バレンタインデーの義理チョコは職場の人に配るべき?
「あー、バレンタインデーめんどくさい!」
「なんで職場の男性に義理チョコ配らないといけないの!」
2月14日はバレンタインデー。
職場で働く多くの女性は、義理チョコを配るのを非常に面倒くさく感じているようです。
そこで
- もらう側の男性は義理チョコについてどう感じているのか?
- 本当に配る必要があるのか?
について、お伝えします。
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バレンタインデーのチョコレートをもらう男性側の本音とは
女性側からの目線で考えると、
と思いますよね?
もちろん、
「もらえるならもらいたい」
「もらったらうれしい」
という男性がいるのは事実なのですが、逆に迷惑と感じている人もいるようです。
そこでバレンタインデーのチョコレートについて、男性側の本音をご紹介します。
義理チョコについてのアンケートを実施しました
ネットで副業をしている男女を中心に、職場での義理チョコのやりとりについて、アンケートをおこないました。
その結果では、男性の6割が義理チョコを迷惑だと感じていました。
アンケートの方法や、対象者が変われば異なる結果がでるかもしれません。
ですが、全ての男性が『義理だとわかっていてもうれしい』と感じているわけではない、ということが分かってもらえると思います。
アンケートの詳しい結果は、別の記事で紹介しているので、一度チェックしてみてくださいね。
義理チョコをもらいたくない一番の理由は『お返しがメンドウ』
アンケートでは、義理チョコをもらいたくない理由も回答してもらいました。
この結果を見ると、男性は義理チョコのお返しを負担に感じていることがわかります。
よく考えるてみると、女性も義理チョコに負担に感じているのだから、男性もお返しを用意することに負担を感じるのは当たり前ですね。
そう考える女性もいることがアンケートから見て取れますが、そのことも男性が義理チョコをもらいたくないと感じる原因の一つになっているようです。
中年男性に聞きました『義理チョコもらいたくない理由は?』
一言で職場の男性といっても、20代の若い世代から、40代50代60代の中年世代まで幅広いですね。
その中で若い世代は、義理チョコを純粋に嬉しく思っている人が多いのではないでしょうか。
では40代50代はどうかというと…
『ママのお仕事』の名目上編集長のカナザワさんいわく、
「やっぱり異性から何かもらうのは嬉しいよね」
とのこと。
でもお返しなどを考えると、迷惑に感じてしまうようです。
さらに、中年ならではの理由もあるとか…
健康診断を気にするお年頃なんだそうです。
「チョコ好きなだけに、我慢するのはつらいのです」
「もらったものを、他の人にあげるのも失礼だよね」
そんな苦悩もあるんですね。
私も一部、他人事ではありませんが…
バレンタインのチョコレートを職場の人に配らないのはありなのか
会社の飲み会や社員旅行の場合、仕事の1つと考えられることが多いので、なかなか断れないということも多いですね。
断ったら先輩や上司に良い顔をされなかった、という経験をした女性も多いのではないでしょうか。
その点、バレンタインデーのチョコレートは強制されることではありません。
だから、
という女性も多いのではないでしょうか。
私も、個人で判断すればいいいと思います。
ただし、お返しを期待するべきではありません。
義理チョコ同様、そのお返しも強制されることではないんです。
本メディアで実施したアンケートでは、コミュニケーションになるから義理チョコを渡しているという意見がありました。
これについては、否定はできません。
双方気持ちよく、イベントとして楽しめるなら、とてもいいことです。
しかしお返しを強制されたと感じた場合はどうでしょうか?
嫌な気持ちでプレゼントを用意して、嫌な気持ちでプレゼントを渡す…
私はコミュニケーションに、ならないと思います。
今まで配る慣習がある場合は自分だけ辞めないほうがいいケースもある
女子社員の金額的な負担を軽くするために、女性全員でお金を出し合って、バレンタインデーのチョコを用意するという職場もあります。
このようなケースの場合、自分だけ参加しないのというのも、難しいですよね。
このようなときは周りの人に合わせて協力した方がよいですね。
私が以前勤めていた会社は男性が20数名に対して、女性社員が3人でした。
女性全員でお金を出し合ってチョコを用意していたのですが、300円程度のものを渡していたので、女子一人当たりに換算すると2,500円~3,000円程度の負担になっていました。
そこで、パーティーサイズのお菓子をいくつか買ってきて小袋にわけて渡すという手段を取りました。
「こんな子どもだましみたいなことまでしてあげる意味ってあるのかな?」と思いましたが、男性みんな喜んでくれましたよ。
義理チョコ配らなくてギスギス?そんな職場は気持ち悪い
アンケートでは、こんな意見がありました。
こんなふうに考える人がいるんですね…
私は出会った事が無いので、驚きました。
この人が、口に出したのは問題ですが、このように考えることは、この人の勝手です。
そして、あなたがこの人にチョコをあげないのも、あなたの勝手です。
男性の意見に、自分を合わせる必要はありません。
よく考えてみてください。
一人ならともかく、チョコをもらえないくらいで、いつまでも拗(す)ねている…
そんな男ばかりの職場。
気持ち悪いと思いませんか?
