集中力が続かない原因と8つの対処法

「集中力が続かなくて仕事がすすまない…」
一度集中力が切れてると、勉強や仕事などの効率が大きく下がってしまいますね。
そこで今回は、
・なぜ集中力が続かないのか
・集中力が切れたときに実践できる8つの対処法
についてご紹介します。
集中力が続かないときは、自分に合ったものを見つけて試してみてくださいね。
集中力がない!なぜ集中力が続かないの?
集中力がない状態になってしまう原因は、大きく分けると3つです。
原因1:疲れ
集中した状態を長く続けるには、非常に大きなエネルギーが必要です。
しかし仕事や家事・育児などで寝不足になっていたり疲れているときは、エネルギーが極端に少なくなっています。
そのため短時間の作業でエネルギー不足になり、集中が途切れてしまうのです。
原因2:飽き・退屈
人は、適度な緊張感がある状態であれば、集中力を保つことができます。
ですが同じ作業を続けていると、飽きてしまったり、惰性になってしまい、集中力がなくなってしまうのです。
また、同じ仕事や作業を繰り返していると内容に慣れてしまい、緊張感がなくなって集中力が切れてしまうこともあります。
原因3:誘惑
周りに誘惑されるものがあると、気になって集中できないですね。
部屋の片づけをしようとして、つい昔の懐かしい写真や思い出の品物を見つけてしまい、手が止まって結局片づけが終わらなかったというのは典型的な例です。
原因4:不安
今やっている作業が間違えているのではないだろうか。
こんな不安も、集中力を途切れさせる原因です。
一度不安に感じると、その不安を解消しない限り集中するのが難しいです。
集中力がないときに気軽に試せる対処法8選
集中力がない状態で仕事や作業をしていると、効率が悪くなるだけではなくミスや失敗につながってしまうことがあります。
そのようなときに、気軽に試せる8つの対処法をご紹介します。
自分に合うものを見つけて試してみてくださいね。
なお、子供の落ち着きがないという方は、こちらを参考にしてみてください。
1.体を休める
疲労感があって集中できないときは、思い切って作業の手を止めて体を休める時間を取りましょう。
最近では、10~15分程度のお昼寝タイムを設けている会社があります。
これは、10分程度目をつむってみたり、軽くお昼寝をしたりすることで、体と頭の疲労が回復し、集中力を復活させること効果があることが実証されているからなんですね。
ただし30分以上寝てしまうと睡眠が深くなりすぎてしまい、逆効果になってしまうこともあるようです。
お昼寝は、10~20程度が最適だそうですよ。
2.自分がやるべきことを把握する
自分がやるべきことを把握していないと、意識が散漫になり、集中力が途切れます。
そんなときは、もう一度自分が今やらなければいけないことを把握しましょう。
他に向いていた意識を、目の前の作業に戻すことができます。
作業を始める前に、やるべきことを紙に書いておいて、目の前に貼っておくと効果的です。
3.時間単位で区切って作業する
人間が集中できる時間の限界は45分だといわれています。
この人間の集中時間のサイクルを利用して、時間単位で区切って作業をしてみましょう。
はじめに作業工程を細分化します。
さらにそれらを時間単位で区切って作業すると、集中力を持続することができます。
小さなゴールをたくさん作って、目の前のゴールにだけ意識を集中するようにするわけです。
また各ゴールで自然に休憩時間を入れることができるので、次の作業も集中して行うことができます。
4.締め切りを決める
締め切りまで余裕があると思うと、他のことに誘惑されやすくなります。
余裕があるときは、自分の中で「頑張れば間に合う日数・時間」を締切日に設定しましょう。
そして余った時間でできることを考えます。
ご褒美的なことを予定に入れておくと、効果的です。
5.気が散るものを排除する
気になるものが周りにあると、少し疲れを感じたり、手が止まってしまったとき、気持ちがそちらに移ってしまいます。
集中しなければいけないときは、可能な限り気が散るものを排除してから作業を始めましょう。
ついつい、作業を脱線してしまう癖がある人には特におすすめの方法です。
6.作業スペースを整理する
必要なものがすぐに手に取れず、探さないといけないとなると、そこで集中力が途切れます。
また不必要なものが作業スペースにあると、邪魔と感じながら作業することになります。
作業を始める前に作業スペースを整理し、必要なものを用意しましょう。
きれいになった机は作業スペースが広がるだけではなくて、見た目もすっきりして必要な書類も見つけやすくなります。
身の回りがきれいになると、気持ちもすっきりするのでおすすめです。
7.外の空気を吸う
ずっと室内で作業をしていると眠くなってしまい、集中力がなくなります。
会議の時間になるとなぜか眠くなるという経験をしたことはありませんか?
これは、室内の二酸化炭素の量が増えると眠くなってしまうといわれているからなんですね。
そんなときは、席を立って外の空気を吸ってみましょう。
風に当たると新鮮な酸素を体内に取り込むことができますし、場所を変えて目の前の景色を変えることで、気分をリフレッシュさせることができますよ。
8.手を洗う
最後の方法は、「手を洗う」です。
手を洗うということには、いくつかのメリットがあるんです。
1.席を立つことで姿勢を変えて意識の切り替えができる
2.水で手を洗うことですっきりする
3.手のひらにはたくさんのツボがあるので、手を洗うときにツボを刺激することができる
4.手の清潔を保つことができる
私がこの方法を知ったのは、ある本を読んだのがきっかけです。
手を洗うだけでリフレッシュして、集中力を復活させられるの?と最初は半信半疑だったのですが、冷たい水で手を洗って手を冷やしただけで気持ちがシャキっとしたんですね。
それからは集中力がなくなると、意識的に手を洗うようにしています。
誰でも簡単にできるので、集中力がなくなってきたなと感じたときは冷たい水で手を洗ってみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
集中力が続かない原因と対処法についてお伝えしました。
集中力がない状態で仕事や勉強をするのは、実はとてもつらい状態です。
ここで紹介した方法で集中力をキープして、やらなければいけないことをサッと終わらせてみてくださいね。