データ入力のお仕事の疑問にお答えします!未経験でもできる?土日だけでもOK?などなど

こんにちは!
本業はwebライターですが、在宅でデータ入力もやっている山下智子です。
小さい子どもがいるから、外で仕事をするのはちょっと厳しい。
家で介護をしながらパートに出るのは無理だけど、お金は稼ぎたい。
そんな方には、データ入力のお仕事も選択肢の一つですね。
そこで今回は、「未経験でもできる?」「スマホだけでも大丈夫」「データ入力っていくらくらい稼げるの?」などの疑問に私、山下智子がお答えします。
ぜひ参考にしてくださいね!
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在宅ワークのデータ入力って未経験でもできるのか
はい!できます。
以下の条件を満たしている人であれば基本的には誰でも作業することが可能です。
・インターネットにつながっている「パソコン」「スマホ」がある
・文字入力ができる
・コピー&ペースト(コピーと貼りつけ)ができる
条件ってこれだけ?って思いますよね?
一言でデータ入力といってもいろんなものがありますが、とりあえずこの3つの条件をクリアしている人であれば、できてしまう案件がほとんどです。
在宅のデータ入力は土日だけでも可能?
はい!可能です。
平日は「パートをしている」、「学校に行っている」という人も、土日だけデータ入力のお仕事をやるのは不可能ではありません。
在宅ワークの場合、仕事を依頼するクライアントさんがいます。
クライアントさんの条件が、「土日も仕事が可能な方」だと、土日のみで作業をすることは難しいです。
ですが、「自分のペースでできる範囲で仕事を行ってください」という募集の仕方をしているクライアントさんなら、土日のみでも作業を行うことができます。
ようは、募集しているクライアントさん次第ということですね。
在宅のデータ入力は面接なしって本当?
半分本当で、半分ウソです!
クライアントさんの募集の仕方によります。
ただ私の経験としては、在宅のデータ入力の場合、面接なしで採用してもらえるケースが多いです。
一部の重要なデータを入力する案件については、一度会社に赴いて面接するケースや、スカイプ面接などを行う場合もあります。
私の場合、一度だけ音声のみのスカイプ面接を行ったことがあります。
在宅のデータ入力は学生でも大丈夫?
はい!大丈夫です。
学生であっても、クライアントの指示どおりに仕事をすることができれば、在宅のデータ入力の仕事をしても特に問題はありません。
ただしクライアントさん側で、学生は採用しないと考えているとダメですが…
「アルバイト・パート収入」と「在宅ワークの報酬」の違いによる所得税について
在宅で仕事をする場合は、通常のアルバイトやパート収入とは扱いが変わるので注意が必要です。
具体的にいうと、在宅ワークは確定申告が必要です。
詳しくは、こちらの記事を見てくださいね。
■知らずに脱税!?在宅ワークや内職で確定申告はいくらから?
在宅ワークのデータ入力はスマホでも可能?
わかりません!案件次第です。
「スマホのみでも作業が可能です」という内容の応募であれば、問題なくスマホだけでも作業することは可能です。
仕事によってはスマホではできない仕事もある
データ入力には、さまざまな作業があります。
用意された「エクセルファイルにデータをまとめる」、「Googleドキュメントにデータをまとめる」、「企業が用意した専用フォームに入力する」などです。
特に企業が用意した専用フォームに入力するような場合は、スマホには対応していないケースがあります。
このような案件の場合は、スマホでは作業することができません。
効率を考えるとパソコンがおすすめ
スマホのみでも入力が可能な案件であったとしても、作業効率を考えるとパソコンでの作業をおすすめします。
スマホの場合、画面が狭いので間違いを見落としやすいです。
また比較的募集の多い案件は、特定の条件にあてはまる企業の情報をExcel(Googleドキュメント)などにまとめるものです。
このような案件は、webページなどの調査対象と、Excelの画面を何度も切り替えることになります。
タブでいくつものウインドウを切り替えることができるパソコンのほうが、作業がしやすいです。
データ入力の仕事って具体的にはどんな仕事なのか
データ入力には、いろいろな案件があります。
私が実際に体験した案件からいくつかご紹介しますね!
企業のホームページから必要データをまとめる
一つ目は、特定の検索条件でヒットした企業のホームページから、会社名や住所など指定された情報を見つけて、Googleドキュメントにコピペ(コピー&ペースト)をする仕事です。
作業自体は、特定の条件で検索することができて、必要なデータがあるページを探して文字をコピペすることができる人であれば、誰でも作業することができました。
オンラインショップ用のデータ抽出
これは、アマゾンにショップを出している人からの依頼です。
内容は、自分が出店している商品に関する金額などの動きを特定のサイトにアクセスして調べ、データを抽出して、表示された内容をExcelに転記するという作業でした。
データの抽出自体は単純作業なので大変ではありませんでした。
ですが、多くの人が同じ作業を同じ時間帯におこなっているようで、データがなかなか表示されなくて、待っているだけなのがつらかったです。
紙媒体、PDFファイルのテキストデータをまとめる
これは紙媒体やPDFファイルの内容を、ワードなどに入力するという作業です。
読みづらい文字もけっこうあって、間違いのないように入力するのが大変でした。
いわゆるベタ打ちと呼ばれているこのような案件は、人気が高く、ライバルが多いです。
名刺を入力する
在宅ワークのデータ入力の中で名刺を入力するというものがあります。
実際にどんな感じで作業を行うのかをご紹介します。
■画面上に表示された文字や名刺の内容を入力する
実際には名刺ではなく、住所や所属などが表示された画像データです。
画面上に表示された内容を、専用フォームに入力します。
表示される画像は、文字がにじんでいて判別ができないものが表示されることもあります。
また中国でしか使われていない漢字が印刷されたものや、英語表記のものなどが混在しているものもありました。
思っていたよりも入力に時間がかかるわりには、報酬はかなり安かったです。
■本物の名刺データを入力する
本物の名刺をPDFファイルなどに変換したものを受け取り、入力する仕事もあります。
チャットワークなどで画像データを受け取り、Excelに入力します。
11項目を入力して、1件で20円ほどの案件を見たことがあります。
在宅ワークのデータ入力で得られる収入は?
