Amazonの在宅ワークは何をする仕事? どんな仕事でどんな人が向いているのか、調査してみました。

私たちがネットで買い物をする時、通販サイト大手のAmazonを利用する人は多いのではないでしょうか。
私もよく利用します。とても便利で助かりますよね。
たまに、発送日を変更したいなんてわがままを注文後に聞いてもらうことがあるんですが。
電話対応の人はすごく親切で助かりました。
そんな誰もが知っているAmazonが、お客様対応で働く在宅ワーカーを募集しているのです!
私はAmazonのお客様対応スタッフが在宅で仕事していたなんて知らなかったのです。
「もしかしたらあの電話も、このメールも、スタッフさんの自宅で行われてたの?」
とても興味を持ちました。
そこで今回は、Amazonの在宅ワークは
・どんな仕事なのか
・どんな人が向いていて働けるのか
・実際に働いていた人の声
などを調査してみました。
Amazonの在宅ワークに興味のある人は参考にしてみてくださいね。
※目次の詳細を[表示]※
Amazon在宅ワークの仕事内容は?
まずは気になるAmazonの在宅ワークは何をするのか。
仕事内容からご紹介したいと思います。
自宅が勤務地?お客様サポートをする仕事
Amazonの在宅ワークは、「お客様サポート」業務です。
主に、次のような対応をします。
お客様サポートの内訳
・メール対応
・チャット対応
お客様からの要望、問い合わせに対しての受け答えですね。
言うなれば、コールセンターやカスタマーサポートです。
コールセンターというと、会社に出社するイメージな職種です。
業務上、困ったことは近くにいる同僚に聞いたりもできます。
Amazonの在宅は、自宅と会社とオンラインで繋がって、宅ワーカー同士で業務に関するチャットをしたり、上司やリーダーとのWEBカメラミーティングなどが設けられているそうです。
勤務するのと変わらず働ける環境が、作られているんですね。
Amazonの在宅ワークを自宅でするのに必要な環境は?
自宅がコールセンターになるなんて、本当に可能なのでしょうか?
まず、物理的に必要な機材や設備について述べます。
必要な機材
・ヘッドセット
・業務用のデスクトップパソコン(貸与までは個人のパソコンで業務をするそうです)
これらの機材はAmazonが貸与してくれます。
記載がありませんでしたが、おそらくWebカメラも貸与してもらえるでしょう。
ただし、下記は自己負担です。
・有線LANでのインターネット光回線
(インターネット回線速度カタログ値、上り下り両方20bp以上が必要)
しかし、Amazon公式の在宅勤務募集のページには無かった記載を見つけました。
エン転職サイトでは、Amazonの在宅勤務募集のページにこんな記載がありました。
《必要となるもの》
業務にふさわしい静かな環境
これが、結構重要で難しいところかなと。個人的に感じます。
Amazonの在宅ワークはどんな問い合わせが多い?
次にもう少し仕事内容を深掘りします。
自分がAmazonを含め、他のサイトで買い物をした時を考えてみましょう。
こんな問い合わせを誰もが一度くらい経験したことはありませんか?
Amazonへの問い合わせ例
・支払いのこと
・商品に不具合や傷がある
・返品したい
・サイズや色を交換したい
・サイトの操作方法
・値引きや還元キャンペーンなどで購入したはずなのにそれが対応されていないとき
転職口コミサイトやYahoo!知恵袋などでAmazonも含めて、様々なコールセンター経験者の書き込みを目にしました。
実際の問い合わせ内容はクレームが多いそうです。
一番心も落ち着いてリラックスしている自宅で、クレームを聞いていく…
とてもいたたまれない気持ちになったのは私だけでしょうか。
・相当メンタルが強い人
・前職でクレーム対応を経験した人
このような人が在宅の仕事としてやっていけるのかなという印象でした。
Amazonの在宅勤務で採用に受かる人、落ちる人は何が違う?
