つわりで仕事に行けない!つわりで仕事を休むのはアリなの?

つわりが始まると、仕事に行くのがとてもつらいですよね。

私は上の子のときは妊娠3か月くらいからつわりが始まり、おさまったのは妊娠8か月くらいになってからでした。

バスの中や電車などの乗り物に乗ると、暖房のニオイがつらくて気持ち悪くなってしまい…
何度も途中下車をして、吐き気がおさまってから、また乗って…
を繰り返していました。

出勤の時間がとにかくつらかったです。

同じように妊娠中も仕事を続けているママは、つらい毎日を送っていると思います。

そこで今回は
つわりで仕事にいけないときは休んでもいいのか?
会社の上司などにつわりを理解してもらえないときにどうればいいのか?
などをご紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

つわりで仕事にいけない!つわりで仕事を休んでもいいの

つわりで吐き気がおさまらなかったり、体がつらかったりしても、会社に休みたいといいにくいですよね。

まずは仕事を休んでもいいのか悩んでいるママのために、つわり休暇についてや、つわりで仕事にいけないとき会社に対してどのような対応をしたらいいのかについてご紹介します。

つわり休暇は男女均等雇用法という法律で認められている

実は男女均等雇用法という法律で『つわり休暇』が認められているということをご存知ですか?

つわり休暇とは

妊娠中の労働者がつわりのため、労働が困難なときに男女雇用機会均等法の第13条に基づいて取得できる休暇

健診などで主治医から指導を受けた場合は、その指導事項を守ることができるように会社は必要な措置を取らなければならないと義務付けられているんです。

つまり主治医から休業するように指導を受けている場合、妊婦である労働者が会社を休みたいという申し出をしたら、会社をそれを拒むことができないことになっているんですね。

ちなみに、男女均等雇用法8条によって、会社は妊娠や出産を理由に解雇することはできないという決まりもあります。
「仕事を休まれると困るので会社を辞めてください」といわれたとしても、妊婦さんであるあなたがそれを拒めば、会社は強制的にあなたを辞めさせようとすると法律違反になるんです。

妊娠の報告やつわりのときの対応について、会社に相談すると辞めてくださいといわれる妊婦さんも多いです。
妊娠、出産はお金がかかるし、しばらく仕事ができないかもしれないと思うと、できるだけ働いていたいと思う人もいると思うんですね。
そういう場合は、たとえ会社から退職を打診されても断固拒否しましょう!

解雇については、こちらの記事で紹介しているので後でチェックしてみてください。

パートで解雇!?クビと言われたとき確認するべきこと

つわりは個人差があるので我慢しない

この記事の最初に少しお話しましたが、つわりには個人差があります。
男性の上司の場合、つわりを経験したことは当然ありません。

そのため、以前同じ職場に妊婦さんがいた経験があったりすると、

「〇〇さんは、つわりで休むことなんてなかったんだから、大丈夫でしょ?」

みたいなことをいわれてしまうこともあります。

他の人と比べられたときは、

「つわりには個人差があるので、比べられてしまうと困ります!」

と、はっきり伝えておきましょう。

吐き気が一日中おさまらなければ、脱水症状になることもありますし、食べると戻してしまう場合は栄養面でも影響が出てしまうこともあります。
そして、一日中吐き気に襲われていると体力も消耗します。

あなたの体調はあなた以外の人はわかりません。
病気じゃないからとか、誰かに迷惑をかけるとかは考えずに、つわりで体調が悪いときは、我慢しないようにしてくださいね。

時差通勤が可能か相談してみる

私の場合妊娠7か月くらいになったときに、事務部門が他の地域に移転しました。
そのため、中央線で新宿まで通勤しなければいけなくなってしまったんです。

最初の数回は、満員電車にもまれながら通勤を試みましたが、おなかを守るすき間すら確保できなかったので、危険だと感じて上司に時差通勤をお願いしました。

状況を説明して、朝は通勤ラッシュがおさまる朝10時に出社時間を変えてもらい、帰りも帰宅ラッシュをさけるために、16時までの勤務に変更してもらいました。

出社時間を遅くしてもらったので、電車を各駅停車の電車に変えたら、座って通勤することができるようになったので、かなり楽になりました。
電車通勤をしている場合は、混雑の時間を避けて出勤できるように時差通勤の相談することをおすすめします。

でも、おなかを守る環境ができたとしても、つわりがひどい場合、通勤そのものがつらいときもあります。
そんなときは、無理をせず、会社を休む、休職するといった選択をするようにしましょう。

つわりがつらいときは休職も検討する

『どれくらいの期間休職すれば体に負担がなく仕事ができるか』という判断をするのは正直にいうとかなり難しいです。
個人差がありますからね。
でも、つわりが重い場合は、自分の体調に合わせて休職を検討することが必要です。

たとえば、出社しても仕事にならないくらいつらいときですね。
頑張って出社しても、出社したことに対して会社は評価してくれません。
会社に出社としたということは、仕事をするのが当然という判断をされるのです。

