10年後に差が出る仕事の6+19の心構え

「これから新しい仕事を始めるけど、不安だな」
「どうせなら仕事ができる人と思われたいな」
初めての就職や、新しい職場での初仕事はとても不安ですよね。
でもどうせ働くなら、周りからも一目置かれる『仕事の出来る人間』になりたいものです。
そこで今回は、私りさがこれまで社会人として学んだ心構えや、仕事の出来る同期や上司の意見を参考に、
- 仕事内容に対する心構え6選!
- 人間関係に対する心構え13選!
- 社会人としての心構え5選!
をまとめてみました。
社会人として大切なことや、仕事内容に対する心構えを習慣的に行えるようになれば、
『10年後に圧倒的な差』
がついています。
ぜひ参考にしてみてくださいね!
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【初めに】心構え一つで将来大きな差がでる!
私も社会人になりたての頃は、
「プレッシャーを感じずに仕事をしたい!」
「上手に仕事をこなして周りに認められたい!」
そう思って、仕事の心構えについての本を読んで勉強しました。
でもしばらくすると、
「言われたことをやっていればいいよね。お給料かわらないし…」
と、最低限のことしかやらなくなっていました。
心構えは、人を成長させるのに欠かせない要素です。
今強く感じているのは、
「もし私が社会人になってから、心構えを忘れず実践できていたら、今頃は年収1000万円こえるような人間になれていたかもしれない。」
ということです。
世の中のリーダー的な存在の人に話を聞くと、みんな同じことをいいます。
- 目標を持て
- 毎日スケジュールを確認しろ
- 成功・失敗の原因を探れ
言われてみれば、仕事に対する当たり前の心構え。
当たり前だからこそ、納得できます。
だから早速やってみると…三日坊主で終わってしまう。
当たり前の心構えと感じても、普通の人は、続けることが難しいのです。
ではなぜ、彼らが今でも実践できているのか?
それは心構えを忘れずに、何年も実践してきた結果、今では習慣になっているからです。
心構えが習慣になっている人と、なっていない普通の人が、同時に何か新しいことを始めたとします。
心構えが習慣になっている人は当たり前のことを黙々とこなして、確実に成果へと結びつけます。
そして普通の人はこう思うのです。
「あの人はできたのに、どうして私はダメなんだろう」
その答えが、心構えが習慣になっているかどうかです。
心構えを習慣にするのには根気よく続け、『それが当たり前』にする必要があります。
人によっては数年かかるかもしれません。
ですが習慣にさえできれば、それが大きな財産になります。
そして、その財産があることで、
「あの人はできたのに、どうして私はダメなんだろう」
といわれる側の人間になれるのです。
今ではなく、数年後、10年後のことを考えて、ぜひ当たり前の心構えを習慣化してくださいね。
私も習慣化できていません。
でも今からやらないと、また10年後に
「もしあの時から心構えを忘れず実践できていたら、今頃は年収1000万円こえるような人間になれていたかもしれない。」
と思うことになるのは、目に見えています。
始めるのに遅いという事はありません。
一緒に頑張っていきましょう!
目指せ仕事のできる人!仕事に対する心構え6選!
