仕事が嫌いな人がイヤだと感じないで仕事を続けて行くには?
「仕事嫌い!」
「もう、仕事なんてしたくない」
「というか働くのが嫌い!」
仕事をしていると、一度くらいは思ったことがありますよね。
私も何度も思いました。
こんにちは、今まで何度も仕事が嫌いになって、転職を繰り返した経験のあるトモこと山下智子です。
仕事は楽しくできれば、それが一番理想的です。
でも嫌な思いをしたり、悔しい思いをすることって多いですね。
そんな時、いつも私は
「やらないで済むならもう仕事なんて一生しないのに…」
って思っていました。
働かなくても、欲しいものをなんでも買えて、好きなことができる。
とても憧れていました。
あなたもそうではないでしょうか?
でも、宝くじが当たったのでなければ、それも難しいです。
だからどんな形であれ、働かないと生きていけませんね。
そこで、
- 仕事が嫌いという人はどうすればいいのか
- 仕事嫌いを克服することはできるのか
などを解決するヒントを、
仕事がとても嫌いだったトモが、それを克服した体験から探ってみたいと思います。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
ちなみにトモは
「働かなくても、欲しいものをなんでも買えて、好きなことができる。だから専業主婦になりたい」
って思っていました。
でもちょっと違いました。
そのことについては、こちらの記事で紹介しているので、気になる方はチェックしてみてくださいね。
■専業主婦になるための方法
仕事が嫌いな本当の理由を探してみましょう
仕事が嫌いな理由って、いろいろあると思うんですね。
私の場合は、
「職場に嫌な人がいる」
「自分が納得できないやり方で仕事をしなくてはいけない」
「どうしたら達成できるのか想像もできないくらいのノルマを課せられた」
という状況になるとすぐに、
って思ってました。
そういえば私の娘たちも、よく仕事の愚痴をこぼしてましたね。
上の娘は一緒に住んでいないので、LINEで仕事の愚痴に何時間付き合ったことか…(苦笑)
仕事が嫌いな理由は、人それぞれ違うと思うんです。
まずは仕事が嫌いな本当の理由を自分の本心に問いかけてみてくださいね。
仕事が嫌いって環境のせいじゃない?
どうですか?
あなたの、『仕事が嫌いな本当の理由』はわかりましたか?
でもその嫌いな理由が解消されたらどうなるでしょうか?
仕事が好きなりますか?
たぶんそうではないと思います。
私のように、また『仕事が嫌いな理由』がでてくると思うんです。
それはなぜか?
私は次のように考えています。
ちょっと意味がわからないですね(笑)
私の実体験を例にして説明しますね。
私は職場に嫌いな人がいて、「あの人さえいなくなれば仕事が楽しくなるのにな~」って、一年くらい思っていました。
でもですね、その嫌いな人が本当にいなくなったことがあったんです。
「やった~。気持ちが楽になった」って思いましたよ。
本当にうれしかったですから。
でもしばらくしたら、今度は仕事が急に忙しくなって、また嫌だなって思うようになったんです。
つまり、私の『仕事が嫌いになった本当の理由』は、嫌いな人がいたからではなかったということですね。
ではなんだったのか?
人って楽をしたい、苦労をしたくないって感情を持っていると思うんですよね。
そして私の中には、「仕事が嫌い」「仕事なんてしたくない」という感情が、元からあったんだと思います。
それが不満を感じる環境になって、出てきてしまったんです。
つまり、嫌いという感情を持っている限り、仕事嫌いは克服することができないということなんです。
私もそのことに最近になってようやく気付くことができました(笑)。
何を伝えたいかというと、「仕事が嫌い」なのは実は環境のせいではない、感情なんだよ、ということなんです。
仕事嫌いを克服してみよう
「仕事嫌いは、自分の感情なの?」
「だったら、仕事嫌いを克服するなんて絶対無理じゃん!」
なんてことを思いませんでしたか?
では、克服するのは絶対に無理なのか?
考えていきましょう。
仕事嫌いを克服しなくてもいいじゃないですか?
実際のところ、今私は仕事嫌いのままでもいいのではないかと思ってます。
若いころは、仕事は楽しくてやりがいがあるものだと思っていました。
そして現実とのギャップで苦しんでいたわけですが、今となると何を悩んでいたんだろうって気持ちになっています。
ではどうして、仕事嫌いのままでいいのか説明しますね。
たとえばすごくビールが好きな人が、
「今日1日仕事を頑張って家に帰ったら、キンキンに冷えたビールを飲むぞ~」
と思いながら仕事をしたとします。
そのとき頭の中にあるのは、家に帰って冷蔵庫をあけて、冷えたビールをぐーっと一気に飲み干している自分の姿です。
これって、至福のひとときですよね!
