仕事と子育てにもう疲れたそんなママに知っておいてほしいこと

仕事、子育て、家事をこなしていると、もう疲れた~仕事辞めようかな?なんて思うことがありますよね?

私も最初は、子どもが小学生になって時間ができたから、そろそろ仕事をしたいな~と思って始めたんですね。
でも、そのうちどんどん仕事にのめり込んでしまって、仕事が1番みたいになってきてしまったんです。

優先順位が家族じゃなくて仕事になって、会社での責任が増えて仕事がどんどん大変になっていって…
最終的には疲れ切ってました。
心も体も…

だから、仕事と子育てで

『もう~~~疲れた。
仕事辞めたいな。
でも一度辞めたら、再就職できるかわからないし…
辞めるのも怖いな』

っていうママの気持ちもとってもわかります。

今は疲れているから、仕事を辞めたいって思っているけど、心のどこかでは仕事も続けたいという気持ちもあるんだと思うんですね。
だからこそ、自分でもどうしたらいいのかがわからなくなってしまうことがあります。

私も同じ道を通ってきたので、仕事と子育ての両立の大変さはよくわかります。

そこで今回は、仕事と子育ての両立で疲れ切っているけど、どうしたらいいかわからないママに、知っておいてほしいことをご紹介していきます。

私のようにあとで後悔をしないように、自分に合った対策を見つけてみてくださいね。

仕事と子育てに疲れたときは自分が本当はどうしたいのかを考えてみよう

仕事と子育ての両立に疲れたな~このままの状態で続けるのはつらいな~と感じ始めたら、どうなることを自分は望んでいるんだろうということを考えてみましょう。

「仕事が好きだから、家事の負担が減ったらいいな~」と思っているのか、「仕事けっこう頑張ってきたし、そろそろ仕事辞めたいな~」と思っているのかで、できる行動が変わります。

とりあえずいろんな条件は抜きにして、『続けたいのか』それとも『辞めたいのか』、じっくり自分自身に聞く時間を作ってみましょう。

仕事を辞めたいけど辞められないと思ってしまう理由とは?

できれば仕事を辞めたいと思っているあなた。
仕事を辞めたいけど辞められないと自分で思ってしまう理由は何ですか?

主な理由には以下のようなことがあるんじゃないかな?と思います。
まずは、あなたが思う仕事を辞められない理由を考えてみましょう。

仕事を辞めたら後悔しそう

仕事を辞めたら後悔しそうという気持ちの中には、
『本当は仕事が好き』
という気持ちと、
『また仕事をやりたいと思ったときに、今みたいな条件では仕事はできないかもしれないという不安がある』
といった気持ちがあるんじゃないかな?と思います。

前者の場合は、仕事を続けたいという気持ちがあります。
この場合は、負担を減らす方法を考えましょう。

後者の場合は、辞めたい気持ちが前提にあるということになります。
この場合は、辞めてもなんとかなると思うことが大切です。

どちらにしても『後悔するかも?』という気持ちを持ったまま、仕事は辞めないほうがいいです。

仕事を続けるのか辞めるのかをしっかり考えて、自分の決断に責任と覚悟を持って行動すれば、どちらを選択しても後悔することはありません。
覚悟が決まるまで自分の気持ちと向き合ってみてくださいね。

職場には不満がない

職場には不満がないという気持ちの裏返しには、仕事をすることには不満がないともいえます。
でもそこに、子育てと家事もやらなければいけないという条件があるため、仕事を辞めたいという気持ちになっているということになりますね。

この場合も、前の内容と同じように『不満がないから辞めたくない』のか『不満はないけど辞めたい』のかで行動する内容が変わります。

あなたの本音はどちらですか?
自分の気持ちを確かめてみてくださいね。

今と同じ条件で働けなくなる

今と同じ条件で働けなくなるという不安があって辞められない人の場合は、自分は働く必要があると思っているということです。
つまり、仕事を辞めたら困るという気持ちがあるということです。

この場合は、仕事を続けることをおすすめします。
そして仕事や子育て・家事の負担を減らす方法を考えてみましょう。

仕事と子育てのバランスが取れたら両立したい人にはどんな方法があるか

では仕事を続けたい、仕事を続ける必要があると思っている人の場合、仕事と子育てを両立するためにはどんな方法があるのでしょうか?
今の負担を減らすために以下の対策を取ることはできないかを考えてみてください。