ね、編集長?
ですよね。
そんな気持ち悪い男たちに、自腹でチョコをあげるなんて…
とても無駄なことだと、私は思います。
チョコレートに限らず感謝の気持ちはうれしいもの
ここまで義理チョコを配るかどうかは、個人で判断すればいいいとお伝えしてきました。
ですが、バレンタインのチョコレートは職場の雰囲気を円滑にする効果があると思っています。
だって男性の離席中に、机の上にチョコレートを置いておいたら、みつけたとき本当にうれしそうだったんですよ。
同じ会社にいても、なかなか面と向かって感謝の気持ちを伝えることってないですよね?
普段は照れくさくて言えない言葉も、メッセージカードになら書いて渡すことができました。
うれしそうな顔でメッセージを読んでもらえたときの、私もうれしかったな、という気持ちは十数年経った今でも鮮明に覚えています。
チョコレートに限らず、周りの人から「ありがとう」と言われて、嫌な気持ちになるという人はいません。
同じ会社にいれば、大変なときに手伝ってもらうこともありますし、会社を休んだときに誰かにフォローしてもらうことも、たくさんあります。
もしかしたら、自分が気付いていないだけで助けてもらっていることもたくさんあるかもしれません。
義理チョコと考えてしまうと憂鬱な気持ちになってしまうこともありますが、バレンタインは男性社員に感謝の気持ちを伝える日と考えてみませんか?
感謝の気持ちを持つことで人間関係を円滑にすることもできますし、照れくさくて言えない言葉もメッセージカードにすれば素直に伝えることができるのでおすすめです。
ただし、あげる方ともらう方、双方とも負担にならないように、してくださいね。
義理チョコランキング
アンケートでは、送ったことがある義理チョコの銘柄も回答してもらいました。
アンケート記事でも簡単に紹介していますが、ここではどんなチョコなのかも含めてお伝えします。
義理チョコの銘柄1位:ゴディバ
ゴディバは、ベルギー王室の御用達ともされている、ベルギーのチョコレートメーカー。
2018年に、「日本は、義理チョコをやめよう」と広告を出したのが有名。
個人的には、広告だけでは弱いので、全てのチョコに『本命』と書くことを提案したい。
現在は、義理チョコから友チョコ・本命チョコまで幅広くプレゼントとして購入されています。
■ゴディバ公式サイト
義理チョコの銘柄2位:メリー
メリーチョコレートは、初めて日本でバレンタインデーのチョコレートを販売した会社の一つと言われている、日本の菓子メーカー。
現在はロッテのグループ会社。
義理チョコの銘柄3位:モロゾフ
モロゾフは、兵庫県の洋菓子メーカーです。
菓子販売店舗を中心に、カフェやレストランを全国に展開しています。
■モロゾフ公式サイト
義理チョコの銘柄4位:チロルチョコ
おそらく、みんな知っている子どもの味方なチョコレート。
もちろん大人でもOK。
しかしチロルチョコが会社名だということは、あまり知られていない。
■チロルチョコ公式サイト
義理チョコの銘柄5位:ロイズ
ロイズ(ロイズコンフェクト)は北海道に本社がある、製菓メーカー。
ロイズならではというオリジナリティを、追及している。
■ロイズ公式サイト
まとめ
いかがでしたか?
義理チョコについてのアンケート結果をもとに、男性に義理チョコを渡すべきかどうかについてお伝えしてきました。
仕方なく渡すというのであれば、義理チョコは必要ないと個人的には思っています。
ですが、どんなに安価なチョコレートだったとしても感謝の気持ちを伝えることができます。
チョコレートの金額は控えめに、感謝の気持ちをたくさん込めて贈ってみてくださいね。