データ入力の仕事はいくつか形態がありますが、全体的には報酬はかなり安いと考えておいたほうがいいと思います。
一般的なデータ入力の単価・時給
私が一番長くやったデータ入力の案件は、企業のホームページのデータをピックアップしてGoogleドキュメントにまとめる仕事です。
1企業につき入力項目が10個くらいで、1件1円でした。
1件入力するのに、3分くらいかかっていたので時給にすると20円ですね(笑)。
ものすごく頑張って、1か月で1,500円くらいが限界でした。
このようにデータを検索してコピペする作業の場合は、1件あたり(1項目ではなくて1件です)の単価が1~5円程度です。
単価が5円だとしても時給にすると100円ですね。
記事作成ではなくべた打ちのような案件の場合は、文字単価が0.1~0.2円といった案件が多いです。
1,000文字入力したら100円ということですね。
10分間で500文字というのが実務レベルで使える速さだそうです。
10分で500文字が入力できる人であれば、時給に換算すると300円になります。
データ入力で得られる収入はあまり多くないことが多い
上記の内容をみていただくとわかるように、データ入力で得られる収入はけっして高いとはいえません。
もう少し高い単価の案件があることもありますが、高単価の案件は競争率も高く、仕事をもらうのが難しいです。
高単価は危険?詐欺に注意
在宅ワークの仕事を探していると、たまに飛びぬけてすごい金額で募集されているものがあります。
通常であれば、単価1円とか5円とかなのに、100倍以上の報酬金額が提示されているような案件です。
同じような仕事をするのであれば、もちろんできるだけ高い報酬で仕事をしたいですよね?
でも、高単価の案件には注意してください。
他の案件とは桁違いの金額が報酬として設定されている場合、詐欺の可能性もあります。
・報酬が他の案件とは比較にならないくらい高単価
・仕事をする前に研修費などとしてお金を請求された
などは詐欺の譲渡手段です。
在宅ワークでデータ入力のお仕事はおススメできますか?
データ入力の仕事は、長くやる仕事としてはおススメできません。
大変なわりに、単価安いので…
私が今もやっているのは、気分転換という意味が強いです。
ですが初めて在宅ワークをやるという人には、おススメです。
手順通りにやればいいので、仕事の難易度としては低いからです。
その上で、クライアントとのやり取りの仕方を覚えることができます。
クライアントとのやり取りで、つまずく人って多いようですよ。
なのでデータ入力などの簡単な仕事で、まずは取引をするのがおススメなのです。
在宅ワークでデータ入力をするならおすすめの探し方
在宅でできるデータ入力の仕事をしたい場合の探し方についてご紹介します。
求人サイトで見つける
求人サイトで、勤務形態を「在宅」にすると、在宅勤務が可能なデータ入力の仕事を探すことができます。
ですがたまに、在宅ではなく会社でデータ入力をする仕事や、月に数回出勤の必要がある募集なども表示されることがあります。
隅から隅まで、募集内容を確認するようにしてください。
クラウドソーシングサイトで見つける
「クラウドワークス」や「シュフティ」といったクラウドソーシングのサイトに会員登録をして、仕事を探すこともできます。
私が実際にデータ入力の仕事を見つけたのも「クラウドワークス」と「シュフティ」でした。
ただし、クラウドソーシングのサイトに登録されている仕事すべてが、安全というわけではありません。
私も実際に作業が終わったあとに納品したら、それ以降何度連絡しても返事がもらえなかったという経験があります。
クライアントさんを選ぶときは、他の人の評価などを参考にしっかり選んだ方がいいですよ。
まとめ
在宅でデータ入力のお仕事
1つは、募集されている案件のすべてが安全ではないということです。
仕事を選ぶときは、他の人の評価などを参考に慎重に選ぶことが大切です。
応募する前に事前に質問などをして、対応の仕方で判断するのもおすすめの方法です。
2つめは、たとえ在宅であってもお金をいただいている以上、ビジネスマナーと責任を守ることです。
「連絡があったら、できるだけ当日に連絡を返す」「わからないことがあったら、自己判断せずに確認をする」などです。
また、納期など期限のあるものは、必ず守るようにしましょう。
急に忙しくなったから、間に合わなかったとか、途中で嫌になったから辞めてしまうといったマナー違反をしないように注意してくださいね。