親などに助けてもらえないか

近くに親が住んでいる人の場合は、毎日は無理でも週に何度か親に助けてもらうことができないかお願いしてみましょう。
たとえ少しでも他の人の手を借りることができれば、子育ての負担を減らすことができます。

親が近くにいない場合は、週に何度かベビーシッターをお願いするとか、短時間預けられる施設などを利用する方法もあります。
子育てを助けてもらえる方法を考えてみましょう。

夫に今よりも協力してもらえないか

一番身近に子育てを助けてもらえる人はご主人ですね。
共働きで働いているのですから、今よりももう少しご主人に子育てや家事を協力してもらえるように工夫してみましょう。

私の場合、食事の用意をしている間にお風呂掃除をやってもらったり、夕飯の時間までに帰れないときは、主人が外でお惣菜を買ってきたり、簡単な料理をして子どもたちにご飯を食べさせてもらっていました。

私の失敗談をお話すると、私も疲れていたので
「たまには〇〇やってよ~」
家事や子どもの世話をするのが当たり前でしょ?を前提に主人にいろいろお願いしていたんですね。

でも、これをやってしまうとけっこう喧嘩の元になってしまいます。

パパに上手に家事を手伝ってもらうおすすめの方法は、
「パパの作った〇〇おいしかった~。また、作ってね」
とか、
「私より性格が几帳面だからお風呂を掃除してもらうとすごく気持ちいい。ありがとう」
みたいなお願いの仕方をすると、けっこう自分からやってくれることがありました。

料理をほめると短期間に何度も同じメニューになったこともありますが、まぁこれもご愛敬ですね。
間違っても
「もう飽きちゃった」
とかいったらだめですよ。

勤務時間の短縮はできないか

正社員で働いている場合、なかなか勤務時間を短縮してもらうのは難しいと思っているママも多いんじゃないかなと思います。
私の場合、子育てをしているときも、
「〇時に子どものお迎えがあるので、残業になるときはなるべく早めに連絡をください」
ということを上司にお願いしていました。

また、子どもがピアノも習っていたので、レッスンの日は送り迎えのために、お願いして必ず定時で帰らせてもらっていました。

残業が多い部署の場合、どうしても仕事で遅くなることが多いので、子育てや家事が負担になってしまうことがありますよね。
そんなときは、育児・介護休業法によって、残業を免除してもらうことができたり、短縮勤務をすることが可能な場合があるので、会社に確認してみてくださいね。

育児・介護休業法について

育児・介護休業法について簡単に説明しますね。

<短縮勤務>

育児・介護休業法という法律で、3歳に満たない子を養育する労働者に対して1日6時間とする労働短縮制度を設けなければいけないという決まりがあります。
ただし、以下の人は対象外にできる決まりになっているので、注意してください。

●入社1年未満の労働者
●1週間の所定労働日数が2日以下の労働者

<時間外労働の制限>

小学校就学の始期に達するまでの子を養育する労働者が、その子を養育するために時間外労働の制限を請求した場合には、事業主は制限時間(1か月24時間、1年150時間)を超えて時間外労働をさせてはならないという決まりがあります。

ただし、以下の人は対象外にすることが可能です。

●日々雇用される労働者
●入社1年未満の労働者
●1週間の所定労働日数が2日以下の労働者

出典:育児・介護休業法ガイドブック

家事を頑張りすぎずにやる方法はないか

仕事と子育ての両立は、何を工夫しても大変なことには変わりありませんが、子育てを頑張りすぎずに家事をこなすことは可能です。

私の場合、子どもが高校になるとお弁当作りが必須だったのですが、最初はかなり手作りの部分が多くて、たまに冷凍食品のお世話になっている感じでした。
でも日に日に手を抜くようになって、冷凍食品の数が増えていきました。

子どもが小さいときも、仕事が忙しくなってからは、子どもが寝てしまってから帰ってくることも増えました。
そういう意味では、子育てに関する部分はかなり手を抜いていましたね。

両方同じくらい頑張るのは大変なので、子育てにウエイトを置く時期と仕事にウエイトを置く時期を考えるといいのかな?と思うんです。

子育てにウエイトを置くときは、勤務時間の短縮や残業時間の免除の制度を利用するといいですね。
仕事にウエイトを置く時期は、子どもを短時間預けたり、家事などはたまには業者にお願いするという方法もあります。