それでは仕事のできる人は毎日どのようなことを心がけているのでしょうか。
私の上司と同僚2名、そして私でピックアップした結果、次の7つが重要だと結論付けました。
- 1、毎朝その日のスケジュールをチェックする
- 2、スモールステップの目標を立てる
- 3、チェックポイントを設定する
- 4、二重チェックを徹底する
- 5、仕事はメモを取って覚える
- 6、与えられた仕事の目的を考える
これらがどうして重要なのか、お伝えしますね。
仕事の心構え1、毎朝その日のスケジュールをチェックする
仕事内容に対する心構え1つ目は、毎朝スケジュールをチェックすることです。
私の上司は2人の子供を育てながら会社でも役職のついたキャリアウーマンですが、いつも定時になるとサラッと仕事を終えて帰っていきます。
その秘訣は、毎日朝10分ほど使ってその日のスケジュールを細かく立てることです。
そのスケジュールも「午前中は◯◯資料作成」「午後は◯◯企画書」と漠然としたものではなく、
と、とても詳しくどこまで仕事を進めるのかまで細かく決めていました。
普通の人は今やらなければならない仕事を、順番に片付けていきます。
しかし時間配分ができていないため、無駄な作業をダラダラ続けていることが多いのです。
その結果、午前の仕事が午後に長引き、午後の仕事が終業後にも残って残業になってしまいます。
もちろん、スケジュール通りにいかないこともあります。
ですが結果的には、スケジュールを立てて仕事に取り掛かるほうが効率も良くなるようです。
仕事の心構え2、スモールステップの目標を立てる
続いては『スモールステップ』についてです。
これは私が社会人の頃の新入社員研修で教わった内容です。
スモールステップとは、仕事や目標に対してまずは小さな目標を立てて、それを段階ごとにクリアしていくという仕事術です。
誰でも納得してもらえる例を挙げてみます。
仕事に関する例でなくてすみません(汗
ですが『漠然と大きな目標をたてるよりも、その目標に向かって小さな目標を定めた方が実現しやすい』というイメージを持ってもらえたのではないでしょうか。
そして小さな目標を段階ごとにクリアしていくと、成功するたびに自分への自信へと繋がり、さらに大きな目標へとチャレンジできるのです。
また目標をクリアできなかった時、どうしてできなかったか原因を探り、解消するために行動をすることも重要です。
今後同じような目標を立てた時に、スムーズに達成することができますよ。
仕事の心構え3、チェックポイントを設定する
仕事に対する心構え3つ目は『チェックポイントを設定する』です。
私は昔からどこか抜けているところがあるようで、肝心な時に失敗したり忘れ物をしたり小さなミスが多いことが悩みでした。
職場の仕事のできる同僚に相談してみると、小まめなチェックポイントを作ることをすすめられました。
例えば、「ここからここまで終わったら一旦全てに目を通してチェックしよう」とか、「メールを送信する前に1度声に出して読む」とか。
自分がミスしやすい項目をリストアップして、自分なりのチェックリストを作成してみてくださいね。
仕事の心構え4、二重チェックを徹底する
上で紹介したチェックポイントと少し似ていますが、大切な仕事を完成させるときには、必ず二重でチェックするようにしてください。
仕事完成直後には気が付かなかったミスも、ランチの後に再度確認すると発見できたなんてことも多々あります。
また、同僚や上司に二重チェックをお願いするのも良いかもしれません。
自分がやったことに自信があるから、チェックしないというのは、社会人として失格です。
人は必ず間違うもの。
そう思って行動するのも、心構えのひとつですね。
仕事の心構え5、仕事はメモを取って覚える
教えてもらった事は、その時に覚える。
そして、忘れない状態にしておく。
これも大事な心構えです、
その方法として、どんな小さなことでも、新しい仕事を指示されたり教えてもらった時には、指示した人の目の前でメモを取ります。
疑問に思ったことなども一緒に記入して、指示した人に確認しておきます。
後から仕事をする時に見直すことが出来るので効率的ですし、仕事をすぐに覚えることができます。
メモを取らずにやろうとすると、その場ではできても、数日後にはやり方を忘れてしまっている可能性もありますよね。
忘れてしまい、再度確認していては、仕事のできる人とは言えません。
一度教えてもらったことは、一人で出来るようにしっかりとメモを取って覚えておくことが大切です。
ただし仕事をしているときに、疑問を感じることがあります。
そんな時は、その疑問を放置せずに、仕事を指示した人に確認してください。
指示忘れや、誰も気が付いていない大きな問題という可能性があります。
『わからない事はすぐに確認する』というのも、重要な仕事の心構えですね。
仕事の心構え6、与えられた仕事の目的を考える
なぜこの仕事をやらないといけないのか?