Amazonの在宅勤務は、未経験からでも、資格やスキル、学歴など不問で応募可能となっています。
しかし在宅勤務募集ページに、求める人物像という記載がありました。
Amazonが求める人物像
・テレワーク経験者
・カスタマーサービス経験者
・営業、サービス業、一般事務、接客
ある程度、人と接する仕事に従事してきて、コミュニケーション能力の高い人が採用されるのかもしれません。
また、PC操作に慣れている人、ブラインドタッチができるなどスピードが早い人の方がいいでしょう。
それから、働く人たちの雰囲気としてこんな記載もありました。
働く人たちの雰囲気
”自己管理能力が高い人や、変化が多い環境に柔軟に対応できる人が多く、仕事とプライベートのメリハリをつけてどちらも目いっぱい楽しんでいる人が沢山在籍しています。”
出典:在宅勤務のご案内
つまり、このような人を求めているととることができます。
Amazonの在宅ワークは会社との雇用契約もあって、
きちんと時間給が発生するお仕事です。
自分の好きな時間やスキマ時間を使って働く在宅ワークとはワケがが違います。
「在宅ワークはしたことあるし、コールセンターもできるかも」
なんて気軽に受けて、採用されるかといえば難しいと思います。
受かる人と落ちる人の違いは、正直なところAmazonさんの胸の内です。
未経験でも応募は出来ますから、人間性を評価されて採用されることもあると思います。
ですが、しっかりと自宅で働くイメージが出来無いと実際に働くのは厳しいでしょう。
Amazonの在宅勤務は書類選考や面接がある?求人採用までの流れ
Amazonの在宅ワーカーになれるまでのプロセスをご紹介します。
STEP1:WEBページよりエントリーシートを記入して送信
個人情報やアンケートなどを記入して応募するところからスタートします。
その後選考の案内メールが届きます。
STEP2:オンライン選考
オンラインで選考が進みます。
履歴書、職務経歴書、録画面接があるそうです。
オンライン選考では、実際のコールセンター業務の内容に基づく適性検査を受けます。選択式の設問に答えるそうですよ。
録画面接という、あまり聞き慣れない言葉が出てきました。これは、好きな時間に面接内容を録画して提出するそうです。
少し、間違っても自分の納得いくまで撮り直しが出来そうですね。
ここまで、来社する必要は無いそうです。
STEP3:合格通知!
電話で、採用担当から合格の連絡がきます。
ここで勤務開始の日や入社の準備を伝えられます。
入社書類の提出やインターネットや電話回線などのインフラ準備を進めます。
STEP4:初出勤は研修から
準備が整ったら、研修からスタートです!
研修と聞くと出社しなければいけ無い感じがします。
でもアマゾンでは電話とオンラインで研修から在宅で可能なんですね。
自宅で出勤なんて不思議です。
こうして先輩トレーナーと仕事を覚え、研修を進めて独り立ちしていくそうです。
独り立ちをしても、オンラインチャットでサポートしてもらえるそうです。
独り立ち後もスキルアップの研修があったり、日々上司とWebミーティングがあるそうです。
また職業上、ストレスになることも考えられているためか「ストレスマネジメント研修」というものも実施されているようです。
その辺は未経験者からすると心強いですね。
自宅なのに、ほんとに会社にいるような感覚になりそうという感想を持ちました。
正社員?パート?アルバイト?雇用形態やお給料について知りたい
Amazonのコールセンター在宅勤務は、契約社員からスタートします。
時給は2019年4月現在で1,100円です。
働く時間はシフト制です。
シフト内容
夜勤は21:00〜翌9:00
※この中で実働8時間
※このシフトの場合、研修期間は1ヶ月で月〜金の9:00〜18:00まで
夜勤の枠もあるそうです。
夜勤のシフト内容
※このシフトの場合、研修期間は2ヶ月で月〜金の18:00〜22:00まで
22:00〜翌5:00までは深夜割増で時給が25%アップ!
時給が安いと感じるか、高いと感じるか。
未経験・経験者とスタートラインが違うので人それぞれですね。
最短6ヶ月で正社員登用のチャレンジもできるそうなので、経験を積んで社員になれたらお給料も上がるのではないかなと推測します。
ちなみに、お客様対応兼コーチやチームマネージャーからスタートできる応募枠もあります。
応募条件をクリアしていれば正社員からスタートできます。気になる方はチェックしてみてくださいね。
Amazonの在宅勤務に勤務している・していた人の実際のところは?