子どもの成長に合わせて、どちらかにウエイトをおいて頑張るようにしてみてください。

子どもが大きくなると子育ての負担も軽くなるので、仕事と子育てのバランスがとりやすくなりますよ。

大変な時期だけ休職を考えてみる

育児・介護休業法の法律にのっとって、勤務時間の短縮や残業の免除を受けることもできますが、この制度には制限もあります。
制限を過ぎてしまって制度が使えない場合、仕事と子育ての両立が難しくなって疲れたな~と感じてしまうこともありますね。

そういう場合は、大変な時期だけ思い切って休職するというのも1つの方法です。

実は私も、仕事と子育てに疲れてしまい、精神的におかしくなりそうになって、愚痴ばかりこぼしていたことがありました。
そのときにある人に、「社長に対してそんなに不満ばかり感じて仕事をしているんだったら、思い切って休職をして、体と心が元気になってから復職したらどう?」といわれたことがあります。

そのときは、冷静な判断力もなかったので、休職ではなく退職するという決断をしました。
今になって考えてみると、あのとき休職をして体を休めていたら、また違う人生もあったのかもしれないと思うこともあります。

場合によっては、休職するのがベストな判断なときもあります。
私のような後悔をしないためにも、しばらく休んで、体の疲れを取りながら、子どもとの時間を大切にして、自分の気持ちの整理がついたら復職するという判断をしてもいいかもしれませんよ。

仕事と子育てに疲れたら頑張ることをあきらめよう

仕事と子育てで疲れているママは、仕事も子育ても頑張っているママだと思います。
でも、ママも生身の人間です。
頑張り続けることには限界があるんです。

仕事と子育てに頑張り続けることに疲れたら、まずは頑張ることをあきらめましょう。

時間には限りがあります。
ママの体は1つです。
つまり、やれることには限界があるんです。

全部完璧にやることは不可能だということを理解すると、楽になれることがありますよ。

まずは、頑張ることをあきらめることから始めてみてくださいね。

家事の時短は手抜きだと考えない

仕事と子育てに疲れたという相談をすると、「家事を手抜きすればいいんだよ」という答えをもらうことってないですか?
この記事でも書いてましたね…

手抜きっていうと、なんだか家事や子育てをさぼっている『ダメ主婦』みたいな印象になってしまいますよね?

でも効率を上げるっていうと、『ちょっとできる主婦』みたいな印象になりますよね?
家事も子育ても手抜きをするんじゃなくて、時短で効率を上げているだけって考えれば、罪悪感を少し減らすことができませんか?

子どものお弁当に冷凍食品がいっぱい入っていても、お弁当を作ってあげたいというママの愛情が減るわけではありません。
便利なものを作ってくれている人に感謝をしながら、どんどん利用させてもらいましょう。

いざとなったら会社は辞めてもいいと考える

仕事と子育て、絶対両立させなければいけないと自分で思い込んでしまうと、苦しくなってしまうことがあります。
でも、ちょっと考えてみてくださいね。
仕事って絶対辞めてはいけないものですか?

お産で入院していたときは、仕事をしていなかったと思うんです。
でも、自分が仕事をしない間、生活ができなかったかといえば、そんなことはなかったですよね?
会社もちゃんと仕事がまわっていたと思うんです。

だから、本当につらくなったら会社は辞めても大丈夫なんです。
仕事を辞めても生活もできるし、会社もちゃんと困らずに業務が続いていきます。
それさえわかっていれば、いざとなったらいつでも会社を辞めてもいいんだって思えるようになります。

本当につらくなったときは、会社はいつでも辞められるって思えるだけでも気持ちが楽になりますよ。

うまくできなかったときに自分を責めることはやめる

仕事と子育てを両立していると、体が疲れていて集中力に欠けて、本来なら絶対にしないミスをしてしまうことがあります。
ミスがささいなものであればあるほど、落ち込んだり、自分を責めてしまうことがあります。

でも自分を責めてしまうと、どんどん心が疲れてしまうんですね。
心が疲れると元気をなくしてしまいます。
元気がなくなると、また次のミスをしやすくなってしまいます。

子育てでイライラして子どもに当たってしまっても、仕事でミスをしてしまっても、自分を責めることはやめましょう。
落ち込んでいるということは、自分が悪かったことに気付いているっていうことなんですね。
悪かったことに気づいているなら、次は注意すればいいだけのことです。

うまくいかなかったときに、自分を責めることはやめましょう。

自分が考えている不安が全部なかったとしたらどうしたい?

