もうすぐ小学生!入学までにできるようになっておきたい習慣とは
小学校入学は、子供にとってワクワクドキドキする生活の始まりです。
同時に園生活とは違う集団生活で学校でのルールや規律などを学んで行く場でもあります。
なんの心構えや準備もなく、いきなり小学校生活が始まると子供が戸惑いや不安を抱えてしまいます。
そこで今回は、少しでも早く我が子が小学校生活をスムーズに送れるように入学前に最低限できていてほしい生活の習慣と学習面の2点をお伝えしていきたいと思います。
園児の間にできるを増やしてほしい生活面の習慣
挨拶や返事
挨拶や返事はコミュニケーション能力を養う第一歩です。
また、園児の頃から学ぶ機会も多いので一番身近でもありますよね。
最低限、次の挨拶ができるようになっておきたいです。
*おはよう(ございます)
*ありがとう(ございます)
*ごめんね、ごめんなさい
先生には丁寧に、友達には気軽にと教えてあげてください。
自分と相手の関係性を意識するようになります。
また、名前を呼ばれたら返事、先生に指示されたら返事、という練習をしてみましょう。
家の人や身内の人と練習できるといいですね。
着替え
体育で体操服に着替えたり、夏のプールでは水着に着替えたりします。
体操服や水着から洋服に着替える時に、脱いだ服を畳んでしまう癖をつけてあげられるとスムーズに着替えができます。
また、きちんと洋服を管理することで洋服がなくなってしまったというトラブル防止にもなりますね。
持ち物準備
保育園や幼稚園の時は、持ち物をお母さんが用意していたと思います。
持ち物は自分で通園バッグにしまうように練習しましょう。
小学生は教科書、ノート、筆箱、体操服、給食袋、水筒など持ち物も多くなります。
前日から準備ができるように、初めはお母さんと一緒に確認しながら用意しましょう。
徐々に一人で準備できるようになりましょう。
早寝早起き
小学生になると、園生活の頃より早起きをしなくてはならない子も多いと思います。
目覚し時計を使って、自分で起きられるようになるといいですね。
後述する時計の読み方も覚えますし、生活のリズムも整ってきます。
目を見て話す
子供と話す場合は目を見て話していますか?
親が子供の目を見ずに話している時は、子供は親の話している内容を理解できていないことが多いのです。
本当に聞いてもらいたい話を子供から話しかけてくるときは、親の目を見て話していたりします。
目を見て話すのは、「あなたに話をしてるんだよ」
目を見て話を聞くのは「ちゃんと聞いているよ」
という意思表示なんです。
友達同士での関わりでは、このようなわかりやすい意思表示がコミュニケーションを養うのに大事です。
また、先生の話を目を見て聞くことで、授業での理解度にもつながってきます。
話をきちんと聞く
学校では先生の指示に従う、または先生の指示を待つことは基本中の基本です。
静かにきちんと話を聞く姿勢も大切ですが、
ここでの「話を聞く」というのは、きちんと先生の言っていることを理解できるかという点です。
先生の指示が分かった上で、その行動ができると満点です。
これを練習するのに最適なのは、クイズやなぞなぞ、その他ルールのある遊びです。
どこまで理解しているのかを確認することもできますし、何より親子のコミュニケーションにもなりますね。
交通ルールを守って通学路を覚えよう
小学生になると、親が学校へ送り迎えをすることはほとんどありませんよね。
*交差点では止まって右左、飛び出さない
*赤信号は渡らない
*広がって歩かない
*白い線の中を歩く
など、基本的な交通ルールを守りながら学校までの通学路を覚えましょう。
また、「ここは何が危ないかな?」と危険予測をしながら一緒に歩いてみると子供の危険意識も高まると思います。
お手洗い
和式もできるようになろう今は小学校で洋式トイレになっている小学校も多いようです。
しかし校外学習のなどで和式トイレしかない場所に出かけることもあるので、和式のトイレもできるようにしておきましょう。
ぜひ足腰を鍛える意味でも練習してみましょう。
食べ物の好き嫌いを無くそう
決められた時間内で食べ終えるようになろう家庭では、「早く食べなさい」と促すだけになっていませんか?
給食は食べる時間が決められているため、ダラダラと食べる事がないように時間を意識させて食事をする練習してみてくださいね。
学習面でできるようになっていてほしいこと
ひらがなとカタカナの読み書き
ひらがなやカタカナの読み書きは小学校で習います。
しかし自分の下駄箱や教室での席を確認するため、自分の名前は最低限読めるようになっておきましょうと入学説明会で小学校から言われます。
入学前からひらがなやカタカナは読み書きまでできると、いいですね。
ひらがなの勉強についてはこちらを参考にしてくださいね 。
参考:私と子どものひらがな練習奮闘記
数字の数え方
1〜10までは数えられるようになりましょう。
普段の生活の中でも、飴やチョコレートの数を数えたり、「お母さんが2つもらったら、残りは何個になるかな?」など物質的な算数の計算を練習してみるのも効果的ですよ。
アナログ時計の読み方
学校の授業の時間、休憩時間、給食の時間などを確認して行動できるようにアナログ時計の読み方を覚えられるようになりましょう。
長針は難しいので00分と30分がわかったら、10分おきに覚えさせるなど、読める分数を増やしていくと覚えるようになりますよ。
最終的には、60までの数字も数えられるようになりますね。
まとめ
今回は、小学1年生になる前に一人でできるようになってほしいことをお伝えしました。
自分の子供が今の段階でできることはいくつありましたか?
できることが今は少なくても普段の生活で徐々に自分でできることを増やしてあげられたらいいと思います。
我が子の成長も感じますし、子供に自信を持たせてあげることにもつながってくるのではないかなと思います。
「できた!」を増やして一年生になる楽しみな意欲を引き出せるといいですね。