その目的を把握しておくのも、大事な心構えのひとつです。
目的を把握することには、二つの意味があります。
■目的を把握する意味1:将来の仕事効率に差が出る
「ただ与えられた仕事をやるだけ」
実はこれは、仕事ではなく作業です。
仕事とは、その目的を把握して、
- どうすれば、もっと良いものができるのか
- どうすれば、もっと楽に効率よくできるのか
ということを考えながら、作業をすることです。
そして考えたことは、自分の経験となり、他の仕事にも活かすことができます。
考えれば考えるほど、全く新しい仕事でも、速く効率的におこなうことができるようになるのです。
常にもっといい方法がないか考える。
これも、将来差がでる心構えです。
■目的を把握する意味2:あなたの未来が変わる
目的を把握・理解することで、あなたの未来が変わることもあります。
これは私の体験談から、お伝えしますね。
私が初めて務めた会社では、新人育成のために様々な研修が用意されていました。
朝の10分間トークとか、新人プレゼン大会とか、正直新人の頃の私には負担で仕方ないことばかりでした。
ですが新人の頃は本当に嫌だった研修も、今考えるとやっていてよかったと思えるものばかりです。
10分間トークのおかげで、今は人前で話すのも苦ではありません。
新人プレゼン大会のおかげで、要点をまとめて相手に伝えられるようになりました。
「嫌だなー」「こんなことしたくない」と思っていた私でも、それなりの効果はあったのです。
たまに、こんな妄想をします。
テレビなどで取材されたりして…
一部で有名な人になっていたかも…
実際に有名な人が有名になった一番の理由は、元々の才能もあったかもしれませんが、まじめにやっていたからなんです。
だから私の妄想も、現実だった可能性がとても高いのです。
「この仕事のおかげで文章力がつくな。」
「この仕事を極めればプレゼンがうまくなれる!」
など、日々の苦手な仕事の中にもプラスとなる効果を感じるようにしてください。
どんな小さなことでも、考え方が変わるだけで、あなたの未来が変わりますよ。
甘い考えはもう捨てよう!社会人としての心構え14選!
社会人として働くためには、社会人としてのルールや心構えを意識しておく必要があります。
- 1、積極的に挨拶
- 2、時間厳守
- 3、報告、連絡、相談の徹底
- 4、身だしなみに気をつかう
- 5、名刺の扱い
- 6、体調管理
- 7、会社のルールを守る
- 8、整理整頓する
- 9、公私混同しない
- 10、メリハリをつける
- 11、社会人としての自覚、責任感を持つ
- 12、電話業務への取り組み
- 13、雑務を積極的に行う
- 14、守秘義務をまもる
全部で14もの項目がピックアップされました。
非常に多いですが、どれも大切かつ基本的なことです。
社会人の心構え1!積極的に挨拶
社会人として職場で働くために挨拶はとても重要です。
会社の上司や同僚だけでなく、取引先やお客様にも積極的に挨拶することを心がけてください。
私は新入社員の頃から「挨拶は必ず私から!」というマイルールを掲げていました。
どんな時でも必ず自分から笑顔で大きな声で挨拶することを心がけておけば、周りからの印象はグッと上がること間違いなしです。
社会人の心構え2!時間厳守
時間厳守も社会人として当たり前の心構えですね。
時間というのは、出勤時間や待ち合わせ、会議の開始時間だけでなく、任された仕事の納期時間も含まれます。
どんなに挨拶が上手でも、任せた仕事の出来が良くても納期が間に合ってなくては意味がありません。
社会人として時間厳守はとても重要です。
また思わぬトラブルで納期が守れそうにない場合は、必ず自分から納期が遅れる旨と大体いつごろまでに完成するのかという連絡を入れることが大切です。
社会人の心構え3!報告、連絡、相談
社会人なら誰でも『ほう・れん・そう』という言葉をよく耳にするはずです。
これは『報告・連絡・相談』を略したもので、社会人にとって大切な心構えの一つです。
何かトラブルが起きた時には必ず上司に『報告・連絡・相談』をするよう気を付けてください。
これができないと、小さなミスが大きなトラブルに発展してしまったり、取引先からのクレームにつながってしまう可能性もあります。
社会人として身につけておくべき、最も重要な心構えです。
社会人の心構え4!身だしなみ
身だしなみも社会人にとって大切な心構えの一つです。
- ボサボサの髪の毛
- はがれたネイル
- しわの寄ったシャツ
- 毛玉のついた服
- 濃すぎるメイク
職場や取引先にこのような、身だしなみに気を使わない人がいたらどうですか?