Amazonの在宅勤務について、実際に経験した人からの情報を探してみました。
Amazonの在宅ワーク経験者の感想・評判や口コミ
あまり業務のことを外に流してはいけないのか、具体的な口コミを見つけることができませんでした。
少ない中で、私が見つけた口コミはこのような感じです。
”自分は身体を壊してしまい、通勤できない時期に在宅勤務として働いていました。自宅の中で、コールセンターの電話とメール、チャットの対応をします。研修もすべて在宅で受けることができます。ビデオチャットに資料を表示して、インカムで研修担当の説明を聞くというスタイル。”
”在宅勤務でした。パソコンなどは貸与されます。海外の職場のように、上下関係が薄いので、私は働きやすかったです。””在宅勤務のため時間調整がしやすい。通勤時間がないため家族の時間だったり、自分の時間と余裕があり、仕事とプライベートと充実できる環境である。”
本来通勤だけで消費されていた時間を、別のことに使えることがメリットだと感じている様子がうかがえますね。
また、Amazonの在宅勤務募集ページにも実際に働いている方の社員インタビューがあります。
こちらからチェックして見てください!
この社員の方も、自宅で勤務していても会社にいるような感じで社内の人との繫がりを感じながら、生き生き働いている印象を受けました。
Amazonの在宅勤務は楽しい?キツイ?
まず、業務が楽しい、キツイかという点も実際に業務に携わった人からの意見を見受けられませんでした。
(すみません)
その代わりとして・・・
働いてよかったこと、業務の不満などを述べてくださっている方の記事を見つけました。
*働いてよかったこと
・通勤時間のロスがなく睡眠時間がしっかり取れた
・満員電車のストレスがなくなる。
・休憩時間も自宅なので、リラックスできるし、家事をすることもできた
・職住が同じなので公私を分けることが難しいと思ったが、勤務時間以外に仕事をすることを禁止されているので、メリハリはつけられた。
・福利厚生も社員と同等なので、Amazonで買い物するときに割引を受けたりできてよかった。*働いている中での不満
・なかなかサポートしたお客様から「ありがとう」なんて言ってもらえない。
・ストレスが多く、生産性がないこと
・あくまでお客様サービスなのに、私たちの手ではどうにもできないことを問い合わせされることもある
・もともと、何か問題があって問い合わせをしてくるお客様がほとんどなので、お客様から思われているハードルが高い。そのためマイナスの感情をプラスにすることが難しい。むしろプラスの感情にできることが稀。
仕事は仕事と割り切って、楽しむときはプライベートで思い切り楽しむ!
そんなメンタリティを持つことがこの仕事を楽しむ近道なのかもしれません。
Amazonの在宅勤務は監視されている?
Amazonの在宅を調査していると、ときおり関連ワードとして「監視」というワードを目にします。
実際に監視されているのでしょうか?
この点に関しても、実際の声から「常にカメラで監視されててストレス!」なんていうことは見つけられませんでした。
あったとしても守秘義務なのでしょうか。
監視というとどうしてもカメラで監視されていることを想像してしまいますよね。
ウェブカメラで勤務している人と繋がっているそうですが、それはあくまでミーティングなどであって、監視目的ではなくコミュニケーションツールとしてです。
監視されているのが嫌という人は、在宅ワークの延長という認識があるのではないでしょうか。
Amazonの在宅勤務は、本来なら職場での作業を自宅で行う勤務体制だと思います。
職場なら、上司が部下の行動をチェックするのは当たり前。
それを監視ととらえる人は、ほとんどいません。
もしAmazonの在宅勤務に応募するなら、会社で仕事をするという気持ちでいたほうがいいと思います。
まとめ
いかがでしたか?
Amazonの在宅勤務は自分の好きな時間を使って簡単な仕事おする在宅ワークとは違って、しっかりと働くイメージだということがお分りいただけましたか?
家の中で拘束された勤務時間があるという感じです。
私の感想としてはあまり雑音もない場所に一人暮らしで、業務インフラも一人で整えられ、打たれ強い人向きかなと思います。
クレーム処理もあるので、ストレスが多い仕事です。
でも通勤時間が皆無ないことはメリットです。
興味のある方は、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。