仕事にならない日が続いてしまうのであれば、思い切って数か月休職するという判断も必要です。

つわりで仕事を休んだら給料はどうなるの

男女均等雇用法で『つわり休暇』が認められているというお話をしましたが、休むということが認められているだけで、つわり休暇に対して給与の保障は義務付けられていません。
つまり、休みを取ることは可能でも、休んだ分の給料は発生しないということです。

それは、数日休んだ場合も数か月休職をした場合も同じです。
お給料を減らしたくない場合は、有給休暇を使って休みを取るようにしてくださいね。

妊娠がわかったら早めに会社に報告しておこう

今は自宅で妊娠を確認することができるようになりましたね。
でも、自宅でできる妊娠検査はあくまでも簡易的なものです。
妊娠検査キットで陽性の反応が出たら必ず病院で検査をして、妊娠しているかを確認するようにしましょう。

早い人であれば、2か月めくらいで妊娠を確定することができます。
でも、妊娠が正常に継続されるという保障はないので、落ち着いてから報告したいと思う人も多いです。
ですが、できるだけ早めに報告することをおすすめします。

妊娠初期は流産などのリスクがあるため、無理をしないように生活をする必要があります。
残業が続いたり、重いものを持たなければいけないような業務は避ける必要があるのです。

無理ができない期間になっていることを会社や周りの人に伝えて、便宜をはかってもらうようにしましょう。

仕事継続の意思を伝えておく

会社に妊娠の報告をすると、もしかしたら、急に休まれるのは困るので、退職してほしいという打診があるかもしれません。

しかし、前の項目でご紹介しましたが、会社は妊娠や出産を理由に従業員を退職させることはできません
また、つわり休暇を取るのも法律で決められた権利です。

あなたが妊娠中も仕事を続けたいという意思がある場合は、仕事を続けたいという意思を伝えておくようにしてくださいね。

つわりのときの対処方法も上司に伝えておく

男性が多い職場の場合、
『つわりの大変さ』
『妊娠中の女性にはどんな体調の変化が起こるか』
ということを理解してもらうのは難しいです。

そのため職場にそのつもりがなくても、仕事を辞めざるを得ない状況にされてしまい、退職するしかなかったという人も多くいます。

それを防ぐ手段として、つわりのときの対処方法を事前に上司に相談しておきましょう。

たとえば、
『朝、調子が悪くてすぐに出勤ができないときは、時間を遅らせて出社する』
『どうしても具合の悪いときは休みをいただくこともある』
などです。

また緊急時に、周りの人にできるだけ迷惑や負担がかからない根回しをしておくことも大切です。
「万が一突然お休みをいただく場合は、こんな対応をします」といった内容を伝えておくと、仕事を任せている上司も安心できますね。

産休・育休についても相談しておく

妊娠の報告をするときは、妊娠中の仕事の仕方以外にも、産休や育休についても相談しておきましょう。
あなたの予定がわからないと、会社も次の人材を探す必要があるかどうかがわからないので、困ってしまいます。

・出産予定日の何日くらい前まで仕事が可能なのか
・産休や育休はどうしたいと考えているのか
・出産前に退職を考えているか
などを伝えておくようにしてください。

つわりで診断書をもらえるのか

つわり休暇が法律で認められているといっても、会社の雰囲気や上司の考え方などで、休みを取りづらいという人もいると思います。
診断書がもらえるのであれば、休みが取りやすいと考える人もいるのではないでしょうか。

つわりの場合、診断書がもらえる場合ともらえない場合があります。
どんなときに診断書をもらうことができて、どんなときはもらえないのかについてご紹介します。

ケトン体・血圧値などに異常がある場合

健診のときの検査で、尿に含まれるケトン体が陽性の反応が出た場合や、血圧の値に異常があった場合は、妊娠のときも診断書を書いてもらうことができます。
つわりがひどく仕事に行けない日があるという人は、検査を受けて診断書を書いてもらうといいかもしれませんね。

検査結果に特に異常がない場合

妊婦健診の検査でどこも異常がない場合は、診断書を書いてもらうことができません。
でも診断書がなければ、つわりで仕事にいけないときは休んではいけないということではありません。

検査結果に異常がなく、診断書を書いてもらうことができない場合は別の対応を考えるようにしましょう。

方法については「母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)を利用する」の項目で詳しく説明します。

つらいつわりを乗り切る方法

つわりの真っただ中にいると、いつになったら楽になるんだろうと不安になることもあります。
体調が悪いと憂鬱になってしまうこともあります。

でも妊娠中も仕事を続けたいと希望している人は、なんとかつらい時期を乗り切りましょう。

つわりのときに自分が楽になる方法を見つけておこう

つわりの症状は、人によって違います。
私の場合は、特定のニオイに敏感に反応するようになって、食べると気持ちが悪くなりました。

そのため、仕事中はお昼をできるだけ食べないようにしていました。
おなかがグルグル鳴ってはずかしかったときもあったんですけど、トイレにこもるのも嫌だったので、我慢していました。

