保育園の夏休み事情についてまとめてみました

こんにちは。去年は下の子を保育園に入園させたくて、見学や申請書類の記入に忙しかった紅葉ママです。
私たち大人は、長い夏休みがありません。
だから、保育園も夏休み関係なく子供を預かってもらえればとても助かります。
同じように考えているパパ、ママも多いのではないでしょうか。
そこで今回は、保育園に夏休みってあるの?ないの?
と気になさっている方のために、自分と子供の経験を踏まえつつ、保育園の夏休み事情についてをまとめてみました。
自分がこれから働いて、お子さんを保育園へ通わせたいと考えているママさん、すでに通っているママさんもぜひ参考にして頂きたいと思います。
保育園に夏休みやお盆休みはある?
保育園には認可、認可外、公立、私立、こども園と運営方法も様々です。
そして、夏休みをどうすかは、その園次第です。
しかし、ほとんどの保育園は幼稚園や小学校のように、ぽっかりと1ヶ月以上の「夏休み」は設けていないようです。
働いている親としては、ホッとします。
その代わり、家庭保育期間や保育希望期間という日がお盆前後にあります。
保育園そのものは開いているのですが、「なるべく」自宅で保育をするように各家庭にお願いする形です。
だいたい8月12、13日あたりから8月15~16日が一般的です。
私の子供が通っていた保育園では、8月の1ヶ月間のカレンダー表に、
- 家庭保育をできる日(保育園に行かない日)に×印
- 保育園での保育を希望する日に○印
をつけて申請する方式でした。
そしてお盆の週に「家庭保育推奨期間」と記載されていました。
私の会社は、その期間中お休みでした。
ですが自分が少し休みたいと思う気持ちもあって、保育園へ子どもを2日間預けました。
でもあとあと考えると、大人目線では「たった2日」なのですが子供からすると長いんですよね。
それに、うちの子一人が保育園に行かなければ先生が一人休めた、ないしは先生の負担が減らせたのかな・・・と反省してしまいました。
夏休みの保育料はどうなっている?
夏休みの保育料は認可か、認可外なのかで制度が違うようです。
認可保育園の場合
認可保育園の場合は、毎月の利用額と変わることはありません。
保育利用料は、ほとんどの市区町村で、各家庭の課税額で月額利用料が決められています。
つまり日割り計算ではないので、お盆だけ休んでも、仕事に行かない日に休ませても、その分安くなることはないのです。
同じような仕組みで、病気になって一週間休んだとしても安くなりません。
ただし住んでいる地域によるのかもしれませんが、私の住んでいるところでは、一か月全て、例えば「8月は実家に帰省るので、1日から31日まで休みます」と、前もって申し出れば、その月の利用額はかかりません。
ただし1日でも通園すると、その月の利用額がかかります。
認可外保育園の場合
認可外保育園の場合は、園によってルールは様々です。
園児としてでなく一時保育として利用している人もいるので、その場合は利用した日だけ支払います。
園児として通っている場合は認可保育園と同じです。
ただ自己都合で1ヶ月休んだとしても、1ヶ月分はきっちり支払いが生じる園もあるかもしれません。
園児が休みだからと言って、職員のお給料を全く払わないなんてことできない、というのは想像できます。
だから保育料を徴収しないわけにはいかない…のかなと思います。
認可外保育園をお考えの方は、その園に問い合わせてみてくださいね。
家庭保育期間の保育について通常保育と異なること
家庭保育期間と通常保育日とで、異なるところはどんなことなのかご紹介します。
人数が少なくなるので合同保育になる
いわゆる縦割り保育というものです。
本当に少ない場合は、歩けない子もいて危険なので0歳児、1歳児だけは別で、2歳児から5歳児が一緒のお部屋で保育されるこがあります。
普段はあまり接しない年上の子に遊んでもらったり、年下の子のお世話をしたりと、良い刺激をお互いが受けられるのが特徴でもあります。
我が家の子が通っていた保育園では、人数がもともと多い園でしたので、0・1・2歳、3・4・5歳と2クラス制でした。
保育園では給食があるので助かるんですが…
お盆期間や家庭保育推奨期間の間だけ、お弁当持参なんていう園も少なくありません。
仕事があるのに、朝ごはん、身支度、家事に加えてお弁当作りが待っています。
私のオススメは、夜のうちにおかずだけを詰めてしまうことで、朝は時短になります。
夏休みは保育園にないけど…
保育園に夏休みはないけど、運営時間を短縮している保育園もあるようです。
私の地元の友人が「夏休みは夕方の16時までしか保育してくれない」と嘆いていました。
保育園に確認しよう
すべての園で、一律に決められているわけではないようです。
通っている、または通わせようと思っている園の先生や園長先生に聞くのが一番てっとり早く確実ですね。
通わせたい保育園に
- 夏休みが存在するのか
- 夏休みがあるのならどんな保育内容なのか
- お弁当は必要なのか
- 利用料や夏休みは休ませた方がいいのか
などなど
心配なことも含めて、入園前から質問してみるのがいいと思います。
夏休みがある保育園の場合の対処法
入園が決まると「やっと仕事が探せる!」「これで仕事復帰できる!」と一安心です。
でも、保育園で使うものを用意したり、洋服から靴下、オムツまで、名前を書いたりしないといけないので、大変なんです。
そんな状態で、後から「夏休みがあるの!」とわかったら結構焦りますね・・・。
しかも仕事柄、お盆休みも何も関係ない職種や仕事だと余計ではないでしょうか?
