仕事が遅いと言われる原因と私からのアドバイス
この仕事を始めて結構経つけど・・・
自分は、どうしてこんなに仕事が遅いのかな?
と思うときはありますよね。
そして次第に、仕事をするのがつらくなってきます。
なんとかしたいものですね。
そこで今回は、
・仕事が遅い人の原因や特徴
・効率的に仕事をするにはどうしたらいいか
など、
「あー、こうだったから遅かったんだ」
「これからはこうしてみよう」
など、私のダメダメだった新人時代を基にご紹介していきたいと思います。
自分が仕事が遅いと悩んでいる人、また周りに仕事の遅い人がいる方もぜひ参考にしてください。
仕事が遅い原因って何?
私はどうして仕事が遅かったのか。
今客観的に考えてみると、いろいろ思い浮かんできます。
仕事が遅いなって思っている人は、同じような状況もあるのではないでしょうか。
「全然違うよ!」
という人もいると思いますが…
ちょっと比べてみてください。
原因1:なぜその作業をするのかわかっていない私
私は新人の頃、上司の人が「習うより慣れろ」という感じの人でした。
普通の人なら、それでいいのでしょうが…
私は、なぜその作業が必要なのかということを、自分で考えることができませんでした。
考えろと言われれば考えたのですが、言われたことしかできない子だったんです。
そのため与えられた仕事を、自分なりに改善していくことができない…
周りの人は、作業の意味を理解して効率が良くなっていくので、相対的に自分の作業が遅く感じるようになっていったんですね。
原因2:優先順位がわからない私
私は優先順位という言葉の意味がよくわかっていませんでした。
自分のやりやすいものから、やればいいと思っていたのです。
そのため、他の人が私の終了を待っている作業でも気にしない…
というか、気が回らない…
待っている人はイライラ。
仕事が遅いといわれてしまうのです。
原因3:言われたことをゼロから始めて完璧に一人でしようとする私
「いつものように、A部長に提出する資料を作っておいて」と言われたら?
私はいつものように、ゼロから資料を作っていました。
ですが、「いつもの資料」があるので、それを手直しするだけでいいんですね。
「言ってくれれば、手直しだけしたのに…」
あとから指摘されて、そう思った私は、今考えるとダメダメでした。
原因4:自分でなんとかしようとして人に聞けない、助けを求めない私
これは前に教えてもらった作業内容だから、できるはず。
なんて思ってやってみるとできなかった…
でも、同じことを何回も聞けないと思って、自分でなんとかしようとしてしまうのです。
なんとかしようとするうちに、時間が過ぎていくんですよね。
で、後の仕事にも影響するのです。
「わからなかったら聞かないとダメでしょ!」
「忙しそうだったので…」
こんな会話を何回も繰り返していた私は、今考えるとダメダメでした。
原因5:全体像の把握ができないから時間配分が出来ない私
全体にかける時間を把握できていなくて、今、目の前の仕事に必要以上に時間をかけてしまうことも、よくありました。
すべての作業を終えたとき、納期が大幅に過ぎているのは当たり前だったんですね。
原因6:スキル不足が原因で、作業を遅くしてしまう私
わからないことがあって、質問すると難しい答えが返ってくる。
他の人は理解しているので、私の知識不足です。
でも、勉強している時間はないし…
結局何も向上することなく…
周りの人との差が、どんどん開いていくことに、焦るだけでした。
原因7:求められている事が分からない私
「出来ました」と報告して見せると・・・
「いやいや、こういうことじゃなくて・・・この情報が必要なんだよ」なんて言われてしまう
やり直しさせられて遅くなってしまうのです。
依頼した人の求めていることと、私の認識がズレていることが多かったような気がします。
今思うとコミュニケーション不足だったと、痛感しています。
「仕事が遅い」を改善するにはどうしたらいいの
新人時代は、ダメダメだった私も、いつの間にか人並みになっていました。
ではどうして仕事が遅いことを改善できたのかを、お伝えしますね。
一つの作業に細かく時間を区切る
時間配分を今までしていなかった人は、まず工数管理からしてみるところからでもいいです。
どんな作業にどれくらい時間がかかるのか、把握するのです。
そうすると、今度は「Aの書類は40分かかっていたけど、30分で終わらせよう」と目標を立てられるようになります。
その目標時間のためにするべき行動が見えてきます。
・以前のフォーマットを基盤に作ろう
・この部分は省いても問題ない
・誰かに確認してもらって進める
などです。
私は、その日に行う作業内容と目標時間をエクセルで記入して、その作業が実際に終わった時間を下の段に実績として記入していました。
簡単にいうとタイムスケジュールです。
それが習慣になったからこそ、生産性を意識したり、無駄を省こうと意識が根付くのです。
ぜひやってみて下さいね。
1way2job(ワンウェイツージョブ)を心がける
これは、外食産業で使う用語です。
私は飲食店でホールのアルバイトもしていました。
社員の人に
「この通路を一回歩いて、お客様に食事を配膳したら、戻ってくる時に他の席のお客様の食べ終えたお皿があればお下げしなさい」
と言われました。
要は1回の道で2つの仕事をしなさいということですね。
これは同時に二つのことができて効率的、ということだけではありません。
視野を広く持って、全体を把握するという意味もあります。
報・連・相(ホウレンソウ)を心がけ、コミュニケーションを大切にする
報告、連絡、相談のことをホウレンソウと言います。
仕事を円滑に進めるのに大切な要素です。
余談ですが、最近では「かくれんぼう」と言って、確認、連絡、報告になってるという記事を見ました。
相談は「どうしましょう?」と指示待ちで受け身な意味があるからだそう。
確認の方が「こうしたらいいと思いますが採り入れていいか」という、自主性があるからなんだとか。
私は上司に、どうして相談しないのか叱られました。
相談されなければ、上司も的確なアドバイスができないからです。
それ以来、無駄に悩む時間が減り、仕事の効率があがりました。
一番重要なのはコミュニケーション
本当に仕事ができる人は、勝手にどんどん成長していきます。
でも自他ともに認める私のように不器用な人が、自分だけの力で成長しようとすることに無理があるのです。
良い方法がないか聞く。
教えてもらえないなら、他の人に聞く。
自分の悪いとことを聞く。
教えてもらえないなら、他の人に聞く。
とことんコミュニケーションをとらないと、何も変わらないのです。
仕事が遅いといわれて悩んでいるあなた。
悩んでいたって、ネットで調べていたって、解決しません。
あなたを成長させてくれるのは、人とのつながりです。
人とのつながりから、あなたにアドバイスを与えてくれる人をみつけてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
仕事が遅いのは、少し気持ちを変えるだけで、改善できるのではないかと思います。
それに一番大事なのは、上司に相談することです。
一人で悩まないで、相談してみてくださいね。