには、子どもの月齢や年齢に合わせて、寝かせて使えるタイプのものや座席タイプになっているものなど、さまざまな形状のものがあります。

そこで、チャイルドシートの種類や、使用年齢の目安についてご紹介します。

チャイルドシートの種類

チャイルドシートは、形状の違いによって以下のような呼び方があります。

ベビーシート

首のすわっていない乳児を寝かせるタイプです。
原則として後ろ向きに使用します。
年齢の目安は新生児から生後10か月くらいまで。
体格的には体重10kg未満、身長70cm以下が目安です。

チャイルドシート

前向きのみで使用するものと、前向き・後ろ向き兼用タイプがあります。
年齢の目安は1歳から4歳くらいまで。
体格的には体重9kg~18kg程度で、身長100cm以下が目安です。

ジュニアシート

お尻の下に敷き、座高を上げてシートベルトをそのまま使用します。
年齢の目安は4歳から10歳くらいまで。
体格的には体重15kg以上で、身長135cm以下が目安です。

ただし同じ名称で呼ばれているチャイルドシートであっても、メーカーによって異なるケースがあります。

また、最近では新生児から幼児まで長期間対応できるタイプのものもあります。

詳しい内容はメーカーに確認するようにしてください。
 

保安基準に適合しているチャイルドシートとは

チャイルドシートであればどんなものでもいいというわけではありません。
実は保安基準に適合しているチャイルドシートでなければ、使用することができないのです。

知人から譲り受けたり、中古品などを購入する場合は特に注意するようにしてください。

基準を満たしているチャイルドシートには、以下のようなシール(チャイルドシート安全基準マーク)が貼付されています。

チャイルドシート安全基準マーク(イメージ)

詳しい内容につきましては、国土交通省ホームページで確認してみてください。
国土交通省:https://www.mlit.go.jp/jidosha/anzen/02assessment/child_h21/standard.html

ISO FIX(アイソフィックス)って知ってる?チャイルドシートの新しい固定方法

少し前のチャイルドシートは、車のシートベルトを使ってチャイルドシートを固定する方法が一般的でした。
しかし現在では、ISO FIX(アイソフィックス)という取り付け具を使ってチャイルドシートを固定する方法が一般的になっています。

この取り付け具は、チャイルドシート側についているものではなく、チャイルドシートを取り付けるために車についているものです。
現在販売されている車は、ISO FIX対応の車が増えています。

現在、乗っている車がISO FIXに対応しているかわからないときは、車のメーカーに問い合わせてみてください。

チャイルドシートって助手席に取り付けてはいけないの?

ママが1人で子どもを乗せて運転する場合、後部座席に乗せてしまうと目が届かなくなってしまいます。
そのため、助手席に子どもを乗せたいと思いますよね。

結論からお話しますと、チャイルドシートは助手席に取り付けてはいけません。

なぜかといいますと、助手席側にはエアバックが装備されているからです。

エアバックは、事故などによる衝撃を和らげてくれる働きがありますが、チャイルドシートを装着している場合は、エアバックがあることで逆に危険な状態になってしまうのです。

助手席にチャイルドシートを取り付けることは絶対に止めましょう。

チャイルドシートがぐらついているけど大丈夫?

チャイルドシートの取り付け方がよくわからなかったり、シートベルトでうまく固定できないと、チャイルドシートがぐらついてしまうことがあります。

チャイルドシートは、使用義務があるので使うのではなく、あくまでもお子さんの安全を守るためのものです。
ぐらついている状態では、チャイルドシートの効果を十分に発揮することができません。
チャイルドシートは、ぐらつきがないように正しく取り付けましょう。

チャイルドシートを購入するときに注意することは?