〇〇だから辞められないとか、〇〇だから頑張らなきゃいけないとか、すごく無理をして頑張っているときって、こうなったら困るから頑張るという条件があるんですね。

これは私が実際にやっている方法なんですが、『もし自分が不安に思っていることが100%起こらないという保障があったとしたら、どうしたい?』と自分に質問しています。

たとえば、『今会社を辞めたとしても同じ条件か今と同じ以上の条件で働けるとしたら、どうしたい?』とか、『今自分が仕事を辞めても今と同じ生活が保障されるとしたらどうしたい?』といった質問をしてみます。

それでも今の仕事がしたいと思うのであれば、『仕事が好き。仕事を続けたい』ということですよね?
生活のためとか、稼ぐため以外に自分が仕事にやりがいを感じているということです。

逆に仕事を辞めても何の心配もいらないなら、辞めたいと思うのであれば、『本音では仕事はやりたくない』と思っているということです。

仕事を辞めるにしても続けるにしても仕事の仕方はいろいろあります。
子育てを楽にする方法だってあります。

仕事も子育ても含めてあなたの人生は1度しかありません。
子どものため、家族のため、会社のためというものを全部なしにして、自分が選びたい道はどんな道なのかを考えてみてくださいね。

だめとか無理って思っていることはもしかしたら自分の思い込みかも?

私の失敗を元にお話ししますね。

私は、今まで『母親だから子どものために我慢しなくちゃいけない』とか、『私が会社を辞めたら他の人に負担がかかるから辞められない』とか、『子どもに不自由をさせないために稼がないといけない』とか、自分で自分のことをがんじがらめにしていたんですね。

だから、自分のことは全部後回しにして、子どものため、会社のためを優先して頑張っていたんです。
でも、ある日とっても疲れちゃったんですよ。
私は何のために生きているんだろう?なんていうことまで考えだしてしまって…

子どもの送り迎えのために、必死で時間内に仕事が終わるように頑張っていたのに、突然のトラブルに見舞われて、迎えが遅くなって子どもの機嫌が悪くなったり、家族ほったらかしにして、仕事を頑張っているのに、家庭も仕事もうまくいかないことがたくさんあって…

ふっと気が付いたら、小学生だった子どもたちも大学生と高校生になっていました。

そして、ある日突然、子どもと一緒にいる時間もごはんをまともに作ってあげる時間も持てないまま子どもが巣立ったら、きっと私一生後悔するって思ったんですよね。
母親として後悔したくなかったので、会社を辞める決意をしました。

私が辞めたら会社が大変なことになるって思っていたんですけど、私が辞めても何事もなかったように通常業務が続いていました。

仕事を辞めてみて、なんでこんな当たり前のことに気が付かなかったのかなって思いました。

子どものために頑張らない日があっても、仕事を辞めてもなんとかなります。
誰かのためじゃなくて、自分のために行動を起こしてもいいんだという心の逃げ道を作っておいてくださいね。

逃げ道があるだけでも、気持ちがすごく楽になりますし、だめって思うことは単なる自分の思い込みだけっていうことが多いんですよ。

まとめ

仕事と子育ての両立って本当に大変ですよね。
しかし、仕事を辞めたら再就職できるかわからなくて辞められないという気持ちもすごくわかります。

でも、そんなときにちょっとだけ自分が本当に望んでいることは、仕事を続けることなのか、辞めることなのかというのを考えてみてほしいんです。
自分の本音に従って行動すれば、どっちを選んでもうまくいくんですね。

ただし、すべての不安を捨てて、自分の選んだ道を進む覚悟があるか?というのが大切です。

私も、仕事を辞めたらぜったい困るって思っていました。
だから、どんなに疲れても仕事を辞めることができませんでした。

でも、子どもが巣立つ前にしっかり母親として一緒に過ごす時間を取りたいから仕事を辞めるという決意をしたら、なんだかんだで自分が心配していたことはすべてクリアして今に至っています。

仕事を続けたい人は、両立を少しでも楽にするために、仕事をセーブすることもできますし、子育てを手伝ってもらう方法もあります。
仕事を辞めたい人は、辞めても生活はなんとかなります。

大切なのは、自分がどうしたいかということです。

今回の記事を参考に自分の気持ちに正直に、そして今できることから始めてみてくださいね。

 

 

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