自分が幸せを感じる瞬間を想像しているときって、テンションが高くなりませんか?
たぶん、楽をしてだらーっと1日過ごしたあとに飲むビールよりも、1日仕事を頑張ったあとに飲むビールのほうが絶対おいしく感じると思うんです。
ビールを飲まない人にはちょっとピンとこない例だったかもしれません。
でも、このように
「ちょっとした工夫や気持ちの持ち方を変えるだけでも、仕事が嫌い・仕事したくないという気持ちを楽にすることもできる」
というイメージは伝わったと思います。
でもこれって、嫌いを克服していませんよね。
ただ単に『ごまかしているだけ』です。
でもそれでいいのではないでしょうか?
やる気がでているんですから。
世の中の仕事嫌いな社会人が、仕事を辞めないで頑張れる秘訣は、この程度のものだと思います。
仕事が終わったあとのご褒美を作る
上で仕事終わりのビールの話を出したように、仕事が嫌いだと思っている人は、仕事が終わったあとの自分にご褒美を作ってみましょう。
1日の終わりのご褒美でもいいですし、1週間頑張ったご褒美でもOKです。
- ずっと気になっていたお店にスイーツを食べに行く
- 週末は気の合う友達とカラオケ三昧する
自分が楽しくなるご褒美を考えて、仕事が終わったら頑張った自分にご褒美をあげてみてください。
ご褒美のことを考えながら仕事をしていると、テンションがあがってきますよ。
小さな目標を作る
仕事ができないのが原因で仕事が嫌いになってしまった、そんなケースもありますね。
嫌いではなくつらいという気持ちになってしまうと思います。
ご褒美ではやる気が出ないかもしれませんね。
この場合は、次の方法を試してみてください。
目標は、会社に宣言するものではなく自分の中だけで勝手に作る目標です。
たとえば、仕事が遅いといつも怒られているとしますね。
いつもだと20分かかってしまう仕事を、今日は15分でできるように頑張ってみようという目標を作ります。
この目標は、会社に対して宣言しているわけではないですね。
だから、もし達成できなかったとしても何の問題もないので、気が楽ですね。
しかし達成できると達成感を感じることができます。
そして達成感は、自信にもつながります。
その自信から、今までは無理だと最初から諦めていたことが、「やればできるかもしれない」と思えるようになってきます。
1つの自信は次の仕事の成功につなげることができます。
やればできることを知ると、仕事が楽しくなってきますよ。
自分の気持ちを変えよう
仕事が嫌いということは、環境ではなく感情だというお話をしました。
つまり自分の気持ちを変えることでも、仕事嫌いを克服できるということです。
嫌いという気持ちは、「嫌だな~」という気持ちに意識を集中させている状態なんですね。
それを「好きだ」とい気持ちに変えるのは、とても難しいです。
ほぼ不可能なのではないでしょうか。
ですが、「好きでも嫌いでもない」というニュートラル(中立)な状態に、自分の意識を変えることはできるはずです。
途中で止めることができない仕事。
だったら、何も考えずに終わらせてしまった方が楽ですね。
嫌なことを考えていることに気づいたら、別なことを考えて嫌な気持ちを思考から切り離します。
はじめはうまくできないかもしれませんが、練習をしているうちに自然にできるようになってきますよ。
仕事はお金のための割り切る
あなたが仕事をしている理由はなんですか?