清潔感を感じませんよね。
社会人として人と関わる以上は、相手を不快にさせない程度の身だしなみは大切です。
朝仕事を行く前の準備を終えたら、身だしなみがしっかりと整っているか、外出前に鏡で全身チェックすることを徹底してくださいね。
社会人の心構え5!名刺の扱い
名刺は社会人にとって、重要な役割を果たすビジネスツールです。
名刺を適切に扱うことが出来れば、周りからも一目置かれる存在となります。
- 自分の名刺は名刺入れに入れて常に持ち歩く。
- 人からもらった名刺は分類別に分けて保管する。
- 名刺の受け渡し方法をマスターする。
初めて名刺の受け渡しをする時は、結構あたふたします。
事前に調べて練習しておいてくださいね。
実際に受け渡しをしたことが無い人は、同僚や上司にお願いして練習しておくのも良いですね。
名刺の受け渡しのマナーについては、こちらの記事で紹介しています。
一度チェックしてみてくださいね。
社会人の心構え6!体調管理
社会人としての心構え6つ目は体調管理です。
社会人として会社に勤めている以上、体調不良で休まないように努力するべきです。
同じ時期に入った新人でも、一方は体調管理ができておらず休みがち、もう一方は入社から体調不良での欠勤は無し、という事であれば、欠勤しない方に仕事を任せたいですよね。
取引先と大切な会議があったのに、相手の体調不良で会議を伸ばされてしまうのも印象が最悪です。
- うがい手洗い、マスク
- 睡眠をしっかりとる
- インフルエンザなどの予防接種
- 体調が悪いと感じたら早めの薬、休養
など、先手の予防のことです。
自分の体調のことは自分が一番分かっていると思うので、体の不調をすぐに察して予防に取り組んでください。
社会人の心構え7!会社のルール
会社には会社ごとのルールが設定されています。
例えばこれまで私がいた複数の会社には
- 業務エリアへの携帯やUSBの持ち込み禁止
- 社内禁煙
- ジーンズやジャージでの出勤不可
など様々なルールがありました。
会社独自のルールは入社した時に社内文書で確認することが出来るので、確認しておくようにしてください。
社会人の心構え8!整理整頓
社会人としての心構え8つ目は整理整頓です。
社会人になったら職場で、自分のロッカーやデスクを用意されます。
そんな会社から用意された自分のスペースは必ずきれいに保つよう心掛けてください。
ビジネスパーソンが業務中に探し物をする時間は、年間で約130時間ともいわれています。
そんな無駄な時間を生み出さないためにも、仕事に必要なものがどこにあるのかしっかりと把握できるスペースづくりを意識してください。
またパソコン内の整理整頓も大事です。
どの資料がどこに入っているのか、一目瞭然で管理しておかないと探す時間が無駄となってしまいます。
自分が急な体調不良などで会社をお休みする際に、どの資料がどこに入っているか把握できていれば、電話連絡で代わりに仕事をお願いすることも可能です。
「自分が使うものだから自分だけが場所を把握していれば問題ない」
という考え方は止めておきましょう。
社会人の心構え9!公私混同しない
社会人として大切な心構え9つ目は『公私混同しない』ことです。
公私混同とは、業務中に私的な事情を持ち込むことを指します。
- 会社の切手を使って自分の郵便物を出した。
- 週末に部下を呼び出して買い物や雑用を手伝わせた。
- 社内恋愛をし、会社内でイチャつく。
- 仕事中に友人と電話したり連絡を取り合う。
こういった行為は公私混同と捉えられてしまいます。
フランクでアットホームな会社であれば多少許される可能性もあります。
しかし他の会社に転職した場合などは、通用しません。
ビジネスマナーとして会社とプライベートはきちんと分けるようこころがけてくださいね。
社会人の心構え10!メリハリをつける
メリハリつけることは、とても大切な心構えです。
メリハリとは仕事モードと休憩モードのONとOFFを、しっかりとつけることです。
仕事が遅かった私は、ランチ中にも仕事をする癖がついていました。
そんな休憩では、身体は一切休まりません。
夕方4時くらいになると、疲れて手が止まります。
そして結局、残業です。
「ランチ中はしっかり休憩してリラックスし、午後からまたリフレッシュして仕事に集中しなさい!」
見かねた上司に、そう注意された私が言われた通りにやってみると、就業時間まで集中して仕事ができました。
仕事をするときは全力で仕事をする。
休憩するときは全力で休憩する。
それができて、一人前なんだと私は思います。
社会人の心構え11!社会人としての自覚、責任感を持つ
社会人としての自覚や責任感とは、自分のすべての行動が自己責任であるという事を理解するということです。
社会人となったら、会社内での行動も、会社の外でのプライベートの時間もすべて自己責任となります。
たとえば、会社の社章をつけたまま道端で泥酔したり、社名入りの車で信号無視やあおり運転をするのは、社会人として恥ずかしい行為です。
入社した時点で、自分が何かしてしまったときは家族だけでなく会社にも多大なる迷惑をかけることをしっかりと認識してください。
社会人の心構え12!電話業務への取り組み
あなたは電話業務は好きですか?