チャイルドシートを購入するときには、どんな点に注意が必要なのでしょうか。
チャイルドシートを購入する際の確認点についてご紹介します。

1.現在の子どもの状態に合っているものを選ぶ

チャイルドシートには、新生児から4歳児程度、またはそれ以上長く使えるタイプのものなどたくさんの種類があります。
現在のお子さんが使用可能なタイプのものを選びましょう。

長く使えるタイプのものは、付属品が別途必要だったり、高価なことが多いようです。
ですが期間が短いものは、成長に合わせて買い替える必要があり、そのたびに費用がかかります。

チャイルドシートは必需品なのでできるだけ長く使えるものを選んでもいいかもしれませんね。

2.安全基準を満たしているものを選ぶ

前の項目でご紹介したように、チャイルドシートを使用する場合、安全基準を満たしているもの以外の使用は禁止されています。

現在販売されているチャイルドシートの場合は特に心配はありませんが、中古品を購入する場合や、知人から譲り受ける場合は、安全基準マークがついているかを確認するようにしましょう。

3.自分の車に装着できるものを選ぶ

どんなに気に入ったチャイルドシートを選んでも、自分の車に装着できなければ意味がありませんね。
気に入ったものがあったら、自分の車に装着できるかを確認してから、購入するようにしましょう。

4.子どもを乗せやすいものを選ぶ

軽自動車などの場合、子どもを乗せにくい形状のものを購入してしまうと、乗り降りに一苦労することがあります。

親も子どもも簡単に乗り降りできるように、子どもを乗せやすいものを選びましょう。

5.洗濯が可能なものを選ぶ

チャイルドシートは、新生児から必要になります。
新生児は、ミルクを吐いてしまうこともあります。
子どもがある程度大きくなってからも、チャイルドシートに乗ったまま食べ物を食べることもありますよね。

そのため、長く使っているとけっこう汚れがついてしまうんです。
子どもが乗る場所ですから、できるだけ清潔な状態で使いたいですね。

チャイルドシートには、カバーが脱着できて、家で洗濯ができるタイプのものがあります。
洗濯可能なものを選ぶと、いつでも清潔に使用できますよ。

チャイルドシートとジュニアシートって何が違うの?

チャイルドシートとジュニアシートの違いは、子どもが使うベルトの違いです。
チャイルドシートの場合は、チャイルドシートを車に固定し、チャイルドシートについているベルトを使います。

ジュニアシートの場合、車の座席の上にジュニアシートを乗せて子どもの座面の高さを補い、車についているシートベルトを使用します。

何も使わない状態で、子どもが車のシートベルトを使用してしまいますと、シートベルトが子どもの首のあたりにきてしまい、逆に危険な状態になってしまいますね。
そのため、高さを補う目的で使うのがジュニアシートになります。

6歳未満のお子さんが使用する場合は、チャイルドシートの使用がほとんどです。
ですが6歳を過ぎても身長が足りず、車のシートベルトが安全に使用できない場合は、ジュニアシートを使うようにしましょう。

チャイルドシートが必要な理由を考えよう

親が抱っこしていれば、子どもを守れる!そんなことを思ったことはありませんか?

ですが衝突などの事故を起こしたときだけではなく、とっさに急ブレーキを踏んだだけでもかなりの衝撃があるのです。

次の項目でシートベルト未着用時の衝突の実験映像をご紹介しますが、しっかり子どもを抱っこしていても衝突の衝撃で簡単に子どもから手が離れてしまいます。
そして、手から離れたお子さんはフロンドガラスに叩きつけられてしまうのです。

チャイルドシートの使用義務は6歳のお誕生日を迎えるまでですが、車に乗る場合は全員のシートベルトの着用が義務付けられていますね。
お子さんが安全にシートベルトを着用できる年齢になるまで、チャイルドシートやジュニアシートを着用するようにしましょう。

あなたのチャイルドシートは大丈夫?

チャイルドシートを装着せずに子どもを抱っこした状態で衝突したときのダミーによる映像や、チャイルドシートの正しい取り付け方について紹介している動画をご紹介します。

衝突の映像は実験映像ですが、この映像を見るとチャイルドシートを着用せずに衝突したときに子どもにかかる負担の大きさがわかりますね。
また、チャイルドシートの正しい取り付け方についても映像で確認することができますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。


まとめ

チャイルドシートやジュニアシートは、車に乗ったときにお子さんの安全を守る大切なものです。
チャイルドシートにはたくさんの種類がありますので、お子さんの年齢や体格、また自分の車に合ったものを選ぶようにしましょう。

チャイルドシートは、使用義務があるからつけなければいけないわけではありません。
自分の大切なお子さんを守るために、正しく使用してくださいね。

 

 

 

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