やりたいことがあったから、夢があるからという人もいるかもしれません。
ですが仕事が嫌だと思いながらも続けている人は、「生活するためにお金が必要だから」という人が多いと思うんです。
だって生活に心配ないくらいのお金を持っていたら、何の未練もなく仕事を辞めているはずですからね。
お金がないから辞められないだよという人は、「仕事をするのはお金のため」と割り切ってしまうべきです。
会社は、お金を稼ぐ場所と割り切ってしまえば、ドライな気持ちになることができますよ。
それに仕事が嫌いでも、お給料をもらうと嬉しいですよね。
その上で先にお話しした仕事後のご褒美を作ると、充実した生活ができるかもしれませんね。
「お給料もらったら、なにようかな」って考えると、働く意欲がでてきますね。
嫌いな人と仲良くなる必要はない
職場に嫌な人がいると、仕事に行くことが嫌になってしまいますね。
私の場合、まさしくこのパターンで仕事に行くのが嫌になり、最終的に仕事そのものが嫌いになりました。
でも、よく考えてみると、嫌いな人と仲良くなる必要ってないんですよね。
嫌いな人と一生付き合わなければいけないわけでもないし、一緒にいなくてはいけないのも会社にいる時間だけのことです。
仕事上話をする必要がないときは、その人のことを考えることを止めてしまえばいいだけなんです。
とはいえ、同じ職場にいる以上視界に入ることもありますし、嫌味なことを言われれば嫌な気分になることもあります。
でも、「あと〇時間後には顔を見なくて済むからあと少しの辛抱だな」と思うようにしていると、いつの間にかどうでもいい存在に感じてきます。
嫌いな人のことを考えて嫌な気分で過ごすのはもったいないですよね。
嫌いな人のために自分の大切な時間を使うことは止めて、自分の思考の中からさっさと追い出してしまいましょう。
仕事が合わないときは仕事を変えよう
いろんなことを試しても、お金のためと割り切ってみてもそれでも仕事が嫌い、耐えられないという人もいると思います。
それでも無理に頑張ると、精神的・肉体的に限界をこえてしまうかもしれませんね。
そんな時は、思い切って仕事を変えてみるといいいかもしれませんね。
人は、生きていられる時間は100年足らずです。
今の自分の年齢を引いてしまえばもっと少なくなりますよね。
残された時間を嫌な思いをしながら時間を過ごすくらいなら、さっさと今の仕事に見切りをつけて、次に進むという考え方もできます。
何をやっても毎日がつらいときは、仕事を変えてみましょう。
仕事ができない自分が嫌い!その仕事無理に続けなくても大丈夫
「仕事ができない自分が嫌い」そんなふうに自分のことを責めたくなってしまうことってありますよね。
私は、自分はそれなりに仕事ができるって思っていたんです。
でも毎日毎日、ダメ出しばかりされ続けました。
そうしたら、
「私ってそんなにダメ人間で価値がないの?」
と思うようになってしまったんですね。
つらかったです。
もちろん、ダメ出しをされているという行為もつらかったです。
それ以上に、できない自分が不甲斐なくて、自分が自分に情けなくても、自分が嫌になっていきました。
でもある日気が付きました。
人には得意、不得意ってあるんです。
私の場合、細かい作業が苦手です。
たとえば精密部品を組み立てる仕事をやらなければいけなかったとしたら、何年経ってもできるようにもならないし、進歩もしない気がします。
でも、人と話すことは好きだったので、それを生かすことはできました。
初対面の人といろいろな話をするのが得意だったので、パソコン教室で入会希望者の説明をしたときの教室への入会率は自分の教室では私がダントツでNo.1でした。
「仕事ができない」って思っている人は、もしかしたら仕事ができないわけではなくて、その仕事があなたに合わないだけかもしれません。
得意な仕事を探してみてくださいね。
仕事って辞めてみると仕事がやりたくなることがある
私は、今までいろいろな仕事を経験してきました。
裏を返せば続かなかったものがたくさんあったということです。
そして「仕事嫌だな~」「もう仕事なんてしたくないな~」と思っていたので、一時期、専業主婦をしていたんです。
それ以前は仕事が嫌いで、もう一生仕事なんてしたくないって思っていました。
でも専業主婦になって、いざまったく仕事がなくなったら、軽いうつ状態になってしまったんです。
経済的な不安が出てきてしまったことも原因の1つでした。
しかし一番の原因は、生きる楽しみがなくなったというか、目的を見失ってしまったんだと思います。
このままじゃ自分がダメになる…そんな恐怖さえ感じました。
在宅で仕事を始めるようになってからは、仕事と家事、自分の趣味を全部やれるようになったので、生きていて楽しくなりましたし、張り合いも持てるようになりました。
仕事って会社に行っていると「もう~絶対辞めてやる!」と思うことってたくさんありますよね。
でも、いざ本当に辞めて一切仕事がなくなると、経済的な不安が出てきたり、目標や目的を見失って逆につらくなることもあるんです。
仕事をなくした私の経験からいえることは、「仕事」ってつらくて大変なものだけではないということです。
仕事をしていることで知ることができることもありますし、自分が成長できることもあります。
もちろん、つらいことも嫌なこともありますが、いいこともあるんです。
仕事嫌い、やりたくないと思っている人に最後にそのことを伝えておきたいなと思います。
まとめ
仕事をしていると、つらいことや嫌な経験をすることっていっぱいありますよね。
「仕事なんて嫌い、もう一生仕事なんてしたくない」って思うこともあります。
でも、本当に仕事を失うと、仕事がないことでつらい思いや苦しい思いをすることもあるんです。
仕事でつらい思いもしましたし、仕事を失ってつらい経験もした私が、仕事嫌いを克服するための秘策をいくつかご紹介しました。
いかがでしたか?
仕事は嫌いでも収入がなくては生活ができないですよね。
ときには、仕事はお金のためと割り切ってドライな気持ちになることも必要かもしれませんよ。