私は社会人時代、すべての仕事の中で電話業務が一番苦手で仕方がありませんでした。
そんな私に上司は、
「電話業務は顔の見えない人と話すスキルを身に付けることができるため、コミニュケーション能力を鍛える最強のツールだ」
と教えてくれました。
顔の見えない相手に声だけで好印象を与えることができれば、直接会って話した時には間違いなく良い印象を与えることができますからね。
でも電話って相手の顔が見えないから怖いし、緊張すると言葉が出てこなくなってしまうんですよね。
最初の頃は、電話を取った瞬間からカミカミで会社名を間違えてしまったことも何度もあります。
嫌いな業務を好きになるには、とにかく量をこなすしかありません。
新人時代から何度も電話を取り続けていれば、半年から1年後には嫌でも慣れますよ。
電話のマナーについて、もっと詳しく知りたい方は、こちらの記事をチェックしてみてください。
最初は慣れないかもしれませんが、電話対応が上手な人は会社でも一目置かれる存在となります。
この機会にぜひ電話対応マナーを学んでみてくださいね。
社会人の心構え13!雑務を積極的に行う
雑務を積極的に行うことは社会人としてとても大切なことです。
「雑用するためにこの会社に入ったんじゃない!」と頭から否定せずに積極的に行ってください。
- コピー機のインクや用紙の補充
- 資料作成(コピー作業)
- 掃除
- ごみ捨て
- など
新人ですることが無くてボーっとしているよりは積極的に掃除をしている方が好印象です。
社会人の心構え14!守秘義務をまもる
ほとんどの会社では職場に入った際に、就労規則や入社前のオリエンテーションなどで『守秘義務』について説明があると思います。
会社での業務中に知り得た個人情報や企業情報は、いかなる場合も漏えいさせてはならないという義務です。
守秘義務を守るために、パソコンや資料を外に持ち出さない決まりがある会社もたくさんあります。
以前ツイッターやFacebookなどで芸能人の来店を投稿したり、個人情報が分かる内容を投稿したアルバイトスタッフや社員が問題となっていました。
そういった行為は守秘義務違反行為として、厳罰や解雇の対象とされてしまいます。
社会人となったら会社の守秘義務を徹底的に守るよう心掛けてくださいね。
社会人に大切な人付き合い!人間関係での心構え5選!
できる社会人になるには、人と上手に接する方法を身につける必要があります。
ですが新しい職場や社会人生活に慣れていない人は、「よい人間関係がつくれるか」ということが一番の不安です。
私も初めての職場へ行く前は
「上司は優しいかな」
「怖い人いたらどうしよう」
と人間関係が不安で仕方ありませんでした。
ここではそんな不安を解消するために、人間関係での心構えを5つお伝えします。
- 1、困った時は直属の上司に即相談
- 2、態度と言動をわきまえる
- 3、敬語、尊敬語、謙譲語をマスターする
- 4、感謝と謝罪の言葉を大切に!