私の場合とは逆で、おなかがすくと気持ちが悪くなる人もいますね。

妊娠中も仕事を続ける場合は、つわりのときに自分が楽になる方法をいくつか見つけておきましょう。

態勢を変える

私の場合、椅子に座ったままの状態でおなかが圧迫されると気持ち悪くなることがありました。
なので、仕事中に何度も椅子の高さを変えたり、できるだけおなかが圧迫されない姿勢で仕事をするようにしていました。

姿勢を変えると楽になることもありますので、自分が楽な姿勢を見つけておくといいですね。

外の空気吸う

室内にずっといると、部屋の中のニオイが鼻についてしまい、気持ちが悪くなってしまうことがあります。

私の職場では、トイレなどで使うタオルを洗濯するのも女性社員の仕事でしたので、タオルの洗濯を優先してやらせてもらって、屋上に行って外の空気を吸いながら、洗濯物を干したりしていました。

お昼休みは、一人で屋上にいることがありました。

外の空気を吸うだけでも吐き気がおさまることがあるのでおすすめです。

飴などを用意しておく

私の場合、食べると気持ちが悪くなったので食べないようにしていたのですが、逆におなかがすくと気持ちが悪くなってしまうつわりもあります。
そういう人は、飴などを用意しておいて、合間に食べるといいかもしれませんね。

ただし勤務中に口に入れなければならないので、「おなかがすくと気持ちが悪くなるので」ということを、会社の上司にひとこと断っておくようにしましょう。

会社につわりのつらさを理解してもらえないときの対処法

女性にとって妊娠は喜ばしいことなんですが、上司が男性のため、つわりのつらさを理解してもらえないという妊婦さんも多いです。
そこで、会社につわりのつらさを理解してもらえない場合にできる対処方法についてご紹介します。

母性健康管理指導事項連絡カード(母健連絡カード)を利用する

『母性健康管理指導事項連絡カード』という言葉を聞いたことがありますか?

「母性健康管理指導事項連絡カード」(以下、「母健連絡カード」とします。)は、仕事を持つ妊産婦さんがお医者さんから通勤中に無理をしないように指導を受けたり、適度な休憩を取るように指導を受けた場合、その内容を会社の人に的確に伝えられるように作られたものです。

【画像】母健連絡カード

妊産婦さんの社員から「母健連絡カード」の提出があった場合、『会社はその記載内容に応じた適切な対応を取らなければならない』という決まりがあります。

会社に理不尽なことをいわれそう、またはいわれているという人は、「母健連絡カード」の利用して会社の理解を求めることをおすすめします。

母健連絡カードの入手方法

母健連絡カードは、厚生労働省ホームページ内からword版またはPDF版をダウンロードすることができます。

女性労働者の母性健康管理のために
※見出し「母性健康管理指導事項連絡カード」を参照してください。

休職を申し出る

自分が考えていたよりも、毎日つわりがつらく仕事にいけないと感じてしまう場合は、何度か書いていますが、思い切って休職を申し出ることも大切です。

無理をして会社に行っても、仕事にならないほどつらいのであれば、会社に行く意味がないですし、何よりつわりがつらいのに、毎日無理をして仕事をしなければならないのは、あなた自身が一番大変ですよね。

出産ギリギリまで働きたいと思っていたとしても、自分の思い通りにいかないことはたくさんあります。
あまりにもつわりがひどく仕事にいけないと思う場合は、休職するという選択も考えてみてくださいね。

まとめ

以前は、つわりで仕事にいけないという女性に対して会社は、考慮すればいいという程度の対応でもよかったんです。
でも平成24年10月に「女性労働基準規則」が改正されて、母健連絡カードの提出があった場合は、会社はカードに記載された内容に対して対策を講じることが義務付けられました。
また法律によって、生殖機能などに有害な物質が発散する場所での女性の就業が禁止されました。

とはいいながら、こういった法律があることすら知らない事業主もいますし、女性のつわりに対して会社が理解してくれないという事例はいまだにたくさんあります。

つわりは個人差がありますし、つらさは本人にしかわからないので、会社から理不尽なことをいわれることもあります。
でも一番大切なのは、あなたの体調であり、赤ちゃんの健康です。

妊婦さんは、法律でも守られている存在です。
今回ご紹介した内容をうまく利用して、つわりで仕事にいけないときは無理をしないようにしましょう。

つわりで仕事にいけないときに会社に理解してもらえない場合は、『母健連絡カード』などをうまく活用してみてくださいね。

会社に理解してもらえず、解雇されそうになるケースもあります。
ですが会社は妊娠や出産を理由に解雇することはできないという決まりがあります。
解雇についてはこちらの記事で紹介しているので後でチェックしてみてください。
パートで解雇!?クビと言われたとき確認するべきこと

また会社を休む連絡をするときに、注意点したいことをこちらで紹介しています。
つわりだけでなく全般的なことについて書いてありますが、一度チェックしてみてください。
当日会社を休むなら電話それともメール?効果的な例文と連絡方法の注意点

 

 

 

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