そんな時の対処法をいくつかご紹介したいと思います。
両親どちらかが休暇をとって対処する
私は子供が保育園生活2年目の時、転職していました。
転職先は、夏休みもあまり関係のない仕事でした。
でも前年の「自分が休みたくて、子どもを保育園に通わせた」という反省もあって、子供と一緒にいてあげたいと思いました。
なので、家庭保育推奨期間は旦那さんと交代で休暇をとりました。
子育てに理解があったり、休みやすい職場であれば、積極的に動いた方がいいですね。
どちらかの両親(祖父母)に頼む
ママもパパも休みを取りづらいお仕事であれば、身内にお願いする事も考えてみましょう。
遠いところに住んでいるなどで難しい場合は、自宅に数日泊まってもらったり、実家にお泊りに行かせる方法もあります。
おじいちゃんやおばあちゃんに会わせてあげられるというメリットもありますね。
一時保育や預かり保育を実施している場所を利用する
地域の子育て支援施設や各保育園にも併用して設けられている一時保育施設などがあります。
ただ利用人数もその日で制限がありますので、早めに予約をしておくことが必要です。
どんな施設なのか、どんな制度なのか、また安心して預けられる場所なのかというのも、目で見ておいたほうがいいと思います。
また保育園の場合は、お盆期間中は一時保育を実施していない園もあるかもしれません。
通わせている保育園が夏休みになった場合、園から近隣の一時預かり場所の案内もされると思います。
ファミリーサポートを利用する
ファミリーサポートは、乳幼児や小学生の子育て世代の労働者で、援助をしてもらいたい人(依頼会員)と援助をしたい人(援助会員)の相互支援事業です。
運営は市区町村で、会員登録もお住いの市役所や役場で行われます。
基本的には双方、同じ市区町内で、さらに地域や校区などが同じ住まいの人たちで支援していく仕組みです。
支援する側は安全講習や救命救急の研修を受けて援助会員になります。
また損害責任保険、援助者の傷害保険、依頼会員の子供傷害保険などもあります。
保険費用については、私の住んでいる所では市の負担でした。
主に次のような場合に利用するようです。
- 保育園や幼稚園の送迎
- 保育園や幼稚園、または学校の放課後保育や学童保育終了後の預かり
- 自分が病院へ行きたい時や買い物に行きたい時
- 冠婚葬祭などで子供を連れて行くのが難しい時
ただ、がっつりと保育してもらえる訳ではなく、日常の生活をフォローしてくれるイメージです。
一日あたりの利用時間も決められているようですので、毎日や丸一日お願いするのは難しいかもしれません。
それと、保育をお願いするので家事は頼めないようです。
短時間のパート、フルタイムなら午前中だけ援助をお願いして、午後からは身内に頼んだりなど、組み合わせて利用する方法になってきます。
また依頼するまでに、コーディネーターとの面談、援助会員との打ち合わせなど、一定の手順があるので、急に明日というのが難しいです。
私も援助を受けたい側(依頼会員)として今のうちに、登録会に行ってみようと思っています。
入園決定で良しとしない。入園前の手引き
夏休みなどの制度を見学の時点でチェックポイントにしておこう
保育園に無事入園させることが先行してしまって、ついつい夏休みのことって忘れがちなんですよね。
見学に行くと、どんなことをポイントとしますか?
- 保育園までの距離や通園時間
- 保育時間、延長保育可能か
- 保育園の雰囲気
- 教育方針
- どんな先生がいるのか
- 家庭で用意するもの
もちろん重要なことです。
それでたくさんの保育園を私は見学してきました。
入園決定通知を受け取ると、それで嬉しくなって今度は自分の仕事探し、あるいは復帰に向けて走り出します。
私は、保育園で用意するものを揃えながら、復帰に向けての会社へ出す書類を揃えたりと、同時進行で動きました。
で、入園前の説明会で「夏休みは8月の何日から何日まで」なんてと言われて焦りました。
見学へ行った時点で夏休みに限らず、年末年始や年度末休みなど、年間行事も含めて把握するのは非常に欠かせないですね。
前年度のでもいいので、年間スケジュールなどをもらえるのであれば、もらって確認してみてください。
まとめ
いかがでしたか?保育園が運営自体を休んで「夏休み」を設けている園は少ないです。
しかし夏休みは子供にとって、楽しみなことでもありますね。
仕事と育児、両方大変だけど両方大切でもあります。
子供はあっという間に大きくなって、親から見ると可愛かったと思える時期は大変ですが、それが過ぎると一瞬だった!と思うかもしれません。
少しでもお子さんと居られる夏休みがある方は、一緒に過ごせる貴重な時間を目一杯、親子で楽しんで欲しいと思います。