- 5、飲み会などの上手な断り方
1、困った時は直属の上司に即相談
社会人として人間関係を円滑にしたいのであれば、何かトラブルに巻き込まれた時にはすぐに直属の上司に相談するように心がけてください。
アナタの部署に関することや、アナタ自体のトラブルに関してはアナタの直属の上司が一番把握していたり、決定権を持っています。
トラブルがあったのに、直属の上司を通り越して別部署の上司や会社のトップなどに相談してしまうと、あなたの上司の信用はがた落ちです。
上司の顔を立てるためにもまずは、直属の上司に相談するようにしてくださいね。
2、態度と言動をわきまえる・やる気を見せる
社会人として新しい職場へ行く場合は、アナタのこれまでの経歴もすべて無くして新人という立場をわきまえてください。
仕事を教えてもらっているのに横柄な態度だったり、返事をしないと印象は最悪です。
必ず教えてもらったことはメモを取ったり、しっかりと覚えようという意思を見せてください。
私が飲食店で新人教育を任されているときは、働く気のない学生さんへの教育が本当に苦痛で仕方ありませんでした。
返事もしないしダラダラと話を聞いている人には、私だけでなくほかのスタッフの態度も冷たくなってしまいます。
会社では、一人一人の働く意欲や姿勢も、周りの人に大きく影響を与えます。
社会人としての意識をしっかりと持って、せめて会社にいる間だけでも働く意欲を最大限みせるようにしてくださいね。
3、敬語、尊敬語、謙譲語をマスターする
社会人として人と関わる場合には、敬語、尊敬語、謙譲語をマスターしておく必要があります。
最近ではテレビでもよく間違った表現をしている人もいるので、人前で恥をかかないよう気を付けてください。
■敬語
~です。~ます。~ございます。
などの、丁寧な表現のことです。
敬語は普段から使える人が多いと思うので問題ないと思います。
■尊敬語
いらっしゃいます、おっしゃる、ご存知、貴社、
など、相手に尊敬を現す敬語です。
■謙譲語
弊社、伺います、拝見する、承知しました、
など、自分や自分の身内をへりくだって伝える表現です。
小学生くらいから使い始める敬語と違い、尊敬語と謙譲語は社会に出てから使い始めることが多いので、この2つを混同して使っている人が多く見受けられます。
具体例については、こちらの記事で紹介しているので参考にしてみてくださいね。
目上の人やお客様、大事な取引先の人と話すときはとても緊張するとは思いますが、間違って恥ずかしい敬語を使わないよう普段から意識してくださいね。
4、感謝と謝罪の言葉を大切に!
人間関係での心構えでは、『感謝」と『謝罪』がとても大切です。
何か教えてもらったり、仕事を変わってもらったり相手に何かしてもらったときには必ず感謝の気持ちを伝えるようにしてください。
どんな小さなことにもすぐに「ありがとうございます」と言う事が出来る人は誰からも好かれます。
また、何かミスをしてしまったり遅刻や体調不良で会社の人に迷惑をかける場合にも「ごめんなさい」や「すみません」「申し訳ありません」は必ず伝えるようにしてください。
自分の過失を認めて謝罪が出来る人もすぐに信用されます。
感謝の言葉や謝罪の言葉は上司や目上の人だけでなく、同僚などにも進んで伝えるようにしてください。
言って損する言葉ではないので、周りにたくさん良い印象を振りまくチャンスです。
5、飲み会などの上手な断り方
社会人となると必ず付きまとう『飲み会』。
「飲み会大好き!」という人もいるかもしれませんが、気を遣う上司や同僚たちと、お金を払ってお酒を飲むなんて嫌って人もいますよね。
でも嫌だからと下手に断り続けると、人間関係を崩してしまうかもしれません。
どうすればいいのでしょうか?
飲み会に誘われた場合は
「お誘いありがとうございます。予定を確認してみます」
とまずはお礼を述べて、手帳などを確認するようにしてください。
そのわずかな時間に断る理由を考えることが出来ます。
「今日は歯医者を予約しているんです。」
「その日は友人の結婚式があるんです。」
「水道の修理の立ち合いがあるんです。」
「旦那がうるさいので飲み会は遠慮しておきます」
など、様々な断り方があります。
すべての飲み会を断っていると、周りの人に「付き合いが悪い人」と思われてしまいます。
「2か月に1回だけ参加する」など自分の中でルールを作って、飲み会に参加するようにしてくださいね。
まとめ
今回は仕事に対する心構えをご紹介しました。
社会人として、会社や職場の一員として最低限必要なルールから、人間関係を円滑にする心構えまで様々ありました。
私自身、今回仕事のできる上司や同僚からたくさんの心構えを聞くことができて本当に勉強になりました。
今回ご紹介した心構えを是非習慣づけて、10年後に他の誰よりも『仕事のできる人』